19卒 本選考ES
土木系技術職
19卒 | 筑波大学大学院 | 男性
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Q.
研究内容を教えてください。
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A.
現在橋梁点検は技術者による目視点検が主ですが,対象となるすべての橋梁を一律に点検するのは時間と予算を要し、非効率という問題があります.そこで車両上にセンサを設置し,走行しながら橋梁振動を計測・分析し,橋梁の健全性を評価する点検手法の開発を行い,予算や人員を損傷確率の高い橋梁に集中させることで,点検の効率化を目指しています.私は模型実験で検証しており,橋梁と車両の模型をそれぞれ製作し,複数回走行させることで統計的な振動データの計測・分析を行っています.現在,橋梁健全時と損傷時で橋梁振動が異なる傾向を示し,手法の有用性が確認されています。 続きを読む
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Q.
入社志望理由について教えてください。
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A.
私は、人々の生活に必要な生活基盤に安全を築くことで、社会に貢献したいと考えています。昨年の夏休みに、ケニアの社会インフラ不足を解決するための教育企画を現地で行いました。その際、自身の研究分野である橋梁や道路などの社会インフラの問題だけでなく、特にゴミなどの環境問題を認識しました。この経験から、橋梁や防災などの社会インフラだけでなく、この問題を解決したいという思いから環境プラントにも興味を持ちました。その中でも貴社は環境事業やインフラ事業、防災を事業ドメインとしており、特にゴミ焼却発電施設では世界トップクラスであること、若手のうちから大きな案件に挑戦できるという風土である理由から、自身の夢を実現できるフィールドがあると感じています。そこで、私は貴社で,特にゴミ焼却発電施設等の環境プラントの設計に携わりたいと考えています。プラントエンジニアリングは自分の専門の土木だけでなく、機械など様々な分野と協業するだけでなく、見積もりやクライアントとの調整などで幅広い関連者と関わることが多いため、自身の「周囲を巻き込むことで,新たな価値観を生み出す力」を発揮できると考えています。以上の点から、貴社の一員として、環境・衛生面やエネルギー面から国内外の人々の生活基盤を支え、持続可能な社会を実現することで社会に貢献していきたいです。 続きを読む
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Q.
自己PRをしてください。
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A.
主体的に動き周囲を巻き込むことで,新たな価値観を生み出すことができます。私はケニアで現地学生を対象とした土木工学に関する教育企画をチームで運営しました。その内容は土木工学の授業を行った後、橋梁模型を製作し、実験により強度を確認することで座学と実現象の関係を体験してもらうものでした。この時点で企画の具体的な内容は決まっていなかったため、まず私は自ら詳細を考案し、授業資料と橋梁模型の製作手順書を作成しました。しかし,ケニア人学生全員が理解でき,楽しく,学習効果が高い内容にするには,自分一人では限界がありました.これらを解決するには、教えられる立場の考えが必要だと考え、自ら考案した内容でメンバーに対し企画のリハーサルを行い、企画の改善点などを積極的に募りました。この際、特に学部生メンバーの意見を尊重することで、初学者の視点を取り入れることを重視しました。それだけでなく、メンバーの理解できていない箇所には適宜指導を行うことで知識の共有や、明確な目標を立て、それに対して段階的に計画を立てることで、チームの意志の統率も図りました。その結果,現地ではチーム一丸で企画を実施することが出来、特にコンテストで盛り上がり,現地学生から感謝の言葉を得ることができました。そして、現地学生の土木工学に関するテストの点数を、企画前後で2.5倍に向上させることができました. 続きを読む