
23卒 本選考ES
開発技術コース
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Q.
志望理由を教えてください。
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A.
私は幼いころに虫垂炎で命を落としかけた経験があり、その際に医師に命を救っていただき、入院中は看護師の方々に大変お世話になりました。就職活動を進めていく中で、この経験を思い起こし、医療を通じて社会に貢献したいと考えるようになりました。私が貴社を志望する理由は医療機器メーカーとして圧倒的なブランド力とシェアを誇ることです。国内トップレベルの幅広い商品をもって、あらゆる医療の最先端の研究を進めていることに魅力を感じました。社会が本当に必要としているものを積極的に開発することで、その商品の幅の広さが強みとなっており、貴社の現場ニーズにあった商品を作り社会に貢献していく姿勢に惹かれ、私はそれらの製品を世に出すための設備技術に携わりたいと考えています。また、医療は世界共通で必要不可欠であり、私自身海外事業に興味があるため、世界各地に生産拠点を置き、グローバルに活躍している貴社に非常に魅力を感じました。 続きを読む
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Q.
テルモで挑戦したいこと、実現したいことを教えてください。
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A.
私は医療分野で常に価値ある製品を生み出し続けている貴社の医療機器をさらに多くの人々に使用してもらい、医療を通じて社会に貢献、恩返しがしたいと考えています。私は幼い頃の虫垂炎の治療や高校生の時の2度の足の骨折の治療で医療にはとてもお世話になってきたため、今度は私が医療を提供する側となり、お世話になってきた医療をさらに多くの人の助けとなるよう推進していきたいと考えています。これを実現するために、私は特に設備技術職として生産ラインの自動化に取り組み、製品コストの削減を行いたいと考えています。このように考えた理由は2つあります。1つ目は、研究で数値シミュレーションを行うために培ってきたプログラミングスキルをベースとして深層学習を学び、簡単な作業であれば自動的に行えるようにラインを効率化して人件費削減や省電力化に取り組むことで、製品コストの削減につながると考えるためです。製品コストの削減により浮いた分のコストを製品開発の費用に充てることで、貴社の強みである「現場からの製品開発力」を活かし、社会が本当に必要をしているニーズを実現でき、より多くの方の健康につながると考えます。2つ目は、現在、世界各国で医療インフラの整備や医療費の高騰、予防・個別医療など様々な医療問題があり、この問題に対して、コスト面からアプローチしたいと考えたためです。発展途上国や新興国には十分に医療を受けることができない人たちもいます。この問題の解決には、品質を高く保ちつつ、製品のコストを抑えることが必要だと感じています。これらを実現可能とするべく、入社以降は自分に足りないスキルを補い、より成果に繋がるよう努力したいと考えます。特に、世界市場を見据え、今後日本のみならず、世界の医療情勢にアンテナを張ることが出来るように語学力や世界の医学的、技術的知識について学び、医療を人々の健康に役立てたいと考えています。 続きを読む
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Q.
研究・学業への取り組み方で最も苦労したことを教えてください。
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A.
私が研究で一番苦労した点は数値シミュレーションに用いるプログラムの改良です。プログラムには、計算領域が小さいため固体が熱を伝えるために必要であるエネルギーを十分に蓄えることができず、熱容量が不足しているという課題点がありました。改良について、特に苦労した点は計算領域をどのように拡張するかという点です。元のプログラムは計算領域を複数の小さな等間隔格子に分割して隣り合う格子について方程式を解いて計算を行っていました。最初は計算領域を拡張するために、格子の数を増やす、もしくは格子の幅を大きくすればよいのではないかと考えていましたが、計算で方程式を解く際に格子の数に上限があるという点と、計算をする上で重要となる固体・液体の界面の気泡サイズを考慮する必要があったため、これらの方法は使うことができませんでした。そこで私は気泡が発生する付近の格子幅が小さく、気泡が発生しないと考えられる部分の格子幅が大きくなるように不等間隔の格子を導入することで改良を試みました。これにより、格子の数は変えずに計算領域全体を拡大することができました。しかし、格子幅を不等間隔にしたことで、他にエラーを起こすことがありました。どの計算がエラーを起こしているかについてプログラム全体を見る必要があったため、まず自分で修正を行い、どうしても理解できない箇所はプログラムに詳しい友人や教授を頼り、修正を行い、プログラムの改良をすることができました。プログラムの改良を通して、一定以上完成されたものに対するアプローチの難しさを痛感しました。また、困難に直面した際の第三者の意見、アドバイスは非常に有用であり、自分が持ちえなかった視点からアプローチを可能とするものであることを学びました。 続きを読む
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Q.
学生時代の取り組みでモノづくりを行った経験を教えてください。
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A.
私は授業の一環として、センサーで経路を感知して、その経路上を走るロボットを4人1組で作成しました。4人の内、2人がロボットの車体の製作、残りの2人がプログラミングをロボットに組み込む役割を担っていました。私はプログラミングを担当していましたが、プログラミングを行っていく中で、難しかった点があります。まず、最終的な課題として、「決められた経路を最後まで走りきること」、「経路途中にある缶にあらかじめロボットの上に乗せたピンポン玉を入れる」、この2点が設定されていました。私が難しかったと感じた点は缶にピンポン玉を入れる課題についてです。経路上に缶は2つあり、1つは空き口が上向き、もう1つは下向きで置かれていました。このうち、空き口が下になっているものは缶を裏返してから玉を入れる必要があったため、どのように裏返し、どのようにピンポン玉を入れるかを考える点が一番難しかったです。私たちは磁石を用いて課題に取り組みましたが、磁石を用いた場合、缶を裏返した後に缶を磁石から離す必要があり、予算の都合上、電磁石を使うことはできなかったため、缶をどのようにロボットから離すかが最大の課題点となりました。そこで、私たちが缶を離すための機構として、ピンポン玉を缶に投入する部分に着目し、この投入口で缶を抑えることで缶を磁石から離すことができるのではないかと考えました。車体作成班と相談し、こういった機構が作れないかを提案し、プログラムを組んだ際にその機構が正しく動作するよう、意見を出し惜しみしないように積極的に意見を出し合いました。最終的に4人で協力して課題を全て達成することができ、プログラミングやモノづくりの楽しさを学ぶことができたため、大変良い経験になったと感じています。また、チームでモノづくりをする際は、1人1人が出し惜しみすることなく意見を出し合うことでより良いモノづくりができることを学びました。 続きを読む
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Q.
企業を選ぶ際に最も重視することを教えてください。
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A.
医療を通じて人々の健康や命の助けとなることができる。組織として成長する意欲がある。 続きを読む