16卒 本選考ES
技術職
16卒 | 名古屋大学大学院 | 男性
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Q.
過去10年間〜将来の自分史(事実をもとに1行で表現してください)
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A.
06:卓球にひたすら打ち込んだ高校2年。学外の社会人チームの練習などにも積極的に参加。 07:卓球部主将となり、団体で県ベスト8の快挙達成。部活引退後の下半期は受験勉強の鬼と呼ばれる。 08:妥協したくなかったため浪人を決意。ひたすら勉強に打ち込む。 09:晴れて希望の大学に入学し、単位取得と卓球に打ち込む。 10:単位もほぼ取り終え、卓球に打ち込む生活。レギュラーを目指して奮闘する。 11:上半期、全国国公立大学卓球大会の委員長を務める。下半期からは副主将として部をまとめることに尽力。 12:卓球部の悲願であった、東海学生リーグ2部優勝を達成。部活引退。大学院入学試験不合格。 13:研究活動に没頭。複数の企業との共同研究などにも積極的に参加。大学院入学試験を再度受験し合格。 14:新規の研究を企業との共同研究の一環として開始。 15(目標):9月に開催される学会発表で、賞を取ることを目標に研究に励んでいます。 続きを読む
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Q.
上記を踏まえて、自分の特徴をPRしてください。
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A.
私は、何事にも全力で取り組み諦めずにやり抜く事ができます。高校・大学学部時代の卓球部では常にチームの勝利を目指して練習に没頭しました。また、試験に落ちても妥協することなく、納得のいく結果が出るまでやり抜きます。 続きを読む
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Q.
今までに技術的に感動した製品や技術にどのようなものがありますか?また、どのような点に感動しましたか? (ブラザーの製品・技術でなくても結構です。)
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A.
私が感動した製品は、ダイソンの羽の無い扇風機として知られる「エアマルチプライヤー」です。感動した点は2点で、①本体内部のファンが発生する音の周波数を揃えた上で、ヘルムホルツ式空洞を用いてその周波数帯の音を軽減することで騒音低減を実現した点。②円形の送風部を飛行機の翼のような断面にすることで圧力差を作り、周りの空気を巻き込むことで、本体内部のファンが吸い込む十数倍の流量の送風を可能にした点です。これら一つ一つの原理は流体の研究者、騒音の研究者には広く知られていることですが、これらを融合させ扇風機に応用した開発の柔軟性にも驚きました。私もこのような柔軟な発想を持って製品開発に取り組みたいと考えています。 続きを読む
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Q.
大学での学業面で特に興味を持ち没頭したことは何ですか?また、その経験を具体的に教えてください。
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A.
ディーゼルエンジンのピストン、コンロッド設計に興味を持ち没頭しました。これは、設計・製図の授業の一環として行われました。各個人に与えられえた仕様書に基づき、エンジン内の状態を熱力学、材料の強度や形状を材料力学など様々な観点から詳細な寸法の検討を行いました。また、ドラフターを用いて実際にピストン、クランクシャフト、コンロッドを製図し、詳細な形状まで図面に起こすとともに、製図によって発覚した形状や寸法的な矛盾を再度熱力学・材料力学の詳細検討に立ち返りフィードバックを繰り返しました。部品を実際に製造する段階まではできませんでしたが、この設計を通して単なるエンジンの仕様から熱力学、材料力学、機械力学など様々な分野が関わりあいを考えながら、各部品を図面に起こすまでの一連の製品を作るまでの工程は実際に行うことが出来たため、非常に興味を持って取り組むことができました。 続きを読む
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Q.
学業以外の面で学生時代に興味を持ち没頭したことは何ですか?また、その経験を具体的に教えてください。
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A.
私は、全国大会の委員長として、初の運営実務マニュアルの作成に没頭しました。この大会は1400名近い参加者を抱える大会にも関わらず、毎年場当たり的な運営が行われる結果、試合進行が遅くなるトラブルが続いていました。そこで私はこの状況を断ち切るべく、初めて実務マニュアルの作成に挑戦しました。運営チームを巻き込みそれぞれが主体的に動けるような雰囲気づくりをすることで、詳細な実務マニュアルを完成させました。その結果、延べ5日間約1400名の大会は一切のトラブルを起こすことなく終えることができました。 続きを読む
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Q.
論文テーマと内容
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A.
テーマ:翼間のはく離/再付着流れと発生騒音に関する研究 本研究では、自動車用エアコンの送風機に用いられるシロッコファンの騒音低減を目的に行われています。近年の自動車はハイブリッドエンジンの導入や走行による騒音が低減され、相対的に車内の空調騒音が目立つようになり、快適な車内環境を実現するためには空調騒音の低減が必要不可欠になっています。そこで私たちは、シロッコファンの翼間の流れが音発生の原因の一つと考え、“騒音”の原因となる“流れ”の特定を目指し、研究を進めています。現在は、シロッコファンの翼モデルにて騒音データの取得および、流れデータの取得を行っている段階です。今後、計測したデータを擦り合わせることで、騒音発生のメカニズム解明する予定です。さらに、最終的には、解明したメカニズムを基に、騒音低減効果の見込める翼形状の設計まで行う予定です。この研究は、企業との共同研究の一環で行っていることもあり、騒音低減効果が認められれば製品にそのコンセプトが採用される可能性があり、やりがいと責任感を感じながら日々研究に励んでいます。 続きを読む