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【世界の課題を解決】【21卒】日揮ホールディングスのエンジニアの本選考体験記 No.10130(東京理科大学大学院/男性)(2020/7/22公開)

日揮ホールディングス株式会社の本選考における、説明会の参加からWebテスト、エントリーシート、面接、内定までの選考内容や注意すべき点などを公開しています。面接の実施時期や評価されたと感じたポイントなど先輩のアドバイスを見て、選考対策に役立ててください。

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2021卒日揮ホールディングス株式会社のレポート

公開日:2020年7月22日

選考概要

年度
  • 2021年度
結果
  • 内定入社
職種
  • エンジニア

投稿者

大学
  • 東京理科大学大学院
インターン
  • 未登録
内定先
入社予定

選考フロー

企業研究

基本的になぜプラントエンジニアリング業界なのか、またその中でもなぜ日揮なのかを問われることが多いと感じた。プラントエンジニアリング業界というニッチな産業をなぜ志望するのかという志望度を試されるような質問が多かった。プラントエンジ大手3社の違いを説明会等で把握するのはもちろん必要である。だが、それ以上に、商社や石油メーカーなどインフラ、エネルギーに携わる他業界との比較をすることで、なぜその中でもプラントエンジニアリング業界を志望するのかという理由の後押しをする必要があると感じた。また、学生時代に頑張ったことなど普遍的な質問も多くされるが、その一つ一つをかなり深堀する傾向にある。エピソードの数で勝負するよりも、一つのエピソードについてなぜ自分がその行動をとったのか、その中で自分の満足度は何によって得られるのかなど根本的な部分を自己分析し、それをスムーズに伝えられると面接官のリアクションはいい。また、長期的視野を所持していることをアピールする必要があると感じた。自分が希望する職種に新卒で入れなかった場合など不測の事態に陥った時に自分はどのようにふるまえるか説明できると好印象である。

志望動機

私が日揮を志望する理由は海外への圧倒的展開力と、インフラ事業に携わることができる点である。海外の特に新興国では、いまだに日常的な停電など生活の根底を支える部分が安定していない。それは実際に自分が東南アジア諸国をめぐったときに感じた世界規模の課題であり、この課題を解決できるようなフルスケールの仕事に就きたいと思うようになった。日揮は約20000件のプロジェクトを海外約80か国で成功させており、海外で活躍できるフィールドが十分に整っていると感じた。また、実際にインフラやエネルギー事業に携わることで直接的にその国のエネルギー需要にこたえることができ、大きなスケール感を感じることができると思った。以上二点の理由が志望動機である。

エントリーシート 通過

実施時期
2020年01月
通知方法
メール
通知期間
1週間以内

ESの内容・テーマ

現在の研究テーマとその内容を教えてください。/学生時代に頑張ったこと(自己PR)を教えてくださ学生時代に頑張ったこと(自己PR)を教えてください/当社への志望理由を教えてください。/希望職種について

ES対策で行ったこと

プラントエンジニアリング業界にかかわらず、インフラやエネルギーに携わる業界のESを読むことで、日揮の特異性を見つけていった。論理構成は一般的なESと変わらない。

リクルーター面談・人事面談

形式
学生不明 面接官不明
面談時間
- -

実施時期
2020年01月

1次面接 通過

実施時期
2020年01月
形式
学生1 面接官4
面接時間
60分
面接官の肩書
人事を含めた各部署の部長
通知方法
電話
通知期間
3日以内

評価されたと感じたポイントや、注意したこと

一つ一つの質問の答えに自分の価値観や考えを反映させたからだと思う。特に面接官の考えと偶然一致した時にはこれまでにないリアクションを得ることができた。

面接の雰囲気

決して圧迫ではなかったが、部長クラスが4人おり威圧感は感じた。質問も各々の面接官から各々の角度の質問が飛んでくるので、その応対に最初は四苦八苦した。どの質問もステータスよりも学生自身の価値観や人となりに注目しているように感じた。

1次面接で聞かれた質問と回答

なぜ研究職に就かないのか?また研究職に就かないのに今の研究は楽しいのか?

私が研究職に就かなかった理由は、実際に社会の何の役に立っているのか不明瞭であると感じたからである。研究活動は地道な基礎研究から始まることも多く、またその中でも社会の日の目を浴びるのはごくわずかな一部の研究である。そのように考えたときにもっと社会のニーズに近いところで自分の価値を発揮したいと思ったのが研究職に就かなかった理由である。また今の研究のモチベーションは、自分の研究成果が副次的に他の研究に役に立つ可能性があるという点である。仮に自分の研究に脚光が浴びせられることはなくても、自分の研究が他の研究の礎となり、その研究が大きな成果を残す必要がある。そのようなところに研究の楽しさを見出している。

今後注力していく事業や国は?(逆質問)

今後はインフラ事業を特に東南アジア諸国で展開していく予定であると答えていただいた。オイルやガスのプラント事業だけでは今後の環境問題への意識の変化などにより厳しい状況であり、今後、総売り上げにおけるインフラ事業の割合を増やすことで、現在のLNG事業一本足打法からの脱却を図ろうとしている。東南アジア諸国など現在、急成長している国々のインフラに対する需要は大きく、そのマーケットをターゲットに絞ることで売り上げを伸ばそうとしている。実際、ベトナムでのメガソーラー発電所の受注などの実績を積み重ねており、着実に知見や経験を蓄積している印象を受けた。また、この変化に応じて電気系の知識を持った人材に対する需要が増えているとも答えていただいた。

最終面接 通過

実施時期
2020年02月
形式
学生1 面接官2
面接時間
30分
面接官の肩書
役員クラス
通知方法
電話
通知期間
3日以内

評価されたと感じたポイントや、注意したこと

とにかく志望度が高いことをアピール評価されたと感じた。他社や他業界との差別点を伝えることができたのが好印象であったと考える。

面接の雰囲気

非常に物腰の柔らかいフランクな面接官であった。自分の住んでいる場所などのアイスブレイクから始まり、徐々に質問に入るようなスタイルだった。

最終面接で聞かれた質問と回答

なぜほかの業界ではないのか

私はプラントエンジニアリング業界のほかに海運業界と総合商社に興味があった。どちらも海外に行くチャンスが豊富であること、及びエネルギーに影響を及ぼすことのできる業界であることという点に魅力を感じていたが、海運はエネルギーを運送という中流の業界であり、現場からはやや離れていると感じた。もっと最前線で働きたいと思ったときに海運はやや不適であった。一方、総合商社は最前線で働くことができるものの、エンジニアではないのでモノづくりとはかけ離れていると感じた。エネルギー、インフラに関する課題解決を最前線で実行し、かつ実際に手触り感のあるモノづくりに携わることができる業界はプラントエンジニアリング業界が唯一であり、私は以上の理由でプラントエンジニアリング業界、その中でも圧倒的なプレゼンスを示す日揮を志望する。

もし内定を出したとして、入社するかどうか

とにかく日揮に入りたいことをアピールした。最終面接の段階では他社の選考ともかぶっており、実際にどっちに行くかは悩んでいたが、志望理由や他社では決して経験することのできない業務やスケール感を感じることができることや、海外へ新卒の段階から行くことができるなど魅力を最大限に伝えることで第一志望であることを強調した。ほかにも自分がしてきた企業研究で得た知識やOB訪問で出会った社員さんの魅力などを踏まえることで説得力を増強した。最終面接は今までよりもさらに人の部分を見ているように感じ、決して面接官の方からプレッシャーは感じなかったので、自分の思っていることや考えていることを丁寧に伝えていくことが非常に重要であると感じた。

内定者のアドバイス

内定後の企業のスタンス

一か月程度であったが猶予をもらうことができた。その間は焦らされることもなく、またこちらからの質問も親切に応対してもらうことができた。

内定に必要なことは何だと思うか

企業研究を積極的にする必要がある。社員訪問会やインターンなどイベントはその都度その都度開催されるのでなるべく毎回参加したほうがいい。社員さんによっては言うことが微妙に違うので、どれが正解かを見極めるためにも積極的な参加をお勧めする。また、ニッチな業界であるがゆえ、視野が狭くなりがちなので、それほど志望度が高くなくても他業界の説明会は一度くらいは聞いておくべきであると思う。また、インフラやエネルギー等に精通しておくと面接が楽なので新聞などニュースに敏感になると吉であると思う。

内定が出る人と出ない人の違いは何だと思うか

内定が出ない人は志望度が高くないと伝わってしまう人だと思う。スペックを評価するよりもその人が会社に合うかどうかを評価する傾向にあると感じたので、仮に高ステータスであったとしても、志望度が低いととらえられてしまうと内定は遠いと思う。逆にしゃべるのが得意でない人でも、自分の考えや価値観に一貫したものがあり、それを何とかして伝えようとする泥臭い姿勢を見せた人が高評価のような気がする。

内定したからこそ分かる選考の注意点

グループ面接やグループディスカッションなどことが大きな特徴であると思う。これをいいと思うか悪いと思うかは人によるとは思うが、情報共有などが閉鎖的になってしまう傾向があるので注意が必要。自分一人でずっとしゃべらなければならないのも想像より大変。

内定後、社員や人事からのフォロー

感染症の流行があったせいか、内定者に電話があり、軽い雑談を交わした。人事の方は基本、皆さんフレンドリーかつフランクであり、相談しやすい方々であると思う。

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日揮ホールディングスの 会社情報

基本データ
会社名 日揮ホールディングス株式会社
フリガナ ニッキホールディングス
設立日 1928年10月
資本金 235億1118万9612円
従業員数 7,610人
※連結 ※2,280名[単体] 2018年3月
売上高 7229億円
※連結 ※3,994億円[単体] 2018年3月期
決算月 3月
代表者 代表取締役会長 佐藤 雅之   代表取締役社長 石塚 忠
本社所在地 〒220-0012 神奈川県横浜市西区みなとみらい2丁目3番1号
平均年齢 44.8歳
平均給与 1083万円
電話番号 045-682-1111
URL https://www.jgc.com/jp/
採用URL https://www.jgc.com/saiyo/
NOKIZAL ID: 1130572

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