【未来を創る建築デザイン】【23卒】三菱地所の冬インターン体験記（理系/リージョナルインターンシップ）No.22715（非公開/男性）（2022/4/19公開）

デベロッパーの業務を実際に体験できるインターンシップを探していたため。他企業の選考などあり複数日をエントリーできず、このワンデーのエントリー期限にのみ間に合った。書類選考だけなので他のインターンシップと比較して負担は少なかった。

論理的にESを書けることは重要だと思う。なぜデベロッパーに興味を持ったのか、そこで自分が活かせる強みはなにかを書いた。

ESのみの選考だが、参加者自体は少ないためある程度ESの出来は見られていた気がする。

新規事業立案型のグループワーク、

最初に会社とグループワークのテーマについて軽く説明を受ける。その後はグループワークをし、最後に発表がある。

建物の開発手法、市場の考え方

実際に案件として手掛けるエリアの新規開発立案

1日目にやったこと

その土地・建物に何が求められているのかを把握し、そのために建物をどのような構造にするかを話し合った。それぞれアイデアを出し合い、建物のイメージを班で協力して描く。

実際に案件に従事していた社員の方。

なし

班の中に常にメンターの社員がついていてくれる。特にメモをするなど学生を評価している様子は見られない。分からないことを聞くと、丁寧に教えてくれる。最後に個人個人にフィードバックをくださった。

1日間しかなかったため、業務体験の要素が強かった。他のインターンシップと比較すると夜遅くまで考えるなどのハードワークはなかった。ただ短い時間で結果を出すため、濃度は求められる。資料を読み込みチームで開発のコンセプトを決める過程が大変難しく時間を費やした。

学生は一つのグループで6人。他の班の人とは交流がない。優秀な人が多かった。

デベロッパーの業務の中でも開発部署について詳しくなった。中々説明会では理解しづらい、開発の流れやそこに存在する障壁を学べる。特に地方自治体の要請や周辺住民の声を反映させるのは難しいと感じた。これは1日かけた業務体験だからこそ分かったことだと思う。

三菱地所の建物を分析しておくと、最後のコンペでウケが良く勝てる可能性は上がるのではないか。あとはチームで話し合う経験を積んでおいた方がいい。

不動産開発では個人よりも組織を重視される印象があった。つまり、自分がこういう物件にしたい、こんなコンセプトで建てたい、と思っても実際にはその案件に関わる他の企業を説得する必要があり、一筋縄ではいかない。一人の力ではなく様々な人と一緒に作り上げるという意味を知った。

デベロッパーに地方から合格する学生は各地域1人～2人くらい。あの30人の中から選ばれる気がしなかった。周りは優秀な人も多く、特にチームを引っ張れる力があった。ただ、受かる可能性があるとしたらアイデアマン枠だと思う。実際、フィードバックではアイデア力みたいなところは好印象だといわれた。

自分の作ったものが地図に載り、自分が死んだ後も形として残り続けられるというのはロマンがある。そんな仕事ができると感じたため、志望度が上がった。三菱地所の社員の方はどなたも大変優しく、就活のことも親身になって話を聞いてくれ好印象だった。是非一緒に働きたいと持った。

上記と同様の理由で直接的な優遇はないと考えられる。ただ、自分がインターンシップで感じたことや社員の雰囲気などを他の学生とは異なる切り口で説明できるのは有効かもしれない。

まず、いろいろな人に関われる仕事がしたいと思い大手企業の文系（事務系）を見ていた。さらに自分が土木を専攻していたことから、街づくりに興味がありデベロッパーを第一志望としていた。その中でも複数社インターン選考を受けていたが、特に大手である三菱地所は志望度が高かった。今考えるとうわべだけしか見ていない浅はかな理由だったと感じる。

企業に対してのイメージは向上した。今まで説明会でしか感じられていなかった社内の雰囲気をリアルに感じ取ることができた。ただ、デベロッパーという業界に対しての不安が生まれた。それは関係者の多さとデベロッパーの立ち位置の難しさからだ。何十社が関わるプロジェクトをまとめるのは大変で、デベとして結論を出す必要もあるから判断力も重要になると感じた。難しい。