【19卒】村田製作所の夏インターン体験記（理系/総合職）No.3727（2018/10/10公開）

就活を早めにしておきたかったのと，それによって就活の友達ができて色んな生の情報を得られるのではないかと思いインターンシップに興味を持った．またインターンシップの選考を受けることで面接慣れしておこうと思っていた．

このインターンシップを受ける前にESを先輩に見てもらったり，先輩が面接官となり面接の基本的なことから（入室から退出まで）練習をした．

WEBテスト → エントリーシート → 最終面接

インターンシップの後で面接官の人と話す機会があって，どこがよかったのか聞いてみると意外と当たり前の会話ができている人が少ないと聞いて，緊張していてもしっかり矛盾なく話せるかがポイントだと思う．

研究において何に苦労しましたか

実験全体の系の作成に関してですね．私は「乾燥･焼成中の塗布膜の被膜形成過程に関する研究」を行っております．この研究では非接触な手法は私の研究グループ内では扱っていませんでした．そこで私は学会に自主的に参加することで自身の知見を少しでも広げ，また担当教授だけでなく化学工学以外の分野の人達とミーティングの場を設け、意見交換をしているとき、医学分野でレーザー血流計測に使う散乱光技術を塗布膜の被膜形成過程に適応できるのではと考えました．

インターンシップへの応募動機およびインターンシップを通じて学びたいことについて教えてください

私は世の中に新しい製品を送り出し、社会に影響を与えられるような仕事に携わりたいという想いを持っています．応募した業種はその実感が得やすいと考え、是非とも直に貴社の技術力の高い研究開発の現場を体験したいと思いこのインターンシップに応募致しました．世界に大きく影響を与えられる事業内容があり、あらゆるエレクトロニクス製品に欠かすことのできないコンデンサのリーディングカンパニーである貴社は、特にその影響力が大きいと考えました．インターンシップを通じて実際の貴社の現場の雰囲気や技術者の方との交流を通して現状の自分にはない知識や能力を把握し今後に活かしたいと考えております．

積層セラミックコンデンサ用原料の製造技術業務の役割概要を理解する

1週目にやったこと

1日目は八日市の受け入れ，業務説明，安全教育，全体の概要説明から入った．この会社自身のルールの把握を行った．1週目は工場見学，3つのテーマの実験などの説明，データを収集に努めた．

2週目にやったこと

2週目は主に1週目に取ったデータをもとに考察を行う時間が増えた．また実際の別の事業所での製造業とはどういうものかを担当社員の方につれて行ってもらい色々見せてもらった．
最後に2週間の成果をプレゼンした．

課の部長，SM，課長など

特になし

結果を出そうと本当によく頑張ってくれたと思いますし、実際に意義のある結果が出てよかったです．私としては、私の仕事も大いに進んだし、後輩、部下と一緒に仕事をする大変さ、楽しさ、部下の成長を目にする嬉しさを感じることができ、本当に良い刺激になりました．
「計画、実験、観察、推理」
これを意識し、大切さを理解してくること。社会人流にいえばPDCAですね。
是非今のうちから意識し、自身の研究、将来の社会人生活での武器にしていただければと思います。

と言われたのが印象的でした．

まず，学生の気分ではいけないと思い，自分はこの会社のいち会社員だと考えるようにした．
生活リズムにもなれるのが予想以上にも，なかなか大変だった．会社終わってから同じ事業所の学生とのコミュニケーションをとって情報交換するのが時間がかかった．