- Q. 志望動機
- A.
P&Gジャパン合同会社の本選考における、説明会の参加からWebテスト、エントリーシート、面接、内定までの選考内容や注意すべき点などを公開しています。面接の実施時期や評価されたと感じたポイントなど先輩のアドバイスを見て、選考対策に役立ててください。
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2018卒P&Gジャパン合同会社のレポート
公開日:2017年12月14日
選考概要
- 年度
-
- 2018年度
- 結果
-
- 内定辞退
- 職種
-
- 総合職
投稿者
選考フロー
企業研究
この会社が属する業界についての動向を可能な限りインターネット上で調べて、大まかに説明できるようにしておくべきであると思う。
私の場合、周囲にこの会社の選考や仕事についての情報を持っている人がいなかったので、自らが志望していたSalesの社員の方の声を会社のHPですべて読み、また、この会社は部門を超えての協業が盛んだと知ってからは、Salesの社員の方の声だけでなく、他部門の社員の方の声もしっかり目を通しておくようにした。
この会社は部門別の採用であり、部門によっては、日系大手の本選考が始まる前に定員が埋まってしまうこともあるようなので、夏のインターンシップなど、早い段階で開催されるイベント、選考に応募しておくべきであると思う。
志望動機
私が御社を志望する理由は2つあります。
1つ目は「成長する機会が豊富にある」ということです。
私は自らのビジョンとして「将来の若者に、私を目指して努力してもらえるような社会に対して影響力の大きい経営者になりたい」という考えを持っています。
このビジョンを達成するためには、会社に入社してからも、常に上昇志向を持って成長し続けることが必要であると思います。
そしてP&Gであれば、その時の自らの能力よりも少し上の仕事を与える「ストレッチアサインメント」によって、成長し続けることができ、私の思いを実現させることができると考えています。
2つ目は「Salesの社員の方に惹かれた」ということです。
説明会でお会いし、お話を伺ったSalesの社員の方々は、みな上昇志向を持ち、現状に満足することなく仕事をしておられました。
私も上で述べたビジョンを達成するために、説明会でお会いしたようなSalesの社員の方々とともに働き、成長したいと考えています。
WEBテスト 通過
- 実施時期
- 2016年10月
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以上
WEBテスト対策で行ったこと
SPIの参考書を一冊購入し、繰り返し解いた。
WEBテストの内容・科目
言語、非言語、性格診断、数学
筆記試験 通過
- 実施時期
- 2016年11月
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以上
筆記試験対策で行ったこと
ここの企業で受ける筆記試験が、初めて受ける筆記試験であったため、参考書などを繰り返し解いて対策をした。
筆記試験の内容・科目
TOEICのような、マーク式の英語のテストと、変化するいくつかの図を見て規則性を発見するテストあった。
説明会・セミナー
- 時間
- - -
- 実施時期
- 2016年12月
エントリーシート 通過
- 実施時期
- 2016年12月
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以上
ESの内容・テーマ
あなたがこれまでに取り組んだプロジェクトの中で、時間やコストを削減した経験はありますか。/あなたがこれまで取り組んだプロジェクトの中で、価値観の異なるメンバーをまとめ、生産的な関係を構築した経験はありますか。/これまでに、必要なサポートを獲得して、目的を達成した経験はありますか。
ES対策で行ったこと
就活支援団体であるワンキャリアに登録されているエントリーシートと、この企業ではどのような能力が求められているのかについてのアドバイスを参考にしながら書き上げた。
1次面接 通過
- 実施時期
- 2017年02月
- 形式
- 学生1 面接官1
- 面接時間
- 70分
- 面接官の肩書
- 不明
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以上
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
ESに沿っての質問のみであり、私がESに書いた内容を深堀していく面接であった。
ESについての質問を自ら事前に考えて、それに対しての論理的な答えを用意していたので、その点が評価されたと思う。
面接の雰囲気
P&Gの選考の中で初めての面接であるが、年齢は40代前半ぐらいの温厚な方であった。
初めの5分ほどは、雑談で緊張をほぐそうとしてくださった。
1次面接で聞かれた質問と回答
あなたがこれまでに取り組んだプロジェクトの中で、時間やコストを削減した経験はありますか。
大学1年次から所属しているサークルの中で合宿係という係を1年間担当したときのことについて述べます。
私は、合宿係になってすぐに、サークル員に過去の合宿に対しての満足度を問うアンケートをとることを係のメンバーに提案しました。これは、まあまあ良い、微妙だった、といった、定性的な評価ではなく、数値による定量的な評価を得て、それを元に、サークル員の合宿に対する満足度を高めるための打ち手を立案したいと考えたからでした。
このアンケートで合宿の費用に満足していない人の割合が全体の20%を占めているという結果が得られたので、合宿全体としてかかる費用を削減することを係としての課題としました。
そして、費用を、旅館の質や設備によるもの、旅館までの移動手段によるもの、旅行会社のプランによるもの、といった項目に細分化し、先にとったアンケートの結果を元にして、費用の削減を行い、合宿にかかる費用が1人5万円であったのを、1人3万6千円まで減らすことに成功し、合宿に満足していると答える人の割合をそれまでの70%から、90%に上げることができました。
また、私は、合宿係のミーティングが非効率的で、意志決定までに時間がかかりすぎていると感じ、ミーティングを効率化することも目標にしました。
係での議論の形式を、思いついたことを述べていくだけであった形式から、前提、現状、ボトルネックを全員の中で共有し、的確な打ち手を立案する、打ち手評価をする、というプロセスを踏む形式に変更することで、意志決定を行うまでにかかる時間をそれまでの3分の1に減らすことができました。
あなたがこれまで取り組んだプロジェクトの中で、価値観の異なるメンバーをまとめ、生産的な関係を構築した経験はありますか。
大学の1年次から2年次の終わりまで、外国人観光客の方に無償でガイドを提供するボランティア団体の中で、運営アシスタントとして活動していたときのことを述べたいと思います。
私が運営アシスタントになった時に、この団体には、観光客の方からのガイドの依頼が少なく、所属しているガイドメンバーがガイドをしたいのにできない、という問題がありました。
また、運営アシスタントによる観光客の方へのPR活動により、仮に依頼が増えたとしても、その全てを受けることができる数のガイドメンバーがいないという問題も発生すると考えられました。
これらの問題から、私は2つの目標を立てました。
PR活動により観光客の方からの認知度を高め、ガイドの依頼数を一月に平均5件から、一月に平均15件に増やすこと、及び、依頼数が増えた時のために、ガイドメンバーの数を4人から10人に増やすこと、の2つです。
しかし、運営アシスタントのメンバーから、2つの目標を達成するための仕事に同時に取り組むのは仕事の量や種類から考えて難しく、どちらかを優先させるべきではないかという声が挙がり、これは、2つの目標とも同じく重要であり、同時に取り組むべきだ、という私の考えとは相違するものでした。
これを受けて、私は、それまでのように
運営アシスタントのメンバーが採用、広報、企画といった、自らが担当する部門の仕事だけに取り組むのではなく、部門の枠を越えて、協力して仕事に取り組むことで、2つの目標を同時に達成することができると説明し、皆の同意を得ました。
そして、2つの目標に向けて、各部門間で、生産的な関係を構築し、目標を達成することができました。
2次面接 通過
- 実施時期
- 2017年03月
- 形式
- 学生1 面接官3
- 面接時間
- 50分
- 面接官の肩書
- 不明
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以上
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
面接官三方が、私が質問に答えている時間以外は常に質問を投げかけてくるという面接である。
どの質問に対しても、考えることをあきらめずに、論理的に答えたことが評価されたと感じた。
面接の雰囲気
温厚な人、少し厳格そうな人、どのような雰囲気かがわかりにくい人、という風に、ビジネスの場を意識してなのか、三方それぞれの性格が異なっていた。
2次面接で聞かれた質問と回答
これまでに、必要なサポートを獲得して、目的を達成した経験はありますか。
中学生の時に卓球部に所属し、3年次に部の副部長をしたときのことを述べます。
私が副部長となった当時の卓球部の状況は、部としての認知度が低い、何となく暗い部であるというイメージを周囲から持たれていて、これら故に部員の数が少なく、効率が良く実戦的な練習を行うことができない、というものでした。
副部長となった私は、この状況に対して、新入部員を現在の部員の数の2倍獲得し練習を効率化する、という目標を立てました。
そして、まだ特に入りたい部が決まっておらず、楽しく運動に取り組みたいと考えている1年生をターゲットとして、これを基に、部長と共に2つの打ち手を考え、実行しました。
まず1つ目は、周囲からのイメージを変えるためには、部員のモチベーションを上げ、部活動を楽しんでもらわなくてはいけない、という考えに基づいて、練習内容がルーティンワーク化していたのを見直し、日々の練習に変化を持たせ、また皆が楽しみにしている実戦形式の練習時間を増やしました。
2つ目は、顧問の先生に協力してもらい、練習に楽しく真剣に取り組む部であるということを1年生に知ってもらうために、それまで、入部するまでの部見学の回数が2回までであったのを、自由意志で何回でも見学可能ということに変更しました。
部長や顧問の先生、同期、後輩と、私が部として目指している姿を共有し、皆のサポートを受けることで、実行することができたこれらの施策によって、部の認知度及びイメージが向上し、当初立てた目標を達成することができました。
経営者になりたいと言っていますが、経営者に必要な能力、資質は何だと思いますか。
経営者に求められる能力は、「心・技・体」の3つに分けられると思います。
1つ目の「心」は、リーダーとしてモチベーションやスキルの異なる社員、部下を動かすための情熱です。私はこれを身につけるために、先に述べたような活動に取り組んできました。
2つ目の「技」は、過去の経験に加え、読書やセミナーなどを通しての自己学修で身につく、いかに問題を解決するかという力です。この「技」には、経営者となってからも成長を続けるための、自身の強みを磨く力も含まれます。
そして、私は世界を少しでもよりよい場所にできるような経営者になりたいと考えていて、世界を飛び回る必要があると考えています。このようなグローバルリーダーであるためには「体」、体力が求められると思います。
独自の選考 通過
- 実施時期
- 2017年04月
- 通知方法
- 電話
- 通知期間
- 1週間以内
選考形式
グループワークと個人ワークを2日間に分けて。
選考の具体的な内容
1日目が社員の方に連れられての営業同行の後に、グループワーク。
2日目に、あるスーパーにおいてのP&G製品の売り上げに関する資料を渡され、その資料を分析し、提案内容を考える個人ワーク。
独自の選考 通過
- 実施時期
- 2017年05月
- 通知方法
- 電話
- 通知期間
- 1週間以上
選考形式
意思確認のみを行う面接。
選考の具体的な内容
面接官は、自らの志望する部門の部長の方であった。
グループワーク、個人ワークはどうだったか、他の会社の選考は続けるのかと、逆質問のみであった。
内定者のアドバイス
内定後の企業のスタンス
内定後は、1か月ほど考える時間をもらった。
内定を頂いてから1か月ほど経ってから、内定承諾書を提出するように指示された。
内定に必要なことは何だと思うか
ウェブテストや筆記試験は他社との違いはあまりないため、特別にこの会社のために準備をする必要性は高くない。
エントリーシートは早めにどのような質問がされるのかを知っておき、その質問を頭の中に入れた状態で、自己分析を済ませ、その後に取り組めばよいと思う。
面接の対策としては、エントリーシートの中で質問されそうなところや、補う必要がある感じるところをできる限り考えておくべきである。
ワークの対策は、就活支援団体の開催するGDセミナーに積極的に参加し、GDや個人ワークに慣れておくべきである。
内定が出る人と出ない人の違いは何だと思うか
この会社は、自社内で人材を育てていきたいという考えが強いと思うので、自らの能力を超えた負荷を与えられ続けても耐えることができ、また、このことを成長のためだと思ってポジティブに捉えることができる人に内定が出ると思う。
内定したからこそ分かる選考の注意点
この会社の選考フローの中で、エントリーシートと、二次面接が特に重要であると思う。
エントリーシートは質問内容自体、あまり他社の選考で見られるようなものではなく、字数も多めである。
二次面接は、三人の面接官に常に質問を投げかけられるため、私個人としては就活を通して最も負荷の大きい面接であったと思う。
内定後、社員や人事からのフォロー
内定は頂いたが、他社に入社することを決めてから、内定辞退したので、特にありません。
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- Q. 志望動機
- A.
P&Gジャパン合同会社の 会社情報
会社名 | P&Gジャパン合同会社 |
---|---|
フリガナ | ピーアンドジージャパン |
設立日 | 2006年3月 |
資本金 | 232億円 |
従業員数 | 4,600人 |
売上高 | 2848億9400万円 |
決算月 | 6月 |
代表者 | ヴィリアム・トルスカ |
本社所在地 | 〒651-0088 兵庫県神戸市中央区小野柄通7丁目1番18号 |
電話番号 | 078-336-6000 |
URL | https://jp.pg.com/profile/ |
採用URL | https://japan.pgcareers.com/recent-grads |