【19卒】日揮ホールディングスの冬インターン体験記（理系/技術職）No.5185（慶應義塾大学大学院/女性）（2019/4/9公開）

チームで物事を前に進める力，問題に適切に対処できる能力が非常に問われる職業だと思った.インターンシップ参加前は技術職のイメージが先行しており，プラントエンジニアとして活躍するには技術に対する理解の深さが大事だと思っていたが，それ以上にマネジメント能力がある人間の方が活躍の幅が広いとわかった.

社員との座談会の機会もあり，設計，建築，プロジェクトマネージャーの3つすべての部署の人の話を聞けたので，あらかじめこれらそれぞれの部署ごとに質問したいことをリストアップしておけばよかった.

働いている社員の雰囲気ががつがつとしており，「納期内に，できるだけコストを抑えて，プラントの試運転までこぎつける」という目標に対するストイックさが感じられた.こういった仕事に対するシビアさが強い環境で働くことが自分には向いていると感じたから.

プラントエンジニアに必要なマネジメント能力が自分の長所と合致していると思ったから.また，インターンシップでのグループワーク時の人事の反応で，ある程度高評価を得ている手ごたえは感じていたから.学部時に所属していた体育会でのマネジメントで，様々なトラブルに対応してきたことを面接で適切にアピールできれば，適性があると確信してもらえると思った.

自分の能力が発揮できる職種だと感じたから.また，社員のプロジェクトに対するストイックさやアグレッシブさ，プロジェクトベースでの働き方などが，自分の求めている環境と一致していたから.さらに，２０代のうちからほぼ確実に海外で勤務することができるため，他業界(エネルギー会社や商社等)に比べて若手で得られる経験が濃厚だと感じたから.

インターンシップ中のグループワークでのふるまいは人事に常に評価されているため.また，インターンシップである程度の活躍を見せていなかった人は本選考の序盤で落とされていた.

インターンシップ参加後に本選考の一貫として人事とのジョブマッチング面談があった.このときにインターンシップでの反省やそこで学んだことを聞かれ，向こうからの軽いフィードバックもあった.

インフラ分野の事業投資・運営事業に興味があったため，プラントエンジニアリング業界，重工系や商社などを見ていた.こういった事業の成長を手助けしたいという思いから，コンサルタント業界も見ていたが，どうせ関わるなら事業会社に入社し，どっぷり事業の運営に携わりたいと考えていたため，前者を中心に業界研究をしていた.

プラントエンジニアリング業界は昨今オイルガス事業の一本柱から脱却を試みており，今入社すればインフラ輸出などの新しめの案件(開拓，拡張しようとしている分野)にも携われるというところから，プラントエンジニアリング業界に対する志望度が上がった.また，エンジニアとしての知識と技術力を兼ね備えながら，相手国のニーズや経済・社会状況を踏まえた新たな都市・インフラ開発などに携われるという点は，商社などの他業界では叶わない点だと感じた.