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【未来を拓く挑戦者】【18卒】クボタの総合職の本選考体験記 No.4653(立命館大学/男性)(2018/2/5公開)

株式会社クボタの本選考における、説明会の参加からWebテスト、エントリーシート、面接、内定までの選考内容や注意すべき点などを公開しています。面接の実施時期や評価されたと感じたポイントなど先輩のアドバイスを見て、選考対策に役立ててください。

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2018卒株式会社クボタのレポート

公開日:2018年2月5日

選考概要

年度
  • 2018年度
結果
  • 内定入社
職種
  • 総合職

投稿者

大学
  • 立命館大学
インターン
  • 未登録
内定先
入社予定

選考フロー

企業研究

まずは、自身が活用できるあらゆる手段で会社について調べつくした。公式ホームページはもちろんのこと、新聞やニュースサイトのデータベースにも学校のものを使えばアクセスできる。口コミサイトなども参考になるが、回答者の属性なども考えると、やはりOBなどの実際にその企業で働いている人のリアルな声を聞きつつ、自分の中で情報を整理していく方が自分には合っていた。実際に面接に進むまでにイベントなどで会社の方と触れ合う機会もあるため、そこである程度質問をするなどして疑問を解消していった。これらを通して、自分の中で具体的な企業イメージを作り、この企業が現在世界および日本の中でどのような立ち位置にあり、課題は何なのか考えていく。そこで自分がアピールできる能力の中で、より効果的なアピール方法を探った。しかし選考を通して、それほど会社や業界に対する知識を話す機会もなく、シンプルな質問が非常に多かったため最後はやはり人となりというか、人間性を見ているような気はした。

志望動機

事業領域が多岐にわたっているため、そこからひとつ選んで回答する。私の場合農業機械を第一志望とし下記のように回答した。
「一次産業において、手作業からの機械化を促進し、世界の食糧問題解決に貢献したいからです。実家が農業と漁業を営んでいたことから、私にとって農業機械は、小さなころから身近な存在でした。そして、もともと農業のみを営んでいた祖父から、農業機械を導入することによって生産性が向上し、漁業との兼業が可能になったという話を聞いたときは素直に驚き、農業機械という技術の持つ可能性を実感しました。加えて、貴社が米国や中国など海外市場開拓において実践してきたマーケットインの思想は、私がこれまでの海外経験において強く実感してきたことそのものです。そして、その考えを体現する営業の活躍フィールドは、貴社の畑作重点攻略地域である欧米にかぎらず、稲作が主体である東南アジアなど、限りなく広がっています。私は人類共通の課題である食料問題解決に向けて、祖父の経験を世界に拡大するために貴社の農機事業の営業職を志望しています。」
他の事業に携わる可能性ももちろんあるため、上記のような回答を他にも用意し、一辺倒にならないようにすべき。

説明会・セミナー

時間
- -
実施時期
2017年03月

座談会・懇親会

形式
学生不明 面接官不明
実施時期
2017年03月

説明会・セミナー

時間
- -
実施時期
2017年03月

エントリーシート 通過

実施時期
2017年03月
通知方法
メール
通知期間
1週間以上

ESの内容・テーマ

大学で最も力を入れて勉強している内容。/人生で最大の挑戦。/当社の事業部の中で最も希望するものとその理由。

ES対策で行ったこと

とにかく誰が見ても伝えることが簡潔でわかりやすくなるよう友人やOBをはじめとした信頼できる周りの人に見てもらい、感想を聞き、ブラッシュアップした。

WEBテスト 通過

実施時期
2017年04月
通知方法
メール
通知期間
1週間以上

WEBテスト対策で行ったこと

先輩からもらったテキストなどを友人と交換するなどし、複数冊解き、問題に慣れた。

WEBテストの内容・科目

言語、非言語、性格

座談会・懇親会

形式
学生不明 面接官不明
実施時期
2017年04月

リクルーター面談・人事面談

形式
学生不明 面接官不明
面談時間
- -

実施時期
2017年05月

1次面接 通過

実施時期
2017年06月
形式
学生1 面接官3
面接時間
30分
面接官の肩書
不明
通知方法
電話
通知期間
3日以内

評価されたと感じたポイントや、注意したこと

言い尽くされているかもしれませんが、しっかりと相手の目を見てはっきりと話し、面接官と「コミュニケーション」をするかどうか。正直、回答内容は同じ大学生で大差ないと思うため、営業を志望していることからも笑いなどを交えつつ、まじめで明るい子をアピールした。

面接の雰囲気

待合室でも若手の人事の方は緊張がほぐれるよう配慮してくれた。面接開始後も終始穏やかな印象で、質問もESに沿って行われるごく普通の面接。

1次面接で聞かれた質問と回答

もし差し支えなければ、当社のほかにどのような企業を受けていますか。また、内定は既にいただいていますか。理由なども教えてください。

就職活動では、BtoBメーカーを中心に受けており、非常に幸運ながら内定も既にいくつかいただくことができました。会社名を挙げますと、御社の競合であるヤンマー様や、電子部品メーカーの村田製作所や京セラ、電子部品関連の日東電工様から内々定を頂き、最終選考の結果待ちで小松製作所様や信越化学工業様などです。私が御社を含めこれらの企業を志望する理由は、数々の日本のメーカーの中でもまだ世界で高い競争力を維持していると感じているからです。交換留学を中心とした海外経験から日本の立ち位置を少しですが客観的に認識することができました。就職活動を通して、自分がその競争力の維持に少しでも貢献し、強い日本のメーカーとして更なる海外展開を図る御社の戦略をけん引するような人材となりたいと思ったため御社を中心としたこれらのメーカーを受けています。

大学で最も力を入れて勉強している内容はなんですか、詳しく教えてください。

現代東アジア言語文化専攻において中国を中心に政治から歴史まで幅広く学んだ後、現在は近現代中国ゼミに所属しています。特に、清朝末期から第二次世界大戦における中国近代化の歴史に関心があり、卒業論文執筆に向けて英語や中国語の資料を駆使し、研究を進めています。19世紀からの西欧列強の侵略によって滅亡に瀕していた中国では、孫文などの知識人が、中国を近代国家に変革させようと尽力します。その過程は、当時の最先端であった西欧的国家システムの実践であり、同時に中国の伝統的価値観とのすり合わせでした。そのために、知識人はまず新聞や雑誌を通じた思想拡散などを行い、一般民衆へのアプローチを進めていきます。私は、この出版物というマスメディアに注目することで、当時の知識人の国家思想や民衆への波及効果、価値観の変遷などを明らかにしていきます。現代世界の基礎が築かれた近代から、今の中国と世界を見る目を養っていきます。

最終面接 通過

実施時期
2017年06月
形式
学生1 面接官4
面接時間
30分
面接官の肩書
人事部長/若手の人事
通知方法
直接
通知期間
即日

評価されたと感じたポイントや、注意したこと

前回と同じように面接官としっかり「コミュニケーション」をとること。志望度も大事だが、他者と迷っているなら、その理由や入社の決め手など自分にとって大事なものが何なのかしっかりと説明できれば、「第一志望です。内定をもらえれば入社します。」と言わなくても評価はされるはず。

面接の雰囲気

前回と同じで終始穏やかな雰囲気だった。面接官は変わっても聞かれることなどもオーソドックスで前回と同じような感じ。

最終面接で聞かれた質問と回答

今までの人生で最大の挑戦は何でしたか。その中で苦労したことや工夫したことについてもそれぞれ聞かせてください。

英国への交換留学です。私は3年次に語学スコアと奨学金を獲得することで、マンチェスター大学留学を実現させ、そこで多くの聡明な学生と出会いました。しかし、そこで彼らに比べてあらゆる能力で劣っている自分という現実を実感し、自身に失望しました。ですがこのまま一年を過ごせば「適当な努力で満足してきたこれまでの自分」と何ら変わらないと考えた私は、そこで自分の限界に挑戦しました。まず現地の最高学年向けの授業と上級中国語を、教授への直談判で受講しました。授業中に笑われることや足を引っ張ることもあり、常に劣等感はありましたが、日本人として私が授業に貢献できる方法を模索しました。結果、予習復習を徹底しつつ、事前に各授業の日本に関する事例を調査し、発言に織り交ぜることで、自身の存在価値を見出すことができました。この留学で得たことは、単位や語学力、異文化適応力はもちろんですが、何より逆境を耐え抜く忍耐力です。

大学生活で何を学びましたか。

田舎で過ごしていた高校時代までと違いすぎて学ぶことばかりでしたが、最も大きなものは自分は結局大したやつではないということです。先ほどの話にもありましたが、誰かと較べたときにわかりやすい能力として秀でたものは特に無く、自分が嫌になることもありましたが、逆にそれを知れたことで小さな、言葉は悪いですがしょうもないプライドを捨てて、がむしゃらに努力することの大切さを知ることができました。大学生活を通して、自信に満ち溢れたときと、自信を完璧に喪失するときを繰り返すことができたので、入社後に限らずこれからどのような環境においても、自分におごらず努力することの大切さを知ったという学びは活かしていくことができると信じています。

内定者のアドバイス

内定後の企業のスタンス

内定を頂いた後も、どこに迷っているのかなど人事の方総出で相談に乗っていただいた。どの方も迷うのは当たり前というような雰囲気で、圧力は一切なかった。

内定に必要なことは何だと思うか

やはり選考のどの場面でも、受けている企業に対して興味を持ち、常に疑問を持つ姿勢だと感じた。同じ企業でも、部署や仕事内容で、社員の方が持っている会社に対するイメージも異なるはず。そこをはじめ、実際に仕事しているからこそわかる生の声にどれほど耳を傾けることができるかだと思う。そのためには当たり前だが、事前のリサーチと自分の志望動機が重要になってくる。それらを考慮したうえで、なぜ自分がこの会社を志望するのかをしっかりと相手に合わせつつアピールすることが大事だと感じた。

内定が出る人と出ない人の違いは何だと思うか

文系の場合やはり言っていることに行動が伴っている。自分が本当にそのような仕事や事業内容に興味があるなら、知識はあって当然だと思うし、海外で活躍したいとアピールするなら語学スコアやそれに基づいた経験はやはり大事だと感じた。できなかったならその理由もきちんと根拠立てて説明できるなら問題ないと思う。

内定したからこそ分かる選考の注意点

インターンに参加したかどうかはそれほど重視されていないような気がした。イベントへの参加などは、当たり前だがその企業への興味や志望度と直結すると思うので、参加した後もやる気を見せることは重要だと感じた。

内定後、社員や人事からのフォロー

「入社するなら納得した形で」というような雰囲気で、希望する社員の方との交流の場も設けていただき、非常によくしていただいた。

内定後入社を決めた理由

入社を決めたポイント

  • 会社のブランド・知名度
  • 社員の魅力・実力
  • 福利厚生・手当・働きやすさ
  • 海外拠点で働きたい
  • オフィス・オフィスの位置・働く場所

入社を迷った企業

株式会社村田製作所

迷った会社と比較して株式会社クボタに入社を決めた理由

最終的に村田製作所と迷うことになったが、クボタに決断した理由として、海外への行きやすさと社員の方の雰囲気が最も大きな要因となった。中でも社員の方の雰囲気は、自分がこれから多くの時間を共に過ごす場所の雰囲気と直結するため私にとっては非常に重要だった。配属先もわからないが、就活のイベントやOB訪問などで15人ほどの雰囲気を実際に比較したうえで、クボタの方が温かい家族的な雰囲気を感じることができたので最終的にこちらに決めた。

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クボタの 会社情報

基本データ
会社名 株式会社クボタ
フリガナ クボタ
設立日 1930年12月
資本金 841億3000万円
従業員数 54,185人
売上高 3兆207億1100万円
決算月 12月
代表者 北尾裕一
本社所在地 〒556-0012 大阪府大阪市浪速区敷津東1丁目2番47号
平均年齢 40.0歳
平均給与 798万円
電話番号 06-6648-2111
URL https://www.kubota.co.jp/
採用URL https://www.kubota.co.jp/recruit/graduate/index.html
NOKIZAL ID: 1130430

クボタの 選考対策

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