- Q. 志望動機
- A.
鹿島建設株式会社の本選考における、説明会の参加からWebテスト、エントリーシート、面接、内定までの選考内容や注意すべき点などを公開しています。面接の実施時期や評価されたと感じたポイントなど先輩のアドバイスを見て、選考対策に役立ててください。
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2018卒鹿島建設株式会社のレポート
公開日:2017年12月13日
選考概要
- 年度
-
- 2018年度
- 結果
-
- 内定入社
- 職種
-
- 総合職
投稿者
選考フロー
企業研究
【ゼネコン全般】
・スーパーゼネコン志望であるなら、5社全ての説明会や現場見学、OBOG面談などに積極的に参加し、各社の社風を感じるべき。どの会社であっても選考の中で「何故ここが第一志望なのか」を聞いてくる。正直事業領域や数字の面でスーゼネ5社の区別をすることは難しく(建築専業、非上場の竹中は特殊であるが)、結局のところ社風や社員さんの雰囲気といったところが決め手になりやすい。特に鹿島はいわゆる「よい人」が多く、社風が決め手という人が多いだろう。
・ゼネコンの仕事について基本的なことは学ぶべき。建築/土木の2領域と民間/公共の2事業があること、その社会的意義など。
・各社の建築物は見に行く、調べるべき。面接やリク面など随所で訊かれる。また、選考中様々なタイミングで建設現場の見学の連絡があると思うが絶対に行くべき。これに行かないと落ちるとまで言える。それと素直に興味があれば楽しいはず。
・スーゼネ5社の選考は4月末、5月頭には終わることが多く、短期決戦である。しっかりと用意を。
・東洋ビジネスなどのゼネコン特集は参考になった。
【鹿島の話】
・鹿島はリクルーター制で、5回前後、毎回別なリクルーターと30分程度話して印象を見られる。そこでは、ゼネコンへの興味の理由や就活の軸など一般的なことを訊かれるので気持ちよく答えるべき。また質問などを毎回用意しやる気を示すのが良いだろう。
・鹿島の印象は優しく、気遣ってくれる方々。他者との違いは、業界をけん引してきた歴史と自負など。先取の精神。現場第一主義など。
・面接ではESに沿った一般的なことを毎回聞かれる。志望動機は非常に重要。熱意や熱い思いが伝えられるように。面接でやりたいことを訊かれた際には、まずは現場第一であるということを踏まえたうえで答えると理解度を示せるだろう。
志望動機
私は、二つの理由から建設業に最大のやりがいを感じます。一つ目は大きな社会貢献性です。福島で東日本大震災に被災した際、建設物が人々の生活を強く支え、安心や豊かさを提供していることを感じました。二つ目は仕事の成果が目に見えて分かる点です。県の土木部で働く父が、私に橋や公園を示す姿は非常に誇らしげでした。社会と家族に胸を張って働きたいと思います。
そんな建設業の中で御社を志望する理由は二つです。一つ目は進取の精神です。177年間常に先駆者として鉄道、ダム、超高層、冠をつけて呼ばれてきた御社の、時代と社会の課題に向き合い続け、様々な分野で発揮した技術とそれを裏付ける実績、そしてそこから培われた信頼は唯一のものでしょう。そんな御社で、強い主体性を持って、御社だからこそ任される時代を象徴するような案件に携わることで、大きな社会貢献をしたいです。二つ目は御社で働く皆様の人柄です。お会いした全ての方が仕事に強い誇りを抱いており、また学生である私に真摯に向き合ってくださり、人を大切にする誠実な姿勢を感じ、共に100年を作りたいと純粋に思いました。
以上から私は御社を強く志望します。
説明会・セミナー
- 時間
- - -
- 実施時期
- 2017年02月
リクルーター面談・人事面談
- 形式
- 学生不明 面接官不明
- 面談時間
- - -
- 実施時期
- 2017年02月
エントリーシート 通過
- 実施時期
- 2017年03月
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以上
ESの内容・テーマ
研究内容、志望動機、自身の強み
ES対策で行ったこと
・文章に苦手意識はなかったが、ES特有のコツや形式などを一度勉強した。
・ESそれ自体は業界など関係ないので、様々なESを見て吸収し、何度も添削した。
リクルーター面談・人事面談
- 形式
- 学生不明 面接官不明
- 面談時間
- - -
- 実施時期
- 2017年03月
リクルーター面談・人事面談
- 形式
- 学生不明 面接官不明
- 面談時間
- - -
- 実施時期
- 2017年03月
リクルーター面談・人事面談
- 形式
- 学生不明 面接官不明
- 面談時間
- - -
- 実施時期
- 2017年03月
リクルーター面談・人事面談
- 形式
- 学生不明 面接官不明
- 面談時間
- - -
- 実施時期
- 2017年04月
1次面接 通過
- 実施時期
- 2017年04月
- 形式
- 学生1 面接官2
- 面接時間
- 20分
- 面接官の肩書
- 人事、支店長
- 通知方法
- 電話
- 通知期間
- 3日以内
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
・明るく元気よく、気持ちよく話すようにしたこと
・冷静に論理的で話しつつ、自身の一番のアピールポイントや、志望動機では熱意を持って話したこと
・想定外の質問にも、焦らず落ち着いて回答したこと
・建設業界への理解と、その中でも鹿島の現場を大事にするという考えの理解を示したこと
面接の雰囲気
・面接の前に、新卒担当の方とリクルーターの方が緊張を解してくれる
・面接も穏やかで、こちらの言葉を引き出してくれる
1次面接で聞かれた質問と回答
苦難に対してどのように取り組むか
考えて、行動するという順で取り組みます。
まずは焦らずに立ち止まり、その苦難の根本にはどのようなものがあるか、苦難は細分化できないかを考えます。その際は、これまでの自身の経験や友人の経験を参考にし、また常識を疑い批判的な視点で苦難を考察します。
そのようにして問題を明確にした後、周囲を頼りながら行動します。もちろん、人任せというわけではなく自分でやれることは自分でやります。その上で、頼りになる友人に相談や解決法のノウハウを聞くことなどをし、解決に取り組みます。
そして、行動すべきことが定まった後の瞬発力にも自信があります。これまで、やると決めた際にはどんなことも恐れず果敢に、明るく声をだして取り組んできました。
(ESに書いた、サークルでみんなで集まって話し合ったという内容を受けて) サークルにはいろんな価値観の人がいて、皆が同じ目標を持つのは現実問題として難しいと思うけど、みんなで集まる意味はあるのか?
はい。あると思います。私が皆で集まって話し合うことをした理由は、けして皆で同じ方針を定めそれに従うためではありません。定めることも、従うこともそれは不可能だと私も思います。私がそこで重視したのは、多様な方向をもつ会員が、同じ場に集まって話し合ったという事実です。そうすることで、サークルとしての一体感や、これからも素直に自身の想いや考えを主張できる雰囲気、自身がサークルに取り組んでいるという気持ちを一人一人が持つこと、といったことを養いたかったのです。
私は、方針などの具体的な内容ではなく、サークルという括りで一体感があれば、皆が自身の価値観を持ったうえでサークルを楽しんでくれると思いました。自身の価値観や忙しさに合わない方針などで無理をさせては、サークルを心から全員が楽しめないのではと危惧しました。
座談会・懇親会
- 形式
- 学生不明 面接官不明
- 実施時期
- 2017年04月
2次面接 通過
- 実施時期
- 2017年04月
- 形式
- 学生1 面接官3
- 面接時間
- 20分
- 面接官の肩書
- 東京の新卒担当方、人事部の方二名
- 通知方法
- 電話
- 通知期間
- 3日以内
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
・これまでとは違い、突っ込んだ質問や核に迫る質問が多かったので、熱意を示すことを大事にした。ESやリク面では、落ち着きや冷静といった印象があったようで、そことのギャップが効果的であったようだ。
・焦らず、分かりやすくこたえること、笑顔や相槌も大事にした。
・自身の経験に裏付けること。
面接の雰囲気
・明るく、笑顔で質問してくれるため、答えやすかった
・けして威圧的ではない
・必ず、冒頭に緊張を解す質問がある
2次面接で聞かれた質問と回答
鹿島の社員何人と話したか?その中でどのようなことを感じたか。
説明会などではなく、一対一でお話しさせていただいたのは5人です。
その中で、共通して皆様から感じたのは二つあります。
一つ目は、仕事、そして会社への誇り高さです。皆様建設業の社会貢献性、その大きさに非常にやりがいを感じていられました。そして、その中でも自分たちが業界をけん引をしていくという誇りが感じられ、お世話になった○○○様の「日々鹿島がやるんだという意識で仕事をしている」というお言葉が印象的でした。ここまでの自社への誇りは他者からは感じませんでした。
二つ目は、気配りや真摯さといったものです。出会う方皆様が本当に優しく、学生である自分に対しても非常に真摯に向き合ってくださりました。就職活動だけでなく、仕事をするということ、社会人であるということ、といった長期的な視点でアドバイスをしてくれました。また、こちらが気になることや求めていることを先回りして用意し、答えてくれるようなことも多かったです。
このように、誇り高く真摯な皆様に非常に惹かれました。
就活で大事する軸と、企業選びの軸を教えてください。
まず、就活で大事にする軸は二つです。一つ目は社会貢献性です。地元で東日本大震災に被災した際、自分の安全な生活は様々なものに支えられていることを実感しました。また、私は周囲に気を配り支え、皆が楽しそうにしているのが好きなので、貢献性の大きさを重視します。二つ目は、仕事の成果が大きく目に見えて残ることです。私の父が、計画した橋や公園を私に示す姿は非常に誇らしげで、自身も父のように大事な人に仕事の成果を形で示したいなと思いました。
次に企業選びの軸も二つです。一つ目は、仕事と会社への誇りです。私は、自分達が属する集団に誇りを持ち、この集団の皆で頑張っていくのだという姿勢を大事にしてきました。その誇りがやる気や努力に繋がると実感してきました。二つ目は、気配りや真摯さという姿勢を社員の皆様が持っていることです。自身はこれまで、周囲に気を配ることや、皆を楽しませることに喜びを見出してきました。この姿勢を、働く中でも生かしたいと思っており、また
そのような方が多い企業で働きたいと思っています。
最終面接 通過
- 実施時期
- 2017年04月
- 形式
- 学生1 面接官5
- 面接時間
- 20分
- 面接官の肩書
- 前回の三人と、新たに人事の方二人
- 通知方法
- 直接
- 通知期間
- 即日
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
・最終面接であり、志望動機や頑張ったこと等よりも、本当に人間性や個性を見られており、気持ちが良い人間であるか、のようなところを見られていた。それ故、笑顔で相槌を打ち、テンポよく会話できるように心掛けた。素直に話したのも評価されたと思う。
・砕けた質問(恋人はいるかなど)もあったが、砕け過ぎないように注意はした。
面接の雰囲気
・こちらも非常に穏やかで、かなり砕けた質問もあった。
・冒頭で、緊張を解す質問がある
・この段階だと、志望動機などよりも個性や人間性を見極めたいのだと思う
最終面接で聞かれた質問と回答
他社の選考状況と、迷っているか等。またその理由など。
現在、建設業一本で就職活動をしております。その中でも、自身の会社に誇りを持っているのかという点を重視しており、竹中工務店さん、大林組さん、清水建設さん、大成建設さん、五洋建設さんを受けております。その中で、竹中工務店さんは内定を、清水建設さんと大成建設さんは来週最終面接を控えております。
もし、本日ご縁が合い内々定をいただけたならば、内定辞退と選考辞退の連絡をし、笑顔で就活を終えます。私が大事にしている企業選びの軸、自社への誇りと気配りという軸において、御社の右に出るものはございません。御社の皆様と共に仕事を頑張っていきたいと心から思っております。
第一志望であったので、嘘偽りなく、熱意を持って心から答えた。しかし、迷っていると素直に応えてもけして威圧などはなく、受け止めてくれる会社であると思う。その際は迷いの理由をしっかりと伝えるべき。
ロボット倫理という学問を研究しているらしいけど、どのようなことをやっているの?
現在、身の回りに多くのロボットや人工知能が増えてきており、私達の生活を便利にしてくれています。ソーシャルロボットのPepperや、対話型AIのSiri、これからの技術であれば自動運転などがあります。このような便利なロボットが増えてくる中で、その使い方や事故などの場面で多くの倫理的問題が新たに現れてきました。
例えば、暴力を振るうと、それに合わせて人間のように反応するようなロボットがストレス解消用に開発されたらどうでしょう?確かにこれは売れるでしょうし、実際これでストレスが解消され生活の質が上がる人もいるかもしれません。しかし、これは道徳的に許されないと思う人もいるでしょう。このような問題を、これまでの倫理学、たとえば動物への倫理や工学倫理などの考えを応用して分析しています。
ここで培われた、様々な視点からメリットデメリットを考えることや、違う分野の考えを用いる視点などは、働く中でも活用できると思っております。
内定者のアドバイス
内定後の企業のスタンス
・就活を辞めるような圧迫はなく、学生の就職活動を尊重してくれた。もちろん、迷っている学生に対してのアピールというか、迷いへの助言などはしていたようである。
・内定後も毎月2回ほど、本社と支店両方で同期との現場見学や研修旅行、グループワーク、懇親会などが開かれ、非常に楽しくフォローも手厚い。
内定に必要なことは何だと思うか
・何故鹿島なのか、という問いへの明確な回答が必要である。そのため、現場見学、説明会、リクルーター面談などで、自身が惹かれる理由を明確にできるように意識して参加し、質問などをすべき。建設業のスーゼネ5社は、この作業が必要である。私の中で鹿島を特徴づけるなら、先取で取り組んできた誇りや歴史、現場第一主義、優しさや穏やかさ、真摯さといったものがある(大林、竹中は雰囲気が近く、大成、清水は似ていない)。
・質問は基本的なもので、変な質問は少ない。落ち着いて、自分の言葉で話すことが大事。基本的には論理的に落ち着いて答えるべきだが、それだけではなく大事な所での熱意が求められる。
・学歴は関係ないように感じた。
内定が出る人と出ない人の違いは何だと思うか
・真面目で、穏やかな人が社員さんにも内定者にも多いように感じる。しかし、暗いわけではなく誰にでも明るく接することができる人が多い。皆、建設業が好きな気持ちがしっかりあるように感じる。
・皆それぞれ、自分ことをぱっと言葉にできる人が多いように思えた。
内定したからこそ分かる選考の注意点
・リクルーター面談が大事で、気軽な気持ち準備せずに行くと切られてしまう。最低五回はあり、毎回違う方だが、皆に気持ちの良い学生だと思ってもらう必要がある。素直に真摯にリク面に取り組むべき。
・ESが三月中旬で、内定が四月末なので短期決戦。ESが練られてないと、その後の面接で苦労するため準備は早め早めに。
内定後、社員や人事からのフォロー
・内定後すぐに祝勝会が支店であった。その後も定期的に懇親会や座談会などがあり、疑問にこたてくれる。
・ウェブの英会話、マナー講座、資格取得の補助などフォローが手厚い。
内定後入社を決めた理由
入社を決めたポイント
- 会社のブランド・知名度
- 社員の魅力・実力
- 福利厚生・手当・働きやすさ
- 会社の規模
- 給料・待遇
入社を迷った企業
株式会社竹中工務店
迷った会社と比較して鹿島建設株式会社に入社を決めた理由
自身が大事にしていた自社への誇り高さと、社員さんの真摯さ、気配りという点で一番の会社が鹿島建設であった。本当に、優しく真摯で格好良い大人しかいない会社だと、選考の中でひしひしと感じた。
また、将来的に東北の土木事業に貢献したいという気持ちもあり、竹中工務店と違い土木も充実しており、東北に比較的強い鹿島建設は、業務的にも自身に向いていると感じた。
また、業界内でも数字上大きな差はスーゼネ5社にはないが、やはり鹿島がリーディングカンパニーの性格を持っていることも決め手となった。
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- A.
鹿島建設の 会社情報
会社名 | 鹿島建設株式会社 |
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フリガナ | カジマケンセツ |
設立日 | 1930年2月 |
資本金 | 814億4700万円 |
従業員数 | 21,121人 |
売上高 | 2兆6651億7500万円 |
決算月 | 3月 |
代表者 | 天野裕正 |
本社所在地 | 〒107-0051 東京都港区元赤坂1丁目3番1号 |
平均年齢 | 43.7歳 |
平均給与 | 1177万円 |
電話番号 | 03-5544-1111 |
URL | https://www.kajima.co.jp/ |
採用URL | https://www.kajima.co.jp/prof/recruit/new/index.html |