【22卒】ハウス食品の冬インターン体験記（理系/品質管理）No.14962（北海道大学大学院/女性）（2021/5/21公開）

6人ほどの班でグループワークを行いました。特定の学生が目立つと言うよりは、班員全員がそれぞれ順番に意見を出し合い全員でまとめていくという流れでした。

食品メーカーの品質管理職というのは研究職や開発職よりも目立たず、具体的な仕事内容を知る機会が少ないですが、今回のハウス食品のインターンシップでは、1日かけて品質管理職の仕事に絞って体験できる点が他社のインターンシップと比べてとてもよかったと思います。

事前にハウス食品の商品を調べたり実際に食べてから参加すると、グループワークの際に製造中のイメージが膨らみ、よりアイデアが浮かびやすいかもしれません。

今回のインターンシップのグループワークでは、実際に食品メーカーの品質管理職の方の業務を体験するような内容だったので、仕事をする様子がある程度イメージできました。ただ、オンラインでの開催だったので、実際の現場や会社の様子を見られなかった点を考えると、十分にイメージをつけられたとは言えないかもしれません。

グループワークでの発言や、最後の班ごとの発表を人事の方がチェックしているという様子はなく、このインターンシップは本選考には全く直結しないものであると感じたからです。ただ、本選考の際にインターンでの気づきや学びを話すことができたら、印象はいいのではないかと思います。

職種紹介で、品質管理職は工場勤務がメインで、深夜勤務のシフトが月に何日かあると知り、私は9時-17時の普通の勤務形態で働きたいという希望があったので、志望度は下がりました。その代わりに品質管理職以外の研究職・開発職を検討するようになりました。

早期選考の連絡などはなく、特に選考に有利になるとは感じられませんでした。ただマイページに登録をするため採用の最新情報が受け取れるようになったこと、インターン内で企業研究ができたことは、選考に向けて準備をするという点で良かったかと思います。

インターンシップ参加後のフォローや懇親会などはありませんでした。インターンは早期選考というより、会社説明会のような位置付けなのだと思います。

インターンシップ参加前は単に食品メーカーを志望しており、詳しい職種までは考えてはいませんでした。しかし本インターンシップを通して、会社説明でそれぞれの職種の簡単な概要、後半のグループワークでは特に品質管理職について知ることができ、職種ごとに特徴や働き方の違いがあることを学ぶことができました。結果、他食品メーカーにおいても、自分の希望条件と合うこと(深夜勤務がない等)を意識して職種を選ぶようになりました。

他の企業では、理系の職種はまとめて採用されることが多いですが、ハウス食品は研究・生産技術・品質管理と分かれて採用が行われる点に魅力を感じました。今回のインターンシップで品質管理職や工場勤務が自分の希望とは合わないと気づくことができましたが、ハウス食品の採用形式であれば、自分の希望にあった職種に絞って応募ができるので良いと思いました。