【ロングセラーブランドとの出会い】【20卒】不二家の冬インターン体験記（文系/営業職）No.7826（立命館大学大学院/男性）（2019/10/21公開）

もともと、食品メーカーに興味を持っていたことが最初のきっかけである。中でも、カントリーマアム等のロングセラーブランドを保有しながら、ケーキ等を販売する洋菓子店も経営していることは独自性が高く、企業研究を深めたいと考えたため。

就活会議等の、情報プラットフォームを通じて通過している学生の特徴やESの傾向などを分析した。やはり、洋菓子事業と菓子事業の二本柱をプッシュしている人が通過している傾向にあると感じた。

企業説明/新商品のお菓子を考えようというワーク/社員座談会

1日目にやったこと

分離礼などのマナー研修、企業説明会、お菓子の新商品を提案するワーク、社員座談会。
お菓子の新商品提案ワークの途中にお昼休憩があり、休憩時間中も常にアイデアを練っていました。

マーケティング部の若手社員/人事部

不二家のお菓子を頂いておりました

グループワークの中で、全員をまとめながらも出しゃばり過ぎず意見も引き出しており、非常に素晴らしいワークスタイルだと褒めていただけました。いつも迷いながらワークを進めていましたが、自分の自信につながりました。

インターン本番で大変だったことは、お菓子の新商品提案ワークです。お昼休憩の時間を除けば2時間程度で手書きのプレゼンシートへの記入まで進めて、発表しなければならなかったです。
チームメンバーも６人と多かったので、全体をまとめながら短時間で結論を固めるのは大変でした。

不二家の洋菓子事業は自社の店舗のみならず、様々な飲食店にBtoB販売していることを知ったのは目から鱗でした。しかし、BtoB洋菓子は不二家ブランドがブラインド状態で展開されているため、自社のブランド資産を増加する機会損失が惜しいと感じました、

新商品提案ワークがあるのでマーケティングの基礎知識は欲しい。また、現在市場にはどんなお菓子があって、どんなお菓子が商品棚から淘汰されたかなどのトレンドも、ある程度は知っておくべき。

食品メーカー全般に言えることですが、組織の体質がまだまだ古典的だと感じました。
洋菓子事業と菓子事業の異動が存在していなかったり、お礼の角度を重視したりなど、昭和気質を感じました。また、社員さんも緩い雰囲気の方が多く、この先変化に対応していけるのか不安に感じ、働く姿がイメージしづらくなりました。

思いませんでした。本選考時に人事の方から、疑い深く質問されて不快感を抱いたからです。
人は鏡と言いますし、私自身も本音は志望度が高くないことを見透かされていたのかもしれません。
とは言っても、インターンに参加していると早期選考の権利はもらえますので、有効活用してください。

社風が想像以上に昭和気質かつ、生ぬるい環境だと感じたためです。部門間のセクショナリズムもあり、柔軟に変化へ対応できず不採算事業をプライドで残し続けるリスクを感じました。
本質的に社風が古い会社であっても、今時の学生ニーズに向けた採用ブランディングを行なっていないのはどうなのかと疑問を抱きました。

インターン参加者が早期選考を受けられるというのはあるが、本選考で強く優遇されている感じはありませんでした。
優秀な学生ほど、本気で弊社に来る気があるのかということを疑われます。従って、インターン時に変に目立ちすぎるのも考えようによっては危険かもしれません。

事業会社のマーケティング職やワークライフバランスの整った会社を志望していました。特に食品業界を志望しておりました。なぜなら、マーケティング職がそれなりに権限が大きく、かつ年収もそこそこの程度はもらえるので、自分の求める要素を抑えていたからです。 また、私自身食べることは好きで、お菓子や飲料に詳しかったので一生活者として魅力を感じているのもありました。

食品メーカーの中でも古くからある小さな企業は、昭和っぽい体質のところが多いかもしれないと考えるようになりました。
また、洋菓子事業はコンビニなどの手軽スイーツに市場のパイを奪われ、非常に厳しいことを痛感しました。従って、洋菓子業界も業界としての志望度は下がりました。
私には向いていませんでしたが、細く長く働きたい人にはおすすめです。