- Q. 志望動機
- A.
デロイトトーマツコンサルティング合同会社の本選考における、説明会の参加からWebテスト、エントリーシート、面接、内定までの選考内容や注意すべき点などを公開しています。面接の実施時期や評価されたと感じたポイントなど先輩のアドバイスを見て、選考対策に役立ててください。
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2018卒デロイトトーマツコンサルティング合同会社のレポート
公開日:2017年12月5日
選考概要
- 年度
-
- 2018年度
- 結果
-
- 内定入社
- 職種
-
- 経営コンサルティング職
投稿者
選考フロー
企業研究
就職活動を始めた段階ではコンサルティング業界が、どのようなクライアントに対してどのようなサービスを提供しているのか詳しくは知らなかったのでその研究から始めました。情報収集に関してデロイトのホームページやその他就活サイト(onecareer、外資就活ドットコム、就活会議)を利用しました。企業のホームページでは自分が関心のあるセクターを中心に入念に調べました。デロイトの場合、選考に参加するには「体感セミナー」という実際のプロジェクトを元にしたGDを含めた説明会への参加が必須となっています。このセミナーに参加することで現場のコンサルタントとも接することができ、企業文化や実際の業務の理解が進みました。また、企業を理解するという意味では、面接での逆質問の時間に面接官に対して疑問に思っていることを質問し、疑問の解消に努めていました。デロイトは逆質問の時間が長く、面接官も真摯な姿勢で学生の質問に答えてくれるので質問をしやすく感じました。
志望動機
まずコンサルティング業界を志望した理由は日本の企業の世界でのプレゼンスを高めたいと思ったからです。近年、日本企業の世界でのプレゼンスの低下が叫ばれています。日本の企業は国内市場での競争にばかり集中し、海外への進出が遅れています。また社内では日本の企業にありがちな硬直的な体制からの脱却が進まず、革新的なアイデアが生まれないなどの多くの問題を抱えています。このような日本の企業に対し、経営戦略の立案、社内制度の改革、M&Aの支援など企業の経営に関する幅の広いサービスを提供できる総合系のコンサルティングファームに大きな関心を持ちました。その中でもデロイト志望した理由は自分の関心のある産業分野に力を入れていたこと、新卒採用に力を入れていてじっくりとコンサルタントを育成しようという意識を持っていること、目先の利益だけを追求するのではなく長い目を持ってビジネスを展開していることに共感を持ったことの3つです。
説明会・セミナー
- 時間
- - -
- 実施時期
- 2017年02月
エントリーシート 通過
- 実施時期
- 2017年02月
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以内
ESの内容・テーマ
・ あなたが考えるコンサルタントのイメージはどのようなものですか。また、コンサルタントに必要なものはどのようなものだと考えますか。(600以下)
・ あなたが最終的に入社する企業を選択する場合、最も重要視することはどのようなことですか。その理由も含めて説明してください。(600以下)
ES対策で行ったこと
他ファームではなくなぜデロイトなのかということを徹底して考えた。デロイトのホームページで自分の関心のあるセクターに関して詳しく調べたり、体感セミナーの内容から業務に関する理解を深めた。
WEBテスト 通過
- 実施時期
- 2017年02月
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以内
WEBテスト対策で行ったこと
大学で借りた対策本を使用して一通りの問題は解いてから受験に望んだ
WEBテストの内容・科目
言語、非言語
1次面接 通過
- 実施時期
- 2017年03月
- 形式
- 学生1 面接官1
- 面接時間
- 20分
- 面接官の肩書
- 年齢不明、シニアコンサルタント
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以内
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
いかなる質問に対しても常に堂々と答えたこと、常に笑顔で接したことが評価されたと感じました。クライアントと直に接し、意見をぶつけるコンサルタントには必要な能力であると思います。
面接の雰囲気
面接官はとても穏やかな印象だった。質問に対して考える時間も与えてくださり非常に良い印象だった。面接自体の雰囲気は終始和やかで面接をされているという感覚はあまりなかった
1次面接で聞かれた質問と回答
あなたの強みを教えてください
私の強みは何事にも柔軟に対応できることです。
私は大学入学当初からイベントの運営スタッフのアルバイトを続けています。
具体的な業務としては舞台装置の準備や管理、観客の誘導、整理など多岐にわたります。また、アーティストによっても仕事内容は大きく変わるため柔軟な対応力が求められる仕事です。初めの1年目はプロのスタッフの方の後ろに続いて仕事をしていましたが、2年目以降は一人で仕事を任されたり他のアルバイトに仕事を指導したりと、任される仕事の責任が重くなりました。このようにして働く中で普段はとても厳しい存在であるプロのスタッフの方に「次回の公演の際も是非君に来て欲しい。」と言われるまでになりました。このことは私の自慢の一つです。コンサートの運営スタッフがする仕事はとても幅広く、予想できない事態も起こるため柔軟に対応出来るという自分の強みを発揮することができました。
学生時代に頑張ったことを一つ教えてください
大学時代に頑張ったことはサークルで幹部を務めたことです。私が所属していたサークルはサイクリングサークルで大学の長期休暇などにサイクリング目的の旅行を実施したり、普段の休日にどこか近場へのサイクリング企画を実施していました。私が幹部に就任した時は会員の数もまだ少なく、あまり大きなサークルではありませんでした。そして私たちの学年がサークルの幹部を務める時に、もっとこのサークルを大きくして盛り上げようということになり、会員の増加を目標にみんなで協力しました。新歓時期における積極的な勧誘、自転車への試乗イベントなど様々な企画を私を中心に行い、結果的に会員数の増加につなげることができました。この経験から何か目標に向かって周囲の人間を動かすことが、いかに難しいことかを身をもって体感すると同時に、自分の成長にも繋げられました。
2次面接 通過
- 実施時期
- 2017年03月
- 形式
- 学生1 面接官1
- 面接時間
- 90分
- 面接官の肩書
- 年齢不明、マネージャー
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 3日以内
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
一つの問題に関して多角的な視点を持って深い考察ができたこと、自分の将来のビジョンを強く持っていることが評価されたと感じました。
面接の雰囲気
この面接はケース面接でした。面接の前半で資料から自分の意見をまとめ、その後、面接官とディスカッションを行うというものでした。雰囲気は1次面接に比べ、ピリッとしていて鋭い質問が飛んできました。威圧的な態度ではありませんでした。真摯な姿勢で対応していただきました。
2次面接で聞かれた質問と回答
あなたはAIを企業に導入するべきであると思いますか
私はAI(人工知能)を企業に導入するべきであると考えます。理由としては、「少子高齢化が進み、労働人口が減少していくこれからの時代において、単純な判断で済むような簡易な業務はAIに任せ人間はより高付加価値な業務に徹するべきである」、「ビックデータのより素早い、正確な解析が重要になるであろうこれからの時代に、データサイエンティストをはじめとする人間が業務を行うよりも、AIが行うほうがより効率的で生産性をあげることができる」ということがあげられます。この判断には「AIの暴走やセキュリティの問題」「人間の雇用機会の損失」「競合他社もAIを導入した場合、差別化を計れるのか」といったデメリットも存在するため、慎重な議論が必要であると考えられます。
デロイトの魅力とはなんだと思いますか
私が考えるデロイトの魅力とは以下にあげる3つです。「中途採用にばかり注力するのではなく、新卒の採用を積極的に行ない、若いコンサルタントを育てる意思が強く感じられる」、「他のファームに比べて、日本の企業の将来、日本の将来に関して明確なビジョンが感じられる」、「日系のファームに比べて海外のネットワークが極めて広い」という点です。また説明会や面接で実際に接する社員の方々から仕事に対する熱意、真摯な姿勢というものを強く感じたこともデロイトに惹かれる大きな魅力であると考えます。デロイトのグローバルネットワークであるDTTL全体で見ても現在、業績を伸ばしており今後の大きな成長が期待できるデロイトで一人前の経営コンサルタントになり、貢献していきたいと考えています。
3次面接 通過
- 実施時期
- 2017年04月
- 形式
- 学生1 面接官2
- 面接時間
- 40分
- 面接官の肩書
- 年齢不明、パートナー/年齢不明、パートナー
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 3日以内
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
自分が話す、ことに対して説得力のあるエピソードや考えを持っていたことや常に堂々としていたことが評価されたと思います。
面接の雰囲気
二人ともとても温厚な方でした。こちらの話を親身になって聞いてくださり、威圧的な態度は取られませんでした。
3次面接で聞かれた質問と回答
将来のビジョンを教えてください
とにかく、社会人になって数年は急速に成長ができる環境に身を置き、企業の経営に関する専門家として認められたいと思います。30歳になるまでにはマネージャー層に昇進し、企業が抱える様々な課題に対して中心的な立場で解決していきたいと思っています。コンサルタントとしての私の目標は、日本の企業、特に製造業に関して世界への発信、プレゼンスの向上を支援していくことです。各産業分野でのリーディングカンパニーと言われるような企業だけではなく、日本政府や政権与党をクライアントにもつデロイトであれば産業の仕組みを根本から改革できるような影響力のある仕事ができると考えています。日本の企業を世界に発信するという大きな夢を実現する為には、全世界にネットワークを持つデロイトという環境で仕事をすることが近道であると考えます。
この先、コンサルが不要と言われる時代が来ると思いますか
近年、企業の海外進出や社内の様々なシステム変革、M&Aが活発になり、幅広い業界から助言を求める為にビジネスのプロフェッショナル集団であるコンサルティングファームは求められてきたと思います。一部には、時代が進み、各企業がビジネスに関するあらゆるノウハウを蓄積し、コンサルに頼らなくても多くのことを自前でできようになる時代がくると言う意見もあります。しかし、私はそうは思いません。企業がコンサルに求めているのはただ単なる知識だけではなく、今まで蓄積してきた多くの経験や社内の改革には必ず必要な第三者の目ということであると考えています。また、変化のスピードが極めて早いこれからの時代において、ビジネスにおける専門家であるコンサルは求められ続けると思います。
最終面接 通過
- 実施時期
- 2017年04月
- 形式
- 学生1 面接官1
- 面接時間
- 30分
- 面接官の肩書
- 年齢不明、人事担当パートナー
- 通知方法
- 電話
- 通知期間
- 1週間以内
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
全ての質問に対して一貫した主張を貫いたこと、難しい質問に対してもよく考えてはっきりと答えたことが評価されたと思います。
面接の雰囲気
最終面接ということもあり、今までにない緊張感でした。威圧的な空気ではなかったですが、笑いなどはありませんでした。
最終面接で聞かれた質問と回答
学生時代に心がけたことを教えてください
私が学生時代に心がけたことは視野を広げることです
私は多くの趣味を持っているのですが、趣味を通じてたくさんの人と出会うことができ、人脈が広がりました。人脈が広がることで自分の視野も広がり成長できたと思います。特に旅行で国内・世界各地へ旅をした時に、多くの人に支えてもらったことで、自分たちが多くの人に支えられて生きているということを改めて認識しました。他人に対して謙虚に接し感謝をして生きることを意識するようになりました。このようなことから私は多くの趣味を持っていることは、生きていくことに関してヒントをくれるもので、人生を豊かにしてくれるものだと感じました。勉強だけをしているようでは自分の視野を狭めてしまうと考え、趣味を充実させようと思ったことが趣味に打ち込んだ理由です。
デロイトに対してどのようなイメージを持っていますか
数あるコンサルティングファーム中でも、誠実で丁寧な企業のイメージを持っています。外資系であるにも関わらす、日系企業的な要素も持ち合わせており、社員を丁寧に教育していくイメージがあります。新卒採用にも力を入れている為、社員の入れ替わりが激しいコンサル業界において企業文化を感じられるという点も印象に残っています。また、コンサルというと机上で考えた戦略をクライアントに提案し、戦略を実行するにあたっては、クライアントに丸投げをするという位マージがありますが、デロイトは戦略の実行段階まで親身にクライアントに寄り添い、丁寧にサポートをしていくというイメージを持っています。そのようなイメージを持ったのも、誠実な社員の方と接したことも大きな要因の一つであると思います。
内定者のアドバイス
内定後の企業のスタンス
内定決定後、内定承諾まで1ヶ月間の猶予がありました。
他の選考があるのでもう少し待ってほしいと伝えましたが、猶予の延長はありませんでした。しかし、内定後に他の選考を辞退するようには言われませんでした。
内定に必要なことは何だと思うか
まずはコンサルティング業界についての理解を深めることが必須であると考えます。一般に出版されている業界研究本や各企業のホームページを使ってよく研究することが必要で、説明会などに行って現場のコンサルタントに会って、自分の疑問をぶつけてみるという方法も業界研究・企業研究には有効な手段です。また、コンサルティングファームではケース面接などの特殊な選考もある為、友人と練習したり、対策本を購入するなどの対策が必要だと思います。
内定が出る人と出ない人の違いは何だと思うか
デロイトの場合、選考ステップが多くかなりの時間が面接に費やされます。そのため、質問内容もかなり深く、しっかりとした自己分析、企業理解がないと内定を獲得するのは難しいと思います。また、日頃から様々な問題に対して深い思考で自分の意見を持っていることも大切ではないかと思います。
内定したからこそ分かる選考の注意点
他のファームのように単に、頭の回転の速さや、知識の多さだけを評価されているのではなく今後、経営コンサルタントとして成長できる素地があるかどうかということをよく見極められていたと思います。したがって、人当たりの良さやコミュニケーションを取る際の態度なども評価ポイントとしては大きいと感じました。
内定後、社員や人事からのフォロー
内定者にはメンターとして現場のコンサルタントが一人ずつ割り当てられ、何でも相談に乗ってくれます。
内定後入社を決めた理由
入社を決めたポイント
- 会社のブランド・知名度
- 社員の魅力・実力
- 成長市場で働きたい
- オフィス・オフィスの位置・働く場所
入社を迷った企業
PwCアドバイザリー合同会社
迷った会社と比較してデロイトトーマツコンサルティング合同会社に入社を決めた理由
私がデロイトへの入社を決めた理由は「ほかの総合系のコンサルティングファームに比べて、勢いがあり今後の成長が見込まれること」、「自分が関心のある業界に対して力を入れていること」、「多くの社員の方と接する中で社風が自分に合っていると感じたこと」です。コンサルティングファームはどこも大きな差がなくてかなり迷いましたが、上記のような理由が決め手になりました。その他には、内定後の強引な勧誘、他社の選考辞退の強要がなかったことも要因となりました
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デロイトトーマツコンサルティング合同会社の 会社情報
会社名 | デロイトトーマツコンサルティング合同会社 |
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フリガナ | デロイトトーマツコンサルティング |
設立日 | 1993年4月 |
資本金 | 5億円 |
従業員数 | 2,675人 |
代表者 | 佐瀬真人 |
本社所在地 | 〒100-0005 東京都千代田区丸の内3丁目2番3号丸の内二重橋ビルディング |
電話番号 | 03-5220-8600 |
URL | https://www2.deloitte.com/jp/ja/pages/about-deloitte/articles/dtc/dtc.html |
採用URL | https://www.dtcrecruit.tohmatsu.co.jp/ |