【未知の価値を探る】【23卒】ＴＩＳの夏インターン体験記（文系/TouchTheCore）No.27692（名古屋市立大学/非公開）（2022/6/6公開）

インターンで様々な業界を見ていこうと思う中で、IT企業についても業界や仕事内容について知っておきたいという気持ちが強くなった。そしてマイナビでIT企業について探していると、この会社を見つけ、CMなどで見たことのある会社だったため、興味を持った。特に選考などもなかったため、参加を決意した。

このインターンの参加にあたって課される選考は特になかったため、行った対策や準備、勉強などはない。強いて言えば、先着順であったため早めにエントリーしたほうが吉ということくらい。

ICTが生み出す社会全体への価値を実感するグループワーク

1日目：インテックの会社説明、業務説明、これからの社会に求められる力についての解説
2日目：ICTが生み出す社会全体への価値を考える、実践的なグループワークとそのフィードバック

IT業界の業務の流れ、どのように顧客の課題を解決し、サービスを作り出していくか

ICTが生み出す社会全体への価値を実感するワーク

1日目にやったこと

1日目は、主に座学の講義形式であった。まず最初に会社説明、業務説明が合った後に、これからの社会で求められる力は何か、そのためにどんなことをしていけばいいのかということについてのお話があった。

2日目にやったこと

2日目は、1日目の内容を踏まえて、ICTが生み出す社会全体への価値を実感する実践ワークを行った。具体的には、自治体や企業の課題を、ICTを用いて解決するというワークで、配布された資料を基に課題をあぶり出し、用意された解決策の中から適切な提案、答えを導き出すというものだった。

人事部

なし

人事部の方が司会進行役や発表のフィードバックを行ってくれた。そのフィードバックの中で、この提案を採用した理由や妥当性をしっかりと考え、明らかにすることに加えて、「上司への説得方法」も考えることも大切といっていたのが印象的である。

ITに関する知識があまり自分自身なかったため、この技術やサービスを導入することでどのくらい課題が解決するのか、提供できる効果の度合いが明確に分からなかったことが一番大変であった。このことについては、企業側も承知していた部分ではあったが、どれくらいの効果が出る想定で、などこの技術で解決ができると思った裏付けをしなければいけないことには苦労した。

他の学生とは、主にグループワークで交流した。自分よりはITに関する知識が多い人が多かったので、この業界に志望するからにはしっかりとその周辺の知識を身に付けないとと思った。

ICTによって解決できる社会問題の幅広さを学ぶことができ、その点からするとすごく参加してよかったと感じる。企業の効率化サービスのみならず、ワークの中には自治体の父子健康管理手帳のデジタル化を行うといったサービスもあり、様々な課題に対してソリューションを提供できると強く感じた。

この会社でのITでの課題解決の事例やサービスの効果などを事前にHPなどで目を通しておけばよかったと感じる。そうすればより現実味ある、実践的なワークになったと思う。

相手方の要望を基に、こちら側に技術のノウハウを用いてサービスを作り出し、提供するというこの会社の仕事の流れを少しではあるが体験できたと感じるから。ただ解決策をアイデアベースで考えるのではなく、用意されたいくつかの技術を用いて解決策を考えるというワークであったため、より実際の業務に近いワークが出来たと思った。そのため、この企業に働いている姿は想像できたと思う。

相手方の課題を深く聞き取り課題解決を行っていくというこの会社の働き方は、自分としてはやりたいことではあったのだが、扱っている商材に対しての理解や興味があまり持てず、それを見透かされてしまうのではないかと思ったから。やはり、このインターンにやってくる人は多少なりともIT業界に興味があり、その人たちの持つ熱意に、最終的には負けてしまうと感じたから。

自分の就職活動の軸となっていた、相手先の課題解決を行うということは実現できそうだったが、その課題解決の本質が、相手の効率化に帰着してしまうところが自分とは合わないなと感じた。自分には社会を便利にしたいという気持ちよりも、社会を豊かにしたいという気持ちの方が強かったので、この会社の業務内容、事業内容は自分になっていないと感じた。そのため、志望度は特に上がっていない。

この会社ではどのような流れで業務が行われ、どのような解決策を、どのような主体に提供できるのかということは学べたので、その点は本選考でも生かせる思う。しかし、特にその後早期選考や次回インターンシップの優遇措置が案内されることもなかったため、本選考が有利になるといったことはないと思う。

志望業界としては、主にインフラ（高速道路、鉄道）、メーカー（自動車部品、素材など）を主に見ていた。具体的にはアイシン、大同特殊鋼、JRなどである。志望理由としては①社会を広く支えられること　②顧客の要望を深く汲み取り、課題解決をサービスや製品を通じて行えること　という2つの就活軸に合っていたためである。この時期は志望している業界以外にもインターンに参加していたため、この企業のインターンにも参加した。

企業に関しては、自分の思っていた以上に幅広い分野で、課題の解決に携われるんだなと感じた。
業務に関しては、おおむね考えていた通りだったが、顧客の要望を聞いて提供できるソリューションの多さには少し驚いた。
社員の方に関しては、すごく優秀そうな方ばかりだった。
IT自体に興味が持てれば、すごく魅力的な会社だと思う。
志望企業や志望業界の変化としては、自分はやはりIT業界には興味がないなと思うきっかけとなった。