18卒 本選考ES
研究職
18卒 | 神戸大学大学院 | 男性
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Q.
コース選択の理由をご記入ください。
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A.
アレルギー治療を通して食と健康の密接な結びつきを知る中で、「人々の健康を支える製品を作りたい」と強く思うようになりました。観光でタイを訪れた際、短い間でしたが途上国における健康意識が希薄であることにも問題を感じ、おいしさと健康を掲げ、海外展開にも注力する貴社で自らの思いを実現したいと考えました。 続きを読む
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Q.
学業・ゼミ・研究室で取り組んでいる内容をご記入ください。
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A.
少ない副作用で高い効果が期待できる抗体医薬の需要が増す中で、その高額な医療費が問題となっています。抗体医薬生産では抗体にのみ結合する吸着剤を用いて目的抗体と夾雑物を分別する必要があり、ここでの莫大なコストが高額な抗体治療を招いています。そのため吸着量が大きく、かつ細孔内への抗体流入が迅速である高性能な吸着剤の開発が求められています。私は吸着性向上のための具体的な改善箇所を明確にする目的で、吸着剤内の抗体の拡散・吸着挙動を解析しています。解析結果から、当研究室ではより高性能な吸着剤の開発検討を行っています。抗体医薬の製造コストを減らし、多くの患者様に抗体治療を届けることが私の研究の最終目標です。 続きを読む
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Q.
学生時代に最も打ち込んだことは何ですか。
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A.
私は学生講師のアルバイトに注力しました。新規開校校舎でリーダーの役割を任されて働く中で、「生徒の成績向上」が最重要課題でした。当時の校舎別の模試成績が最下位だったためです。私は「この校舎だからこそ出来る指導」を突き詰め、どこよりも一人ひとりに親身で適切な指導ができる校舎を目指しました。 面談や日々の対話から生徒の様子を注意深く観察し、彼らの特徴や考えを理解することに努めました。数学が苦手な生徒には詳細なオリジナル解答を作成し、勉強に意識が向いていない生徒には、時に厳しく学習を促しました。現在、成績は年間を通して1位を維持しており、校舎の成長に自らが貢献できたことを嬉しく思っています。 続きを読む
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Q.
大学時代にまわりの人をあっと驚かせたこと、感動させたことについてご記入ください。あなたのかかわり方、役割がわかるように具体的に記入してください。
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A.
所属研究室の教授を驚かせました。研究活動において従来の概念とは異なる吸着挙動を確認し、これを説明することに私は勿論、教授も頭を悩ませていました。打開案を模索していく中で、私は固定概念を取り払うことに拘りました。これまで当然だと認識していた「吸着速度定数は一様である」ことを疑い、速度の遅い二次的な吸着を提議しました。教授も始めは懐疑的な意見でしたが、検証した結果、そうした吸着挙動を確かめることができました。それが吸着性向上のための具体的な改善箇所の提示にも繋がり、教授からは「ここ数年で1番びっくりしました!」と言って頂きました。自らのアイデアが実証される「研究の醍醐味」を感じた経験でした。 続きを読む