【知的財産の探究者】【22卒】ソニーグループの冬インターン体験記（理系/技術系オープンハウス（知的財産(パテント)））No.14456（東京理科大学大学院/男性）（2021/5/12公開）

大学院の授業で、知的財産に関する講義を受講し、知財に興味を持ち始めたのが応募のきっかけだった。映画「鬼滅の刃」等でより一層有名になった企業の知的財産運用について、深く知りたいという思いから、このオープンハウスに応募した。

エントリーシートの提出が必須だったので、とにかく企業のホームページを隅から隅まで見るようにした。また、エントリーシートを書いた経験が殆どなかったため、学内で開催される「ES書き方講座」等に参加し、基本的なエントリーシートの書き方を学んだ。

ソニーグループの知的財産業務に関する説明会/社員との交流会

最初にソニーグループの知的財産業務に関する説明が行われた後、複数のグループに分かれて、学生5人に対し2名の社員が付いて交流(質疑応答など)があった。

ソニーグループの知的財産業務の詳細

課題はなく、知的財産業務の説明の後に、社員との座談会が行われた。

1日目にやったこと

もともとワンデーであり、ソニーグループの知的財産業務に関する説明会の後に社員との交流会が行われた。社員交流会では、複数のグループに分かれて、学生5人に対し2名の社員が付いて交流(質疑応答など)があった。

なし

社員交流会で、先輩社員の方と会話する機会があった。その際、社員の方が、ソニーグループの知的財産センターが求める人材は、「新しい技術に興味があり、知識を習得することへの意欲がある人」、「物事の本質を見極めそれに対する考えを論理的に構築できる人」、「広く集めた中から必要な情報を抽出できる人」である、とおっしゃっていたことが印象的だった。

ワンデーのインターンと言っても、優秀な学生が参加しており、積極的に質問をしていた。そのため、質疑応答の時間が足りなくなってしまい、自分がしたいと思っていた質問ができないことがあった。この経験から、多少恥ずかしくても積極的に質問していかないといけないと実感した。

他の学生と会話するタイミングはなかった。社員交流会で、参加している学生が質問をする姿を見れたので、ライバルはどの程度企業研究が進んでいるのかがある程度判断できた。

ソニーグループの知的財産センターがどのように構成されているのか、弁理士の資格取得の必要性はどの程度か、海外で働くことはできるのかなど、企業のホームページではわからない情報を手に入れることができたので、結果として企業研究が進んだ。また、社員交流会で先輩社員の方のキャリアビジョン等も聞くことができ、具体的な将来像も描くことができたので良かった。

とにかく企業研究を徹底的に行うことが重要だと感じた。先輩社員と話す機会はインターン以外ではかなり限られてくるので、きちんと企業研究をした上で自分にとって本当にためになる質問を用意しておくべきだと感じた。

先輩社員の方との座談会にて、キャリアビジョンを伺うことができ、ソニーグループでパテントエンジニアとして働く際に長期的にどのようなキャリアを形成していくのかがハッキリと分かったから。また、知的財産センターの構成部門がどのようになっているのかなど、会社のホームページからはわからない部分を知ることができ、自分のやりたいことがどの部署で実現可能かを知ることができたから。

参加していた学生は皆積極的であり、優秀だと感じる面が多々あったが、知的財産に関する興味関心や理解度は決して負けていないと感じたから。また、自分の場合は業界研究・企業研究を徹底的に行っていたので、企業理解度の面でも負けていないと感じることができたから。

志望度が上がった理由は、ソニーグループの知的財産センターで何ができるのか、どんな社員の方が働いているのかなどがハッキリとしたから。また、先輩社員の座談会で、自分自身が5年後・10年後、どんな姿になっているのかを明確に想像できるようになったから。

本選考のエントリーシートを書く際に、より具体的な志望動機が書けると感じたから。また、将来やりたいことも、インターンに参加したことでより具体的に書けると感じたから。

インターンに参加する前の段階では、職種はあまり限定せず、何となく大手の電機メーカーに行くことを考えていた。しかし、インターンに参加したことで知的財産に新たな興味関心が生まれた。そして、自分の中で知的財産職(パテントエンジニア)が希望職種の第一候補になった。また、パテントエンジニアとして働く場所として、ソニーグループが魅力的に感じるようになった。

知的財産職というと、お堅い人や語学に堪能な人がたくさんいるという偏見を持っていたが、実際に複数の先輩社員の方と交流する中で、そうではないのだと知ることができた。語学能力に自信が無いことに加え、お堅い空気の中で働きたくないと感じていた私にとっては、とてもいい機会だったと感じる。結果的に、本選考にも挑戦したいと思えるようになった。