【19卒】ライオンの冬インターン体験記（理系/研究職）No.1372（東京農工大学大学院/女性）（2018/2/1公開）

企業の製品開発をする研究職は、大学の研究とは違い、期限がシビアであることがよく分かった。新製品は製品開発がある程度進んでから、発売日が決まるわけではなく、発売日を決めてから逆算的に、開発にとりかかるということが分かり、製品開発のやりがいだけでなく、大変さも理解することができた。

今回取り扱った製品がオーラルケア製品だったので、その分野の市場や製品ラインアップを知っておくとより良いものになったかもしれないと思った。

製品開発の流れを説明してもらいながら、実際に企業で行われるだろうグループディスカッションの題を与えられ、グループ内で話し合うことができ、自分自身が製品開発をしている気持ちになれたから。また、座談会で社員の方の生の声を聞くことができ、働いた場合の一日の流れなどが分かったから。

インターンシップ参加の学生を見る限り、学歴が高く、人当たりもいい人が多かったため、この中でどう自分をアピールしていくか難しいと感じたから。しかし、参加学生にはトイレタリー業界や化粧品業界、食品業界など幅広く業界を見ている人が多いと感じ、どれくらいの人が本選考もうけるか検討が付かなかった。

インターンシップを通して、想像以上に、製品開発に携わることへのやりがいを感じることができ、トイレタリー製品を開発したい気持ちが強まったから。また、社員の方々がとても親切で雰囲気も良かったこと、研究所の立地が良く、施設もきれいだったことがとても魅力的だったから。

本選考の募集人数に対して、インターンシップの参加人数が多かったから。また、インターンシップ応募時に提出したESも簡単なもので、大して参考にされていないと感じた。

数日後にインターンシップ参加のお礼メールが届くが、そのあと特に選考に関わってくるようなことは一切ない。

インターンシップに参加する前は、トイレタリー業界、食品業界、化粧品業界などのメーカー研究職を志望していた。具体的には、福利厚生や教育制度、給料がしっかりしていて、後に転職もしやすそうな、ライオンやユニ・チャーム、味の素、資生堂、コーセーなどの各業界で有名でトップシェアを誇る企業を第一志望にしていた。

実際にインターンシップで社員さんの話を聞いてみると、ある程度規模の大きい会社になると、研究グループや課の移動がなかなか出来なさそうであると感じた。さまざまな部署で経験を積みたいなら、ジョブローテーションがあるところを狙った方がいいと思った。また、福利厚生や給料も大切だが、社員さんの雰囲気も重視して選んでいきたいと感じた。