【建築設計の新たな才能】【20卒】類設計室の夏インターン体験記（理系/建築設計職）No.6756（早稲田大学/男性）（2019/7/31公開）

片っ端からゼネコンや組織設計事務所のインターンを探しては、さまざまな企業に申し込んでいたときに、建築会社ランキングのようなものを見て、比較的上位に入っていたので抑えとして受けようと思い、インターン参加をホームページを見て応募した。

類設計事務所の得意な建築や活動をあらかじめ調べておいて、「どういったことがやりたくてインターン参加を希望する」という参加目的を明確にしてくといい。

設計業務の手伝い

前半にやったこと

設計提案をするための事例取集、今回は図書館と小学校の複合施設だったためそれの事例収集をした。また、ほかには社員さんからの情報や設計条件の整理を主にしていた。設計提案の前段階という感じだった。

後半にやったこと

設計提案の最終段階という目標に向けて、事例取集、今回は図書館と小学校の複合施設だったためそれの事例収集の成果を設計提案に反映させた。A3の紙に事例を載せてどういった提案になるのか具体的にイメージできるように工夫した。

設計主任

なし

短い時間の中で提案をつめていくという作業は課題では触れることない方法だったので新鮮でした。慣れるのには時間がかかりましたが、社員さんのまねをしているうちに「らしくなってきた」というお言葉を頂きました。

チームの中にはいって設計・構造・環境の他分野の方々と一緒になって5分間の設計提案へつながるアイデアの発表や、コメントやアドバイスや質問をしていく10分間が定期的にあり、最初は非常に手間取った。しかし、だんだんと慣れていくと、テキパキとついていけるようになった。

チームの中にはいって設計・構造・環境の他分野の方々と一緒になって5分間の設計提案へつながるアイデアの発表等をすることは非常に有意義な時間の使いかかたを習ったと感じています。頭の中から出てくる情報と調べなければならない情報とで区別をつけなければならないと教わりました。

インターンシップ前には、事例調査の方法をまるで知らなかったので、もっとより円滑に事例調査ができるようにしておけばよかったかなと感じます。

この会社では、働くのは難しいと感じました。というのも、新入社員さんがめんどうをみてくれていうときに「残業は多いけど使い手の喜ぶのがうれしいから」といい、終電まで残業することはいとわないという情報を聞いたからです。インターンに参加することで毎日遅くまで残業している自分が浮かびました。

非常に暖かい雰囲気の会社で、建築の設計を考えることができればずっと会社に残って帰る時間が遅くなってもいい、建築が好きだからという人には向いていて、そういった方は内定をもらいやすいのではと思います。しかし、自分個人としてはタイプの不一致を感じたので受けないことにしました。

私の志望として残業はしなくていい時にはする必要はないと考えるタイプなので、社内の雰囲気は家族のようで暖かいですが、私個人としては、残業が文化のようになっている会社では働けないと感じました。ただ、人によっては女性の子育て等に対してのフォローもあり、働きやすい会社と感じる人もいるかもしれません。

インターンシップへの参加は社内の雰囲気を知るためには、非常に有利に働くのではと思いますが、選考とは関係ないと言っていたので、直接的に有利にはならないはずだと思いました。

大学に入り、最初から建築設計職につくつもりでした。都市系の研究室に所属しながら、建築コンペなど設計は意匠系の先生にご指導頂き、建築と都市両方の視点から建築設計することを重要視していました。そのため、そういった趣向のある会社に入りたいと感じていました。株式会社類設計室は都市の風景を周辺環境から読み取るということを大切に考えている会社と思いました。

株式会社類設計室は「建築の周辺環境から建築設計することを重要視している」私としては理念は非常に合致性があるところだと感じました。株式会社類設計室は「建築を利用する人を考え、周りへの配慮もしている」ということがホームページのコラムからもわかりました。しかし、残業が文化として染みついているような会社だということがインターン参加したことでわかったので、そういったライフワークバランスを考えるきっかけとなりました。