【環境負荷を減らす航空機へ】【23卒】三菱重工業の技術系の本選考体験記 No.39671（東京理科大学大学院/男性）（2023/1/20公開）

・配属予約（マッチング）希望先を選択してください。（複数選択可。選択数に上限はございません。）
・当社志望理由をご記入ください。（500文字以内）
・配属予約（マッチング）希望先の中で強く希望する分野があれば、理由とともにご記入ください。（500文字以内）
・配属予約（マッチング）希望先を考えるうえで、最も重視するポイントを一つだけお選びください。
・あなたは自分の性格をどのように自覚していますか。簡潔にご記入ください。 (50文字以内)
・他の人と比べて優れている能力や、経験、特性などのうち、入社後の業務に生かせると思われる点について、簡潔に言葉をまとめて自己PRを行ってください。（400文字以内）
・研究テーマをご記入ください。（50文字以内）
・研究の目的・概要（500文字以内）

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話の一貫性を意識しました。自分はどういう人間で、何を考え、どう行動してきたのかを簡潔にまとめることで、あらゆる質問に対処することができます。

就活会議などのホームページを参考に、ESの書き方のロジックを学んだ。それを基に、これまでの経験や、やりたいことをword上で文章化し、文字数に収まるように何度も推敲した。

就活会議などのホームページ

自己紹介の後、面接官の方が各質問について3人に順番に質問していくスタイルで、逆質問はなかった。

自分の経験や思いを自信をもって伝えたことが評価されたと感じます。夢や目標を生き生きと語ることが大事です。そのためには"自分史"をしっかり固め、それを土台に志望動機やこれまでの経験をアピールすることが重要です。どんな質問が来ても聞かれるのは結局志望動機とガクチカだけです。自分のしてきたこと、考えてきたことを並べていくと一連のストーリーが出来上がり、話の一貫性が生まれます。ここがしっかりしていれば、どんな質問が飛んできても怖がることはありません。

人数は多かったが、雰囲気はとてもソフトな感じで、しっかり話を聞いていただけた。こちらも会話をするような感じでスムーズに進めることができた。

なし

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あなたが学生時代に最も打ち込んだことを教えてください。

私は合唱団の指揮者として廃部寸前の団体の再建に力を入れました。私の合唱団は〇年を超える歴史を持ち、入学式では毎年新入生への校歌指導と記念演奏を任される伝統ある合唱団ですが、年々部員が減り、私が指揮者に就任した時点で部員は〇名でした。しかも男女4パートのうち女性パートは各〇人ずつとぎりぎりの状態でした。加えて歌の上手下手にもばらつきがありクオリティを下げていました。参加者の意識もバラバラでまさに壊滅的な状態でした。この合唱団を自分の代で潰すわけにはいかないと思い、私は2つのことに重点的に取り組みました。1つ目が意識改革、具体的には主体性と当事者意識の強化です。2つ目が足を引っ張っている部員のスキルを引き上げることです。1つ目についてはスキルの高い人には発声を教えるという役割を与え、部の運営に主体性に関わらせました。2つ目のスキルアップについては、練習後に個別に指導し、少しでも上達したら積極的に褒めてあげるということを繰り返しました。結果、両方の課題をクリアすることができ、団としての一体感を高めることができました。そして、団員の積極的な勧誘活動にも繋がり、卒団後に〇名の女性団員が入るなど団の活性化に成功しました。

研究は1人で行った？それともチーム内での役割があった？

研究計画は1人で建てましたが、共同研究先の職員さんと意見を出し合って装置を製作し、実験を進めることもありました。一例として、先行文献がなく、明確な答えがない中で装置を1から作る必要があり、最初は段ボールに穴をあけてそこから出た煙を掃除機で吸い込むという簡単な実験から始めました。ところが煙が薄く得たい結果が得られなかったので、私の意見を出したうえで、共同研究先の職員の方と話し合って孔の形を工夫したり、掃除機から高流量のファンに変えるといった意見を吸い上げ、ようやく得たい結果を得ることが出来ました。このように何もない所から仮説を立てて検証すること、他の方の協力をいただきながらアイデアを生み出し、形にしていくという経験をしたことで、大きな達成感を得ることができました。

控室で事務手続きを行った後、面接場所に通された。面接終了時、その場で合格が伝えられ、終了した。

気張らずに自然体でいくことが大事だと思います。1次面接である程度マッチングはしていると思うので、熱意とこれまでの経験さえしっかりしていれば、それを落ち着いて話せば大丈夫です。

対面ということで緊張していたが、雰囲気は1次面接同様ソフトで、面接官の方も緊張をほぐそうとしてくださった。希望製品に関する雑談もはさみながら、落ち着いた雰囲気で終わることができた。

なし

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担当製品とやりたい職種を教えてください。

担当製品としては、民間旅客機に携われたらうれしいです。誰もが環境負荷を気にせず安心して利用できる航空機を開発し、便利で快適な航空機という移動手段を後の世代まで残していきたい、という思いがあるためです。その中でも、性能に大きく直結するのはエンジンですので、エンジンに携われたらうれしいです。
職種は維持設計や開発設計に関わりたいです。研究所や製造現場の方々と一丸となって自分の考えたことが実際に形になり、生産されてお客様の元に届き、世界中の方の移動に貢献できることに大きな達成感を感じることができると考えたためです。また、他に希望する職種としては生産技術があります。合唱団で指揮者として考えの異なるメンバーの意見を聞いて必要な働きかけを行い、チームとして大きな成果を得た経験から、この経験は製造現場との緊密な作業が要求される生産技術においても活かせるのではないかと考えています。

合唱団のチーム内で意見が対立したとき、どうしていた？

意見が対立することはよくありました。意見が合わない原因としては、持ち合わせている判断材料や背景にギャップがあることが多いと思います。ですので、お互いの意見をよくきき、判断に至った根拠や情報を共有化した上で、共通目的を再確認して再度議論することを心掛けました。これは皆の判断材料を共有し、皆が同じものを見ながら共通の目的を達成するには何が最適かを改めて考え直すということです。ですので、導き出された結論は妥協やすり合わせではなく、チームにとって最善の解決策になると私は思います。異なる意見を引き出し、それをまとめたという経験は、様々な発想が求められるものづくりの現場でもきっと生かせるのではないかと考えます。