【顧客の声を聞き出せ！】【20卒】トヨタシステムズの夏インターン体験記（文系/エンジニア）No.4128（関西学院大学/女性）（2018/12/12公開）

IT業界の中で上流工程に関われる企業のインターンに参加したかったのが動機です。記憶ではサポーターズという就活サイトでオファーをいただいたのがきっかけでした。トヨタ系列というネームバリューにも惹かれました。

インターンのための選考は無かったと思いますが、事前にHPを見てどのような企業なのかを把握して行きました。

ITを使って顧客の要望に応える上流工程を体験

1日目にやったこと

業界や会社の説明があった後、ITの上流工程を体験できるようなゲームを行なった。顧客のチームとサービスを提供するチームに分かれ、顧客の要望を聞き出してそれをどれだけ最適に満たす提案ができるか、というゲーム内容だった。

なし

顧客の抱える問題を解決するには、まず顧客の要望を正確に聞き出すことが重要であるが、数多くある要望の中でどれがマストなのかを見極めることが重要であるというフィードバックが印象的だった。

自分は文系なので他の理系学生の話について行くのが大変だった。また、グループワークはそれまで経験したことのないタイプのものだったので、どうすればうまく行くのか分からず戸惑った。しかし、顧客の要望を正確に聞き出す難しさ等を感じることができたのでためになったと思う。

それまではざっくりIT業界というくくりで捉えていたが、IT業界の中にも様々な企業が存在し、プロジェクトのどの段階に関われるのかで業務内容がかなり異なるため、それを見極めることが重要なのだと学べた。そして上流工程は顧客の課題を解決するために考えるのが面白いと思った。

IT業界の知識があれば良かったと思う。また、この会社の顧客はトヨタが多く必然的に車業界とも関わることになるため、車業界の知識もあれば良いと思う。

このインターンは実際のオフィスで行われたわけではなく、また社員も一人しかおらず雰囲気が掴みにくかったため。これに加えて、業務体験といってもゲームを使って簡単に体験しただけで実際の仕事とは程遠く、机上の空論に過ぎなかったため、入社してからの仕事が想像しにくかったから。

優秀な学生が多く集まっており、おそらく高学歴な理系学生、その中でも院生が採用されやすいのではないかと思ったから。また、安定志向でおとなしく、会話が比較的少ないような雰囲気に私は馴染めそうになく、選考プロセスでそれを見抜かれるだろうと思うから。

志望度が下がった理由は、IT業界で上流工程に関われるといっても、顧客のほとんどがトヨタであり、自動車にあまり興味のない自分には厳しいだろうと思ったから。あとは、優秀な理系学生が多すぎて、文系の自分が入社しても活躍できそうにないと感じたから。

インターンシップ後のアプローチはほとんどなく、特別な選考に進めたり限定のイベントに参加できる等、選考に有利になるようなことは何もないため。普通のイベントの案内が届く程度。

志望企業はなく、志望業界もほとんど絞っていなかったが、漠然とIT業界やコンサルティング業界、総合商社、金融業界等に興味を持っていた。そして一部の人の役に立つことではなく、社会全体に貢献できるような業務の会社に行きたいと考えていた。そのため、あまり小さい会社ではなく、大きい会社に行きたいと考えていた。

一口にIT業界といっても、様々な種類の業務があるということを知り、その後はこれを気にするようになった。下流工程だとどうしても作業が多くなるので、それよりは上流で、道具を使って答えのない課題を解決するような頭を使った仕事をしていたいと思った。そのため自分としては上流工程でなければ理想を満たせないと考えるようになった。