
23卒 本選考ES
総合職
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Q.
日本銀行への志望理由を述べてください(公的な機関で働くことの意義、日本銀行でどのような活躍をしたいと考えているか等)。(400文字以内)
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A.
全国の金融機関を公的な立場から支えたいからだ。私は、認定NPOが主催する金融教育が目的の高校生向けクイズ大会の運営に携わっている。その中で、「全国の高校生の豊かな将来のために」と徹底的に考え抜いた経験から、広く人々や社会の役に立ちたいという思いが強くなった。また、この大会の地方予選は、地方金融機関の協力の下、各都道府県で開催することで、全国の高校生への均等な機会提供が実現した。この点と、地方で会社経営を行う父親の話から、地方金融機関の存在意義を強く感じた。そのため、金融機関の支援を通じて、金融教育や地元企業に貢献したいと思った。そして、以上2つの思いを実現させるため、貴行を志望する。なぜなら貴行は、全国の金融機関との対話を通じ、公的な立場から助言や実質的な支援ができる唯一の存在だからだ。入行後は、他者への想像力という強みを活かして様々な立場の意見を考慮し、利害調整の場面などで活躍したい。 続きを読む
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Q.
あなたが一生懸命打ち込んできたことを挙げ、打ち込むことができた理由とそこで得られたことについて述べてください。(600文字以内)
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A.
認定NPOが主催する全国規模の高校生向けクイズ大会の運営だ。3年間にわたって大会運営に携わってきたが、特に私が幹部となった年には、大会の存続のために抜本的な改革を試みた。例年の大会では、各班の作業が滞って遅延していた。一方で当年は、協力企業から提供された会場の都合上、余裕のないスケジュールとなった。私は、「高校生の豊かな将来のため、中立的立場から金融クイズを届ける」という大会趣旨に賛同し、運営員となった。そのため、大会の遅延による協力企業との関係悪化や次回開催の中止は避けたい。そこで、仮説をもとに前年の物品表などを分析した。結果、全物品をまとめた表を物品班のみが所有する管理体制が遅延の原因だと分かった。ゆえに、物品班が物品調達後に各班用の物品表の作成と配布を行うことにした。その際、全班の理解と協力を得るため、各班の利害と感情を考慮し、直接的なメリットを提示した後に改革の目的共有を行った。改革の結果、大会当日は各班が手元の物品表を通じて物品班と共通認識を持つことができ、遅延のない大会進行に繋がった。この経験から、分業して準備する場合でも、各々の作業から生じた新たな情報は本番前に関係者と共有しておくべきだと学んだ。そして、大会運営に打ち込むことができた理由は、かつて自分が出場した大会への恩返しの気持ちに加え、高校生が金融知識を学べる中立的な場の提供と大会存続への使命感があったからだ。 続きを読む