就活会議では、Internet Explorer11のサポートを終了いたします。今後はGoogle ChromeやMicrosoft Edgeをご利用ください。
鹿島建設株式会社のロゴ写真
インターン参加で選考優遇あり

鹿島建設株式会社 報酬UP

【21卒】鹿島建設の技術職の面接の質問がわかる本選考体験記 No.9773 (2020/7/21公開)

鹿島建設株式会社の本選考における、説明会の参加からWebテスト、エントリーシート、面接、内定までの選考内容や注意すべき点などを公開しています。面接の実施時期や評価されたと感じたポイントなど先輩のアドバイスを見て、選考対策に役立ててください。

2021卒鹿島建設株式会社のレポート

公開日:2020年7月21日

選考概要

年度
  • 2021年度
結果
  • 内定入社
職種
  • 技術職

投稿者

大学
  • 東京都市大学
インターン
  • 未登録
内定先
入社予定

選考フロー

企業研究

まず、技術系の施工管理に限ればスーパーゼネコンだからといって就職が難しいことということはないです。公務員、設計事務所や設計コンサルを除いて、建設業界は3Kのイメージや男臭いイメージが根強く全然人気がありません。安定している業界であるにもかかわらず他業界に比べれば倍率ははるかに低く、鹿島であろうと入るのは容易です。入るのがそんなに難しくないのに大手を目指さない理由はないです。
インターンシップはできれば5社すべて行くべきです。私は4社行きました。ワンデーのみで判断するのは危険です。現場に行かないと分かりません。現場と管理部門では考え方に大きな隔たりがあるからです。特にロボットやBIM導入による省力化については表では各社こぞって意欲的であるように見えますが現場は極めて消極的です。職人への信頼とこれまでの実績とノウハウがあるから、新しいことをしてそれが乱されるのを嫌うのです。そして、現場事務所にしばらく居座って雰囲気を感じ取ってください。現場の雰囲気=社風とはならないところに注意してください。同じ会社であろうと現場は所長や工事長によって雰囲気が違います。
ではどうやって社風を知るのかというと、それはOBを頼るしかないです。建築学科や機械学科があるような理系大学であれば、おそらく大学主催の合同説明会にその大学出身のリクルーターが来ています。鹿島の現場職は、これまで特定の大学に偏ることなく満遍なく採用してきたので、あなたの大学出身のリクルーターもいるはずです。リクルーターに会うときには必ず質問をいくつか考えておきましょう。リクルーターとのやり取りは当然選考に関わっているはずですので注意してください。私はインターンとは別に現場に連れてってもらいましたので、よりイメージが鮮明になりました。

志望動機

私は、インターンで、大手含め日本のゼネコンがIT分野において立ち遅れていることを痛感しました。私はIT系会社の中期インターンに行った後だったので、余計に気になりました。人事は、働き方改革によりワークライフバランスは改善していると謳っています。しかし、そのためには仕事の量(受注量)が減るか、効率化するか、人数を増やすかしないのです。残念ながらどれも達成していません。受注量を減らすなんてできませんし、職人はすでに不足しています。そこで、効率化を進めるために、ICTやロボットの活用しかないわけです。いまだにBIMではなくCADで線を引いているのは日本くらいです。確認申請も海外ではBIMの3Dモデルで提出しているのです。職人がわかりにくいから、精度が信用できないから、協力会社がまだ2Dだから(実はサブコンの方が独自BIMの開発に積極的)、とかそんな理由で新技術をあきらめていては、日本のゼネコンは海外で勝ち目がないです。国内需要の減少、職人の高齢化(若手が来ない)などを考えれば足踏みしている暇はありません。パラダイムシフトを起こすには、数多くの障壁をクリアしなければいけないのです。過渡期はBIMと2Dを併用せざるを得ないので効率が下がるのは当たり前です。それでも変えていこうという意識が全体的に低いと感じました。
そんな中、鹿島は大胆な目標を掲げています。2024年までに様々なプロセスをデジタルにするという「スマート生産ビジョン」を設定しています。BIMに関連する新会社の設立などもありました。私は、こういった面で将来性を感じて鹿島を志望しました。詳しくはご自身でいろいろ調べてみてください。

独自の選考 通過

実施時期
2019年12月
通知方法
メール
通知期間
3日以内

選考形式

インターンシップではあるが、確実に人物を評価していた。参加後にエントリーシートが送付されてきた。※エントリーシートは一般には公開されていない。

選考の具体的な内容

10人以下の少人数で説明会方式でのインターンシップ。途中途中で指名して、問題を投げかけられる。知識量よりも態度の方を見ている感じだった。

エントリーシート 通過

実施時期
2020年01月
通知方法
メール
通知期間
1週間以内

ESの内容・テーマ

志望動機、自己PRのみ

ES対策で行ったこと

いろんなサイトの就活体験記を読む。すると、内定した人のどんなポイントを評価されているかなんとなくわかるようになる。
リクルーターや大学の学生課に添削もしてもらった。

WEBテスト 通過

実施時期
2020年01月
通知方法
メール
通知期間
1週間以内

WEBテスト対策で行ったこと

1冊のSPI参考書を繰り返し解いた。ボーダーは不明。

WEBテストの内容・科目

言語、非言語、性格診断

最終面接 通過

実施時期
2020年01月
形式
学生1 面接官6
面接時間
20分
面接官の肩書
支店部長クラス
通知方法
電話
通知期間
即日

評価されたと感じたポイントや、注意したことを教えてください。

まずは職種に対する丁寧な理解が評価されたと思う。そのうえで、現状の課題を踏まえて未来の展望を自信をもって堂々と話す。そこは間違っていてもいい。

面接の雰囲気

部屋に入る前にアイスブレイクがあった。部屋に入ると、面接官に囲まれながら話すので、緊張しないはずがない。エントリーシートに関することはあまり聞かれなかった。すべての面接官から質問が飛んでくるが、時間は短い。

最終面接で聞かれた質問と回答

BIMを導入するうえで、課題は何だと思いますか。

2次元の図面に慣れた人たちにBIMへの抵抗をやわらげていくことが重要かと思います。そのために、まずはBIMだけで成し遂げた実績を作ることやBIMでしかできないものを作ったりすることが重要かと思います。同時に、BIMコーディネーターのようなソフトウェアのトレーニングや効果的な使い方を提案するような人材を各現場に配置することも必要なのかもしれません。私はまず入社したら設備に関する基礎的な知識を身に着け、これまでの2次元の図面になれるのと同時に、御社の教育プログラム等でBIMに関する知識も早期に身に着けたいと考えています。具体的には、設備専用のBIM(レブロ)を使い、設備機器の干渉チェックやお客様との打ち合わせなどで積極的に使っていければいいなと思っております。

なぜ建設業にしたのですか。また、中でもなぜゼネコンにしたのですか。

唯一無二のモノづくりが出来るからです。メーカーではどうしても売るためのモノづくりとなってしまい、お客様の想いをそのまま形にするということができません。それに対して建設業は多くが単品受注生産であり、お客様が一番望む形で作ることができます。
中でもゼネコンにした理由は、様々な形の建物を作ることができるからです。オフィス・工場・住宅はもちろん、音楽ホール・データセンターのように設備的にやりがいのある建物、空港のようにとても大きな建物や姫路城や東京駅のように歴史のある建物まで、実に多種多様な建物を作ることができる点に魅力を感じております。
※ゼネコンの中でもスーパーゼネコンは開発部門を有しており多少デベロッパー的側面も持ち合わせているため、それと絡めて話すのもよい。

内定者のアドバイス

内定後の企業のスタンス

内定をいただいた後、他社の選考はどうするかというのは聞かれた。本命第一志望であったので、すぐ断ると言った。

内定に必要なことは何だと思いますか?

ゼネコンは各社似たような感じで、どこで違いを見出すかが本当に難しい。現場の人間も他社との違いは分かってないことが多い。しかし、他社よりもその会社がいい理由というのは必ず聞かれる。夏のうちから、インターンシップはもちろん、会社のホームページを見たりやOBの意見を聞いたりして、多少こじつけでもいいのでイメージを作っていってほしい。
鹿島の技術職はインターンシップへの参加やリクルーターとの交流がないと、おそらく採用が始まっていることすら気づかないので、早めに、積極的に動くこと。

内定が出る人と出ない人の違いは何だと思いますか?

一連の選考自体は何も難しくないので、自信をもって堂々と話せるような人が内定するのではないでしょうか。ただ、謙虚さは必要かと思う。私は、緊張するタイプだが面接ではとにかく声を張るようにした。他の内定者にはまだあってないので、あくまで想像でしかない。

内定したからこそ分かる選考の注意点はなんですか?

どこまでここで言っていいのかわからないが、とにかく他社の選考よりも簡単であり、また、施工管理職は倍率も低いため、とにかく受けてみるのが一番ではないか。ただしインターンに行かないと話にならない。夏はわからないが、冬インターンは実質第一選考かと。

一覧に戻る
※掲載されている情報は、あくまでも投稿者による当時の経験談です。最新の情報とは異なる場合があります。また、就職活動においては、選考フローや選考内容が人によって異なる場合がありえます。本情報は、あくまでも一個人の経験談、一つの結果として、参考としていただけますと幸いです。
※当サイトでは品質の高い情報を提供できるよう努めておりますが、掲載されている情報の真偽や正確性につきまして、当サイトは責任を負いかねます。コンテンツの投稿ガイドラインに関しては 投稿ガイドライン をご参照ください。なお、問題のあるコンテンツを見つけた場合は、各コンテンツの「問題のあるコンテンツを報告」のリンクから報告をお願いいたします。

鹿島建設株式会社の選考体験記

メーカー (建設・設備)の他の選考体験記を見る

鹿島建設の 会社情報

基本データ
会社名 鹿島建設株式会社
フリガナ カジマケンセツ
設立日 1930年2月
資本金 814億4700万円
従業員数 19,295人
売上高 2兆3915億7900万円
決算月 3月
代表者 天野 裕正
本社所在地 〒107-0051 東京都港区元赤坂1丁目3番1号
平均年齢 44.1歳
平均給与 1127万円
電話番号 03-5544-1111
URL https://www.kajima.co.jp/
採用URL https://www.kajima.co.jp/prof/recruit/new/index.html
NOKIZAL ID: 1131667

鹿島建設の 選考対策