【挑戦と創造の化学革命】【23卒】住友化学のクリエイティブスタッフ(総合職) 技術系の本選考体験記 No.24364（東京工業大学大学院/男性）（2022/6/30公開）

研究概要、現在力を入れていること

採用サイトのマイページから提出

Webで入力

エントリーシートのテーマが「研究概要」「現在力を入れていること」の二つなので、この中で自分を表現するエピソード、経験を入れることが重要であると考えました。

化学系有料メーカーの事もあり研究概要に力を入れてエントリーシートを作成しました。技術者以外にも分かりやすく伝えるために、言葉選びを工夫しました。

なし

WEBテスト用の参考書を最低でも1周しました。

SPI:言語、非言語、性格

通常のSPIと変わらないです。

SPI

ZOOMによる面接

明るくはっきりとコミュニケーションを取る事を心がけました。面接時間が短いので人柄をアピールできるポイントとしては、話し方や所作も注意した方がいいと感じました。

接しやすい人事の方との面接となり、リラックスして進めることができました。研究概要は良く分からないと言われたので分かりやすく簡単に伝えました。

なし

なし

今までに長く続けてきた物事はあるのか。それ(部活)以外にもありますか。

私は高専時代に5年間テニス部に所属し活動してきました。入部当初はテニス経験がなく初めての大会では経験者に全く歯が立たなかった経験がありますが、「やるからには高い目標を成し遂げる」という意思を持ち、日々の練習を重ねてきました。○○大会を優勝を目標に、日々の練習では、先輩や先生方に積極的に意見交換をすることで他者の優れた点や自分の改善点を徹底的に把握し活動を続けてきました。結果的には3年生の大会では優勝をすることができ、努力を重ねることの大切さを改めて実感することができました。部活以外では、サッカーを6年間続けていた経験があります。どんなことでもあきらめずに努力し続けることに対しては自信があります。

化学業界を志望している理由はなんでか。

今まで学んできた化学の知識を活かし、人々の役に立てるような製品や技術の開発をしたいと思い志望しました。化学は日常生活のありとあらゆるものの基盤となっており、それを成長させていくことで人々に貢献したいと考えています。私は高専から大学院にかけて3つの研究室に所属し、学部では高分子材料の研究を行い、高分子の配向性や機能化に着目した熱物性や溶媒への分散系、化学修飾について学びました。さらに現在の研究では、分子設計にていて学び、機能性を有した物質の合成について研究を進めています。そのため、化学修飾や有機合成だけではなく多彩なアプローチで研究開発に取り組む方法を学び、今まで育んできた専門性を活かしたいと考え化学業界を志望しています。

ZOOMによる面接

技術面接ということで、自分がしている研究を分かりやすく簡潔に伝えることを心がけました。また、研究に対する熱意を示すことも重要だと感じました。

1次面接にいた人事の人も面接にいるため、初対面ではないため安心感がありました。一方で、技術員の参加も多く、緊張感がありました。

なし

なし

技術面接のため、研究概要について説明した後に「今後の展開」について質問されました。

私は、失敗から偶然に発見した〇〇構造を持つ新規物質の特性調査のため、現在はより詳細な合成条件や高収率条件などの様々な条件検討を行っています。〇〇構造を持つ物質は、先行研究で〇〇特性や〇〇特性を有し、〇〇などの展開が期待されている物質です。そのため、今後は〇〇特性の調査を行っていき、〇〇特性の発現に期待し、研究を進めていきたいと考えています。さらに、私は現在、○○のテーマも並行して研究しており、2つめのテーマに対しても良い成果が出るように検討していきたいと考えています。具体的には、〇〇は従来の○○より高い能力を有するため、〇〇に置き換えた分子設計をすることで、より高い機能性の発現が期待されます。

技術面接のため、研究概要について説明した後に「工夫した点」について質問されました。

私が工夫した点としては〇〇の操作を行う際に、××を行ったことです。通常、○○を行うには△△などが一般的ですがその操作では、上手くいくことができませんでした。私の研究では○○ができないとそれ以降の分析ができなく、○○は私の研究において必要不可欠な操作でした。そのため、○○を実現させたいという思いが強く、試行錯誤を繰り返す中で、××を行うという発想が生まれました。××を行うという発想は、多くの論文を読みや研究室のメンバーとディスカッションを重ねる中で生まれました。結果的に○○の操作に××を行うことで、研究成果を得ることに成功しました。以上から、様々な論文を読み、多くの人と話し合うことは、新しい知識や発想を得るための経験になり工夫する力が身についたと考えています。

受付後ロビーで待機

現在の研究の熱意や「これがやりたいという具体的な分野」を伝えられるように工夫することが大事であると感じました。

本社での対面面接で学生側が3人いるため、他の人の緊張感が伝わってきました。また、面接官の役職も高い人たちであったため緊張感がありました。

なし

なし

弊社に入社してから実現したいことを具体的に説明してください。

もし御社に入社したならば、私は革新的な製品や技術を生み出すような研究者を目指し、人々に豊かさを提供できるような人材へと成長していきたいです。私は、今まで高専から化学という専門性を深めてきました。研究活動では、無機化学、有機化学、高分子化学などの様々な分野を学び幅広い視野を持った研究者に成長したいと考えています。このように、御社では今まで育んできた化学という専門性を活かし、ポリマーや化成品、セラミック、半導体などあらゆる分野に挑戦し、様々な分野を融合することで今までにないような製品を創造していきたいと考えています。さらに、多くの社員とコミュニケーションを取ることで自分自身にはない考え方や発想力を身に着けていきたいです。

学校での研究と企業での研究で大きく異なる点は何ですか。

大きな違いとしては、お客がいるかどうかだと考えています。企業での研究では、お客がいるため要望にあった製品や技術を提供するのに対し、学校での研究は、お客は存在しないため利益を求めることはありません。さらに、企業での研究ではお客がいるため、期限も存在します。目的のものを期限以内に生みだせるように努力することが違いであると考えます。現在の研究では、探求心を持って原理的なものの考え方をしていますが、製品に価値を見出す企業での研究では、常に利益も考えてないといけないと感じています。どのような組織であるか何が求められているのかを入社後にしっかりと理解し、御社で活躍できる研究者に成長していきたいと考えています。