
21卒 本選考ES
ビジネス系

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Q.
研究/ゼミ内容(前職の業務内容)(300字以内) 研究そのものに加え、ご自身の取り組みや目標、どこにあなたのオリジナリティがあるかについてもご記入ください。
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A.
現在、新たなワクチン生産技術として、発育鶏卵ではなく、遺伝子組換え技術を用いた昆虫細胞によるウイルス様粒子の生産が注目を集めている。 私の研究室はA型インフルエンザウイルス由来のHAとM1を安定発現するT15細胞を樹立した。だがこれまでにT15細胞がインフルエンザウイルス様粒子を分泌したかどうかは、これまでの実験のデータからも曖昧であった。そこで実際にそのT15細胞が本当にウイルス様粒子を分泌生産しているかどうかを、定量的に判断するのではなく、透過型電子顕微鏡によって、内部構造を可視化することで確認しようと思いついた。目標はよくテレビのニュースでも見られるほどの鮮明な顕微鏡の写真を撮ることを目標とした。 続きを読む
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Q.
学業や研究(あるいは仕事)で一番頑張ったことは何ですか?そこでどのような挑戦をし、何を得ましたか?(300字)
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A.
ウイルス様粒子のサンプル調製及び透過型電子顕微鏡による観察である。 観察粒子が100nm程度なので、不純物が多かったり、サンプル濃度が低かったりすると思うような写真が撮れずとても苦労した。最適条件を探るのに教授や先輩に相談し、合計100以上の条件検討を行った。 また、電子顕微鏡で観察する際、グリッドと呼ばれる数百個の穴が空いたものにサンプルを載せて観察するのだが、一つ一つの穴を観察していくのは地獄のような作業で朝9時から夜の19時までぶっ通しで観察を行う日々を過ごした。最終的に鮮明なインフルエンザウイルス様粒子の画像を撮ることに成功した。この経験からどんな困難な状況に陥っても最後まで諦めずにやりぬく力を身につけた。 続きを読む