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【22卒】沖電気工業の技術開発職の面接の質問がわかる本選考体験記 No.12175(東京理科大学大学院/男性)(2021/5/17公開)

沖電気工業株式会社の本選考における、説明会の参加からWebテスト、エントリーシート、面接、内定までの選考内容や注意すべき点などを公開しています。面接の実施時期や評価されたと感じたポイントなど先輩のアドバイスを見て、選考対策に役立ててください。

2022卒沖電気工業株式会社のレポート

公開日:2021年5月17日

選考概要

年度
  • 2022年度
結果
  • 内定
職種
  • 技術開発職

投稿者

大学
  • 東京理科大学大学院
インターン
内定先
入社予定
  • 未登録

選考フロー

選考情報

OB・OG訪問
実施していない
リクルーター
なし

選考時の新型コロナ感染症対策

選考は最初から最後までオンラインでした。

企業研究

企業研究で行ったことは、以下の6点です。

1つ目が、「OKIが掲載されている業界地図のページを調べたこと」です。OKIは、規模の大きい会社ですから、業界地図に情報が載っています。どのような業界でどのくらいの立ち位置にあるのかや、競合他社はどこかなどの情報、業界の市場規模や将来性はどの程度か、などの情報を頭に入れるところから企業研究を始めました。例えば、OKIの場合、あまり知られていませんが潜水艦用ソナーなどの国防関連の製品も扱っており、防衛省との取引額も日系企業の中では上位です。いきなり企業のホームページを見ても、そういった情報を見落とす可能性があるので、業界地図をはじめに読んでおくことをお勧めします。

2つ目が、「四季報を見ること」です。これに関しては、平均勤続年数や平均年齢、勤務地や平均年収など、会社の基本的な情報を調べることに使いました。勤務地や年収に問題がないかなど、本選考を受けるか否かを決定する際に便利でした。

3つ目が、「企業の、新卒採用サイトをくまなく調べること」です。当たり前かもしれませんが、OKIがどのような事業を持っていて、どのような製品・サービスを提供しているのかや、企業理念はどのようなものかを知るために使いました。実際に面接でも、「自社の気になる商品・サービスはあるか」という質問がされたので、製品名を調べておいてよかったと感じました。また、OKIの場合、商品・サービスを技術領域別に区別してくれているので、自分が気になる技術領域の製品やサービスを詳しく調べることが可能になっています。

4つ目が、「企業の(新卒採用向けでない)ホームページをくまなく調べること」です。これに関しては、例えば企業のIR情報や中期経営計画、プレスリリースなど、他の就活性があまり見ない一歩進んだ情報を手に入れるために利用しました。また、これらの情報を見ている際に疑問に思ったことをメモしておき、面接の逆質問で使うということをしていました。実際に面接官の方にも、「中期経営計画やプレスリリースにまで目を通されているんですね。素晴らしいです。」とほめて頂いたので、企業研究がきちんと行えていることをアピールできたと実感しています。また、中期経営計画には、会社の課題とそれをどう克服していくかが明示されており、OKIが「AIエッジに力を入れていくこと」及び「ハードだけでなくソフト領域の技術に注力し始めていること」などの情報を得ることができました。

5つ目が、「日経新聞を調べること」です。私の場合、日経新聞に登録していたので記事を見ることができました。「OKI」で検索をかけると、OKIに関連した記事がヒットしますが、企業のホームページよりも”批判的”に物事が書かれているため、客観的な意見を取り入れるために読んでいました。

6つ目が、「OKIの特許情報・特許出願状況を調べること」です。利用したサイトは、「IPフォース」及び「J-Plat Pat」、「パテント・インテグレーション」です。IPフォースは、特許出願数のランキングを見ることができ、国内でどれだけ技術力が優れているかを特許の数で比べることができます。OKIの場合、日系企業の中でもかなり上位に食い込んでいます。J-Plat Patは、OKIが出している特許の詳細を調べることができます。「パテント・インテグレーション」は、どの技術分野でどれだけ特許が出ているかを知ることができ、企業の強みとしている技術が何なのかが分かるようになっています。OKIの場合、通信技術などで特許がたくさん出されており、技術的な優位性がある領域なのだと判断することができます。実際の面接では、「特許情報を調べたところ、〇〇の技術に優れていると判断したため、○○の業務に携わりたいです。」という風に答えることで、特許まで調べていることをアピールしました。面接官の方の反応もとてもよかったです。

上記のように、徹底的に企業研究を行ったため、もっと調べておけばよかったと感じたことはありません。

志望動機

私が御社(沖電気工業株式会社)を志望した理由は二つあります。
一つ目が、ソフトからハードまで幅広い領域の技術を持ち、社会インフラの構築に貢献されている企業であるからです。私自身、知的財産関連の技術者として御社で活躍したいと考えているのですが、幅広い技術に触れたいという思いを持っておりますので、その点で御社が自分に合っていると感じ、御社を志望致しました。
次に、二点目の理由として、特許技術力に優れているからという点が挙げられます。私は、特許の出願数や取得特許数を個人的に調べているんですが、日系企業の中でかなり上位にランクインされている、特許技術力に優れた御社で働きたいと思うようになりました。
以上2点から、御社を志望致しました。

説明会・セミナー

時間
50分
当日の服装
服装自由でした。
実施時期
2021年03月 中旬
実施場所
オンライン

セミナー名

[技術系]先輩社員座談だ会(知的財産)

セミナーの内容

実際に、知的財産業務に携わっている先輩社員の方が登壇し、業務内容の説明や学生の質問に答えてくれるというもの。

参加にあたっての事前準備や注意したこと、感想などを教えてください。

参加人数が少なく、学生は自分一人だけだったので、たくさんの質問を用意していきました。また、社員の方が質問に答えて下さることで企業理解や業務理解が一層進んだと感じました。

このセミナーは選考を受けるにあたって参加必須でしたか?また、選考に有利に働きましたか?

セミナーは参加必須ではありませんでした。しかし、私の場合、参加したことが選考において有利に働いたと感じる点がありました。というのも、説明会で沢山の質問をしたことで、その場に参加されていた人事の方が私の名前を覚えていて下さったことと、本選考の面接時に同じ人事の方が面接官だったことが重なり、「あの時の子だよね」という話になって会話が盛り上がったことがあったためです。

エントリーシート 通過

実施時期
2021年03月 下旬
通知方法
メール
通知期間
1週間以内

ESの内容・テーマ

OKIならびに配属希望職種を希望する理由を記述してください。(300文字以下)/「あなたのキャッチコピー」を記述してください。(40文字以下)/これまでの人生であなたが成長できたと思う出来事を教えてください。*技術開発職希望者(修士以上)は、研究テーマとその内容を記述してください。(500文字以下)/その出来事の中で、ご自身の役割を教えてください。(任意)

ESの提出方法

採用サイトのマイページから提出

ESの形式

webで入力

ESを書くときに注意したこと

いわゆる「自己PR」や「ガクチカ」といった類の内容を記述する設問は設けられていなかったため、アピール不足になる可能性がありました。そのため、「あなたのキャッチコピーを記述してください」という設問に対して、自己PRやガクチカにつなげられるような答えを自分なりに考えて書くようにしました。

ES対策で行ったこと

事前に説明会に参加していたことと、企業研究の内容を総合して、エントリーシートを仕上げていきました。設問数も少なく、文字数も少なかったため、いかに少ない文字でアピールするかということに主眼を置き、文章を構成していきました。

対策の参考にした書籍・WEBサイト

なし

1次面接 通過

実施時期
2021年04月 上旬
面接タイプ
オンライン面接
実施場所
オンライン

形式
学生1 面接官1
面接時間
30分
面接官の肩書
人事
逆質問
あり

通知方法
直接
通知期間
即日

会場到着から選考終了までの流れ

オンラインであり、事前に送られてきたURLからオンラインミーティングに参加しました。時間通りに面接官が出席を確認し、面接が始まった。面接後は、学生側からミーティングルームを退室しました。

評価されたと感じたポイントや、注意したことを教えてください。

面接時の返答や逆質問において、会社の中期経営計画やIR情報、製品情報、特許情報、プレスリリースの情報などを絡めて話すようにしました。多少強引であっても、「私はここまで調べている」ということをアピールすることで、その場で面接の合格を頂くことができました。

面接の雰囲気

終始穏やかでした。面接官の方は、以前参加した説明会で進行役を務められており、自分のことを覚えてくださっていたため、お互い顔見知りという状態で面接することができました。

面接後のフィードバック

面接の終盤で、「色々と調べられているようで、志望度が高いことが伝わりました。あなたは実質合格です。正式な連絡は追ってメールでします。」と言っていただきました。

対策の参考にした書籍・WEBサイト

なし

1次面接で聞かれた質問と回答

研究内容を教えてください。

私は、現在「超伝導」という物理現象に関する研究を行っております。そもそも超伝導というのは、物質に電流を流した際に電気抵抗がゼロになる状態のことであり、その特殊な性質から応用の可能性も期待されている現象になります。
しかし、超伝導に関しては未だにわかっていないことが多く、「超伝導状態の解明」こそが現代物理学の抱える最大の問題の一つとして考えられています。
私はこの超伝導状態の解明に関する研究を行っているのですが、一般に知られている無機物の超伝導体ではなくて、研究報告例の少ない有機物の超伝導体の特性を調べることで新たな発見をしようと頑張っております。
現在は、今までに得られた結果をもとに海外の科学誌に論文を投稿する予定です。

OKIで取り組みたい業務はどのようなものですか。そしてそれはなぜですか。

私は、御社で特に知的財産業務に携わりたいと考えております。入社後しばらくの間は、発明発掘業務や権利化業務に携わり、知的財産関連の人材として一人前に成長したいと考えております。また、5年後や10年後は、知的財産戦略やクロスライセンス業務、IPランドスケープといった領域の業務に携わりたいと考えています。
その理由ですが、私は知的財産権を、守りの盾としてではなくて攻めの矛として使うことができると考えており、そのどちらにも携わりたいと考えているからです。守りの盾という言葉は、発明発掘や権利化業務を、攻めの矛というのは知的財産戦略やIPランドスケープを意図しています。私は中でも知的財産戦略に興味があり、将来的にはそういった領域で活躍したいと考えております。

WEBテスト 通過

実施時期
2021年04月 中旬
実施場所
自宅
通知方法
電話
通知期間
1週間以上

WEBテスト対策で行ったこと

特になし。OKIに関しては、一次面接と最終面接(二次面接)の間にwebテストがありますが、一次面接が合格している時点で確実に最終面接に参加することができます。ですので、webテストの結果のみで落とされるということはないです。

WEBテストの内容・科目

WebGAB:言語、非言語、性格/企業オリジナル:品質管理

WEBテストの各科目の問題数と制限時間

WebGAB:言語(25分)、非言語(35分)、性格(約20分)
問題数は定かではないですが、一問30秒ほどで答えると解き終わるものでした。

企業オリジナル:60分
問題数は90問でした。

対策の参考にした書籍・WEBサイト

なし。

最終面接 通過

実施時期
2021年04月 下旬
面接タイプ
オンライン面接
実施場所
オンライン

形式
学生1 面接官3
面接時間
40分
面接官の肩書
人事が2人、技術(知財)が1人
逆質問
あり

通知方法
電話
通知期間
即日

会場到着から選考終了までの流れ

オンラインであり、事前に送られてきたURLからオンラインミーティングに参加しました。時間通りに面接官が出席を確認し、面接が始まった。面接後は、学生側からミーティングルームを退室しました。

評価されたと感じたポイントや、注意したことを教えてください。

自分が知的財産に関して興味を持っているということをアピールするために、知的財産関係のニュースや企業の特許情報を調べ、記事等を印刷し、実際の面接においてその紙を提示しました。また、会話の中で自然な流れで提示するように心がけました。この行動に関しては、面接官の方にも評価を頂いていたと面接後のフィードバックで伝えられました。

面接の雰囲気

面接官の方は三人おり、うち一人の人事の方は一次面接のときに面接官だった方でした。そのため、和やかな雰囲気で面接をスタートさせることができました。もう一人の人事の方と技術系の方も穏やかな雰囲気で、終始話しやすかったです。

面接後のフィードバック

面接の際には無かったです。しかし、当日電話で合格の通知を頂いた際には少しフィードバックがありました。電話の際、「三人とも全員一致で合格です。」と伝えて頂きました。

対策の参考にした書籍・WEBサイト

なし。

最終面接で聞かれた質問と回答

直近で一番大変だった時と、それをどう乗り越えたか。

私は、大学四年生の春から夏にかけての時期がとても大変でした。その頃は、研究室に配属されたばかりで、覚えることが多く、なかなかうまく研究活動を行えない時期でした。また、同時期に他大学と自大学の大学院入試が控えており、入試勉強をする必要がありました。加えて、当時は教職課程を履修していたことから教育実習をする必要があり、勉強や研究の時間が取れない時期でもありました。
私はこの状況を乗り越えるために、Excelでタスク管理をするようにしました。そうすることで、一日の中でやらなければならないことが明確になり、一つのタスクにどれくらい時間をかけるべきなのかをあらかじめ決める癖がつき、結果としてマルチタスクができるようになりました。

知的財産職として担当したい商品・サービスはあるか。

私は、御社においてソフトからハードまで、様々な商品・サービスを担当したいと考えております。例えば、御社ではキオスク端末やATM、潜水艦用ソナーなどを手掛けていらっしゃいますが、まずはそういったハード寄りの技術に触れたいと考えております。また、御社では無線ランシステムやクラウドサービスなども手掛けられており、近年はそういったソフト側の技術にも力を入れているという認識を持っております。ですので、ハード寄りの技術に触れた後でそのようなソフト寄りの技術に触れたいと考えております。
また、御社の中期経営計画の中で、AIエッジコンピューティングに力を入れていくということも記載されており、AIエッジ関連の技術に触れてみたいという気持ちもございます。

内定者のアドバイス

内定時期
2021年04月 下旬

内定を承諾または辞退した決め手を教えてください。

まだ他社の選考を続けており、内定を承諾してはいません。

内定後に課題・研修・交流会等があった場合は、その内容を教えてください。

なし。

内定者について

内定者の人数をわかる範囲で教えてください。

不明。

自分以外の内定者の所属大学をわかる範囲で教えてください。

不明。

自分以外の内定者の属性をわかる範囲で教えてください。

不明。

内定後の企業のスタンス

合格を頂いた後、「納得いくまで就職活動を続けてください」と伝えて頂きました。私の場合、内定を承諾するか悩んでいたので、その理由を正直に話したところ、「状況は把握しました。じっくりとお考え下さい。」と言っていただいきました。

内定に必要なことは何だと思いますか?

とにかく徹底的に企業研究することだと思います。特にOKIのような大きな会社は事業領域が幅広く、調べなければいけないことが沢山あります。ですので、必然的に企業研究に時間がかかりますが、やった分だけ面接時の自信や評価に繋がります。また、OKIの面接では、具体的な商品・サービス名を答える場面や将来的なキャリアビジョンを答える場面があったので、最低でも自分の希望する事業領域で扱っている製品・サービスや、先輩社員の働き方などを会社のホームページで確認しておくとよいと思います。

内定が出る人と出ない人の違いは何だと思いますか?

まず、面接では結論重視のしゃべり方ができるかできないかで評価が分かれると感じます。実際、面接のフィードバックでは”論理性の有無”の話をされました。長々と話した末に、結局何が言いたいのか分からないという状態にならないよう、結論は最初に述べたり、それができなかったら「要は○○ということです。」という言葉を付け加えるようにすると面接官にも良い印象を与えられると感じています。
また、企業のホームページ、IR情報、中期経営計画、プレスリリース、特許情報など、様々な角度から情報を取ってくることで、面接官の方に「色々と調べている」という印象を持たせることができると感じています。面接のフィードバックでも、「企業研究を徹底的にされていて志望度の高さを感じた」と言っていただいたことから、やっておいてよかったと感じています。

内定したからこそ分かる選考の注意点はなんですか?

最終面接は人事の方が2人いらっしゃったのですが、1人の人事の方が基本的な質問をしてくる一方で、もう一人の人事の方は比較的、奇をてらった質問をしてくるような印象を受けました。とはいっても、「あなたを色で例えると?」のような突飛な質問はされないので、そこまで注意すべき点でもないような気もします。

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沖電気工業の 会社情報

基本データ
会社名 沖電気工業株式会社
フリガナ オキデンキコウギョウ
設立日 1949年11月
資本金 440億円
従業員数 14,487人
売上高 3690億9600万円
決算月 3月
代表者 森孝廣
本社所在地 〒105-0001 東京都港区虎ノ門1丁目7番12号
平均年齢 44.8歳
平均給与 728万円
電話番号 03-3501-3111
URL https://www.oki.com/jp/
NOKIZAL ID: 1133890

沖電気工業の 選考対策

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