【未来を創る挑戦】【20卒】ＮＴＴドコモの冬インターン体験記（理系/ビジネス創造インターンシップ技術職）No.6846（成蹊大学/女性）（2019/7/5公開）

インターンに参加するには、ESとグループディスカッションの選考に通らなければいけないため、自分が苦手とするグループディスカッションの練習になると思い、応募した。また、NTTドコモは通信業界では、大手なので周りのインターンから良い刺激をもらえるのではないかと思った。

グループディスカッションでは、ありのままの自分をさらけ出すようにした。無理して発言することはせず、意見があるときには発言をした。

応募 → エントリーシート → グループディスカッション

テーマは各自考えてきて、各班でテーマを決める方式だった。条件としては知識の偏りが出ないことだった。

各班に一人の人事（面接官）がずっとついていて、議論の進め方を見ていた。比較的和やかなムードで行えた。面接官の目は気にせず、いつも通りの自分を見せることに気をつけた。

ICTを用いて地域創生を成しとげよ

1日目にやったこと

前半は、チームメンバーの自己紹介、業界説明、NTTドコモの仕事内容などから始まった。また、いまドコモで研究している技術を実際に見せてくれたりした。後半からは、グループディスカッションを行なった。

2日目にやったこと

前日のグループディスカッションの続きから始まった。後半からは、プレゼンやフィードバックを終えたあと、社員の方との座談会があった。様々な仕事をしている３〜４人との社員と話せたので、多くのことを聞けた。

現場社員、人事

なし

時間がなく、最後は議論が定まらないまま、終わってしまったところがあり、社員さんにはそこを指摘された。限られた時間内で終わらせるには、適切な時間割り振りが必要なのだと感じた。

グループディスカッションの内容が難しく、とても2日間でできるものではなかった。そのため、1日目が終わったあとに、チームでファミレスに残り、夜１０時くらいまで作業をした。1日目の疲れが十分に取れないまま、２日目に突入したので、体力的にきつかった。

周りの学生は院生が多く、レベルの高さを感じた。専門分野の知識量やプレゼン力で勝てるものはなく、自分は就活を乗り切れるのかと不安にもなったが、逆に良い刺激になった。また、ドコモが研究している最新技術も実際に見せてくれ、自分の卒業研究に参考になる部分があった。

ドコモがターゲットにしている層や、最終的にどのような企業を目指しているのか、などを予習しておけば、より良い提案ができたのかもしれない。

この企業で働いている自分を想像できなかった理由としては、ドコモの研究職には向いていないと思ったから。社員さんとの座談会では、半分研究、半分営業みたいな仕事をしている人もいて、完全なる技術職をやっている人は少なかったけど、自分はひたすら研究に打ち込むのも、営業をするのも性格的に向いていないと思った。

本選考で自分は内定が出ないと思った。なぜなら、ドコモの技術職に自分は向いていないと思ったから。ドコモの技術職は、ひたすら研究している人もいれば、ほぼ営業マンみたいな人もおり、自分で考えたサービスを他社に売り込む仕事をしている人もいた。色々なことをやらせてもらえるからやりがいはありそうだが、自分には向いていないと思った。

インターンシップの参加によって志望度が下がった理由は、仕事内容が自分に向いていないと思ったから。また、周りのインターン生のレベルが高く、自分はまだまだだと思ったから。東大、早慶レベルが多く、さらに院生なので、知識やスキルで勝てるものはなく、学部生は何か他に秀でたものがないと難しいと思った。

インターンシップへの参加が本選考に有利にならない思った理由は、早期選考などの連絡がなかったため。インターン生の中でも優秀だった人は、選考免除になるという噂があったが、実際のところ真偽はわからない。

早期選考の連絡はなく、3月1日から情報解禁だった。本選考をエントリーするつもりがなく、何もアクションをしなかったら電話で案内がきた。

情報系の学部だったので、IT業界を中心に見ていた。また、通信業界も一度見ておきたいとは思っていた。夏〜秋の頃は、IT業界以外にも、印刷業界、出版業界やコンサル、商社など幅広く見ていたが、冬の頃にはIT業界でほぼ絞っていた。IT業界でも、バリバリの技術職よりかは、人とコミュニケーションをとりながら行う仕事がいいと思っていた。

ドコモのインターンシップに参加したことで、通信業界は向いていないかもしれないと思った。技術職なこともあり、社員の方はみんな研究が好きな人や、アイデア力がある人ばかりで、関心する一方、自分には向いていないと感じた。しかし、社風は非常に良かった。穏やかで真面目な人が多いと感じ、こんな雰囲気の職場で働けたら、と思った。