【災害に強い未来へ】【23卒】明電舎の技術系の本選考体験記 No.27693（筑波大学大学院/男性）（2022/5/17公開）

スカウト対象者向け説明会

会社の概要や職種に関する説明

就活サイトでスカウトされたのがきっかけで興味を持った企業なので、概要や扱っている製品など基本的な情報をあらかじめ調べてから説明会に参加した。

参加必須ではなかった。志望度の高さを示す意味で参加することが望ましいと思う。

明電舎の製品で興味を持っているもの/挑戦したいこと/自己PR

マイページから提出

Webで入力

技術系の職種なので、専門性をどう活かすかが伝わるように書いた。

説明会の内容を改めて確認した。同期や先輩にESを見てもらい、誤字脱字のチェックや表現のミスがないかを確認してもらった。

なし

参考書やインターネットを活用して例題を複数問解いた。

企業オリジナル：数学、読解

数学、言語、パズル

なし

説明会に参加後人事の方から電話がくる。

接続テスト後面接開始

どちらかといえばカジュアル。アイスブレイクなどで和ませてくれる。質問も鋭くはなく、人柄を見ている印象。

笑顔で明るくはきはきと答えるように意識した。

なし

接続テスト後面接開始

技術系の職種なので、研究内容と業務内容のマッチングを重視していると感じた。私の場合はエネルギー分野の研究をしており、扱っている製品に近い分野を学んでいるので、そこが評価されたと思う。

人事面談と比べると多少緊張感があった。しかし、圧迫というような感じではなく話しやすい雰囲気を作ってくださる。

なし

なし

研究内容をわかりやすく教えてください

私は太陽光発電を用いて環境にやさしく災害に強いエネルギーインフラを構築するという研究を行っています。近年注目されている構想の一つにスマートグリッドと呼ばれるものがあります。これは太陽光発電を保有する施設どうしで電力を送りあう仕組みです。これによって二酸化炭素を排出せずに発電ができ、低炭素化に貢献できます。さらに地震などの災害によって発電所からの供給が途絶した場合でも、太陽光さえあれば発電が可能であり、避難所として利用される学校や公民館などの施設に電力を送ることで災害対応能力の向上が見込めます。私は実在の施設に太陽光発電を導入した場合のシミュレーション計算を行い、そのメリットを定量的に示すという研究を行っています。

研究の深堀（手法や苦労した点など）

質問：シミュレーションは何かソフトを使っているのですか。
回答：自身で一からプログラミングを構築しました。C++を使って、数理最適化問題を解くプログラミングを作り、それを使って電力のシミュレーションをしています。

質問：プログラミングなど情報系を専門的に学んでいるのですか。
回答：学部時代の専門は機械系でして、譲歩分野は専門外だったため、プログラミングは一から勉強しました。

質問：苦労した点はどこですか。
回答：プログラミングの構築の段階が一番苦労しました。専門外だったため、最初はうまくプログラミングが動かず進捗が全く生まれませんでした。しかし既存のソフトだと十分な制度での計算ができないため、プログラミングを構築するしかないと考え、努力を重ね目標を達成しました。

接続テスト後面接開始

一次面接に引き続き、研究内容と事業領域ともマッチングを重視していると感じた。最終面接なので志望度の高さも見ていると思う。

年次が高い社員さんが相手だったので非常に緊張感がある。しかし堅苦しすぎることはなく、途中笑いもあり話しやすい雰囲気だった。

なし

なし

希望する職種とその理由

私は技術営業職を希望しています。軸としてはエネルギーインフラの低炭素化・脱炭素化や災害対応能力向上に貢献したいという思いがあり、インフラ設備の研究、開発、導入などに興味を持っています。その中でも、人と話すのが好きということもありお客様と直接やり取りをする技術営業職に興味を持っています。特に自身の研究ともつながりの深いスマートグリッドなどの製品に興味があり、技術営業職としてこれらの製品の仕様決定や導入に携わりたいです。しかしほかにも研究や開発などの職種にも興味を持っています。御社では入社後に研修があり、そのあとに配属希望の調査があると聞いているので、入社後に現場を見たうえでやりたい仕事を決められるというのも大きな魅力に感じています。

研究をどのように活かせると思いますか

私は再生可能エネルギー関連の研究を行って身に付けた知識を仕事に活かせると考えています。特に災害対応や低炭素化という部分に着目して研究を行っており、これらの指標を定量的に示すということを行っています。今後エネルギーインフラを作っていくうえで、低炭素化・災害対応能力向上というのは外せないと思うので自身の知識を活かして環境にやさしく災害に強いインフラ作りに貢献したいです。
以下深堀
質問：研究で知識以外でどのような力を磨きましたか。
回答：柔軟性を身に付けました。私の研究室には研究分野の異なる複数の学生が所属しており、自身の研究とは異なる分野を研究している学生からの助言がヒントになって研究が進むことがあります。このような経験から多角的視点をもって柔軟に取り組むことで成果につながることを学びました。