- Q. 志望動機
- A.
富士フイルムビジネスイノベーション株式会社の本選考における、説明会の参加からWebテスト、エントリーシート、面接、内定までの選考内容や注意すべき点などを公開しています。面接の実施時期や評価されたと感じたポイントなど先輩のアドバイスを見て、選考対策に役立ててください。
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2020卒富士フイルムビジネスイノベーション株式会社のレポート
公開日:2019年7月11日
選考概要
- 年度
-
- 2020年度
- 結果
-
- 内定入社
- 職種
-
- 技術職
投稿者
選考フロー
企業研究
実際にオフィス向けのOA機器というのは学生にとってなかなか見えにくい業界であり、面接の中でも競合他社(リコー、キヤノンなど)と比べて何故ウチなのかという質問はなかった(これは技術職向けの面接だったからかもしれない)。だからこそ逆に、「どこでウチを知ったのか、そこからなぜ志望するに至ったのか」というところは人事面接でかなり掘り下げられたように思う。これに答えるためにもOB訪問はできたらしたほうが良いと思うし、『富士ゼロックスの奇跡』という本を購入し読むことでこの会社の歴史を深く知るなどをした。またホームページから使われている技術に関してもよく調べ、わからないなりにも働いたら具体的にどの技術に携わってみたいかなどを話すことができれば高評価につながると思う。
志望動機
私が富士ゼロックスを志望したのは、私自身のやりたいことである”印刷による表現の可能性を広げる”こと、言い換えれば人々に驚きや感動を与えるような新たな表現や色彩の質のようなものをプリント技術の中で作っていくことができると考えたからです。これは世間に対して自分や団体を発信、宣伝しようとする方々に対して何かしらのサポートをしたいという思いが強く、また技術者としてあるからにはインパクトを与えられるようなものづくりに尽力したいという思いがあるからです。貴社は特に商業印刷分野において技術の先端を突き詰めており、情報を効果的に紙媒体で伝えるという面で顧客に対し非常に高い成果を出しています。そのような企業でこそ私のやりたいことが果たされるのではと考えております。
エントリーシート 通過
- 実施時期
- 2019年04月
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 即日
ESの内容・テーマ
あなたの研究テーマは何ですか。また、その研究テーマにどう取り組み、そこから何を得たのか教えてください。/ あなたがこれまでに直面した困難は何ですか。その困難に対して、あなたはどのように自分で考えて取り組み、どう乗り越えようとしたのかをご自身の言葉で教えてください。/上記経験から見出した、あなたの就職活動の軸を教えてください。/最も取り組みたい技術分野/業務」において、富士ゼロックスであなたが実現したいことと、その理由を教えてください。
ES対策で行ったこと
就活会議やその他ネット上で知れる範囲の志望動機を確認した。またいわゆる自己分析を行い、ESで聞かれていることに対してどのエピソードを絡めるかなどを考えた。
WEBテスト 通過
- 実施時期
- 2019年04月
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 即日
WEBテスト対策で行ったこと
特にしていません。本命の企業でのSPIが初見にならないように1度練習の意味合いも込めて他の企業でのWebテストも受けました。
WEBテストの内容・科目
言語、非言語
1次面接 通過
- 実施時期
- 2019年05月
- 形式
- 学生1 面接官1
- 面接時間
- 30分
- 面接官の肩書
- 入社10年目の人事
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以内
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
アニメの話→ウチでは同人誌の印刷に用いるようなプロダクションプリンターとかも作っているからユーザー目線で知っている点もマッチするかも
研究内容→まさにそういうことをやっている部署もあるから"〇〇"という技術について調べてみて
など人事の方の方からマッチする部分を多く見出していただけた点が大きいと思います。
面接の雰囲気
人事の方がかなり柔らかい物腰で話してくださり、他の企業と比べてもかなり和やかな雰囲気でした。どちらかというと私自身の興味を持っていることから企業にマッチする部分を見つけようと努力してもらえている、という印象でした。
1次面接で聞かれた質問と回答
なぜ今行っている研究内容を選んだのですか。
私は恥ずかしながらもともと入りたかった第1希望の研究室に入ることができませんでした。そんな悔しい思いを抱きながら入ることに決まった研究室で与えられた研究の選択肢の中で、私が現在行っている研究は唯一特殊な立ち位置のものでした。それは企業と共同であり、またその年から始まった新しい研究、そして日本の大学でそれを扱っている研究室は他にないというものでした。短時間でもともと選ぶつもりのなかった分野で確固たる興味の持てる研究を見つけることが難しいと感じた僕はそれに惹かれ今の研究を選びました。もちろんそれが正解だったのかは私にもわかりませんが、持ち前の学びに楽しみを見出す力でダイナミックな変化のあるこの研究を今では誇りに思っています。
食わず嫌いをしないという姿勢はどのような経緯で生まれたものなのですか?
中学時代から私は趣味の一つにアニメがありました。しかし当時は今よりそういった趣味に対する偏見が非常に強いものでした。私は純粋に面白いと思うものを選んでいるのになぜ人に馬鹿にされるのだろうかという理不尽に思い悩み、自分自身がより強い根拠を持った発信者になることを目標にすることを決めました。”食わず嫌いをしない”ことをモットーに、広い選択肢から自分がより良いと思うものを選びまた人の良いと思う感性は否定しないというスタンスを常に意識し行動していく中で実際に多くのことに興味を持てる体質に自らが変わっていったのかなと感じています。これは今渡しが行っている研究に対する高いモチベーションにもつながっていることのように感じています。
2次面接 通過
- 実施時期
- 2019年05月
- 形式
- 学生1 面接官4
- 面接時間
- 40分
- 面接官の肩書
- 人事の方(司会)/技術の方3人(肩書は不明)
- 通知方法
- 電話
- 通知期間
- 即日
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
まずなにより研究内容に興味を持ってもらえたこと。そして具体的な社内で行われている技術に関して少し話せたことが大きかったのかな?と感じています。ただ個人的に手応えはあまりありませんでした。
面接の雰囲気
ホワイトボードを用いた研究プレゼンがあり、その内容に関しての質問が主でした。1次面接と比べても非常に緊張感がありました。(もちろん技術の方も会話の中で和ませようとしてくれましたが、人数が多いのとかなり年齢も上の方な印象だったので)
2次面接で聞かれた質問と回答
研究において後輩をまとめる立場としてどのようなことを意識しているか。
私は今行っている研究のルーティーンを1,2年間続けていく中で測定にこれはおいても特定の作業に関してある種"職人"と言えるような最適化が自分の中で済んでいるような物がたくさんありました。もちろんこれは努力の賜物ではあるのですが、毎年増えていく後輩とともに分業を行っていく中でこれをそのまま継承させるのは非効率的に感じ、測定の自動化を積極的に推し進めました。同じように自分が行うあらゆる作業に関して「いかに自分じゃなくてもスムーズにできるか、他に替えがきく作業に落とし込めるか」を意識したマニュアル作成や分業の仕組みを作りメンバー全体の負担軽減に務めました。これは今後にも響いていくと思うしさらなる最適化を後輩たちの間でも行っていってほしい。
研究から会社で活かしうるどのようなことを学んだか。
機器の立ち上げ、測定方法の考案、解析方法の考案など0から自分のやり方の樹立という経験を得て、自らが作り上げ行った測定の結果から具体的な今後の指針が見えたときに自分が喜びを感じることがわかった。また研究においては面倒臭がることが最速への道であり地道にできることであってもデータを入れるだけで解析結果のマップが出るプログラムというのをどんどんアップデートしたり、メーカーの方に測定の自動化をお願いしたりする中で1つの作業の負担の軽減はケアレスミスの軽減と更に1つ上の高度な作業に至るために必要なものであるということを学びました。会社に属してからも多くの人の負担の軽減につとめようと思うし、ある程度社内でのルーティンに慣れていく中でも自分の中での効率化やこうしたら良くなるを常に考えられる人間に研究を通してなれたと感じています。
最終面接 通過
- 実施時期
- 2019年06月
- 形式
- 学生1 面接官1
- 面接時間
- 20分
- 面接官の肩書
- 人事センター長
- 通知方法
- 直接
- 通知期間
- 即日
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
ほぼ確認のための面接といった立ち位置のように感じているため特にありません。本当に世間話のような内容でした。
面接の雰囲気
本当に雑談といった感じでした。ビジネスとしての話というよりも一人の人として世間話をするような姿勢で会話をしているうように感じました。
最終面接で聞かれた質問と回答
10年後のキャリアプランはどう考えているか。
正直に言いますと10年後のことはなかなか未だにピンとはきていませんし、会社自体をマネジメントする立場に対してモチベーションがあるかと言われるとまだ世間知らずでそこまで考えるに至れていません。ただ、今現在研究を3年間行っていて自分の研究に関しては誰よりも詳しい自信があるので同じように3年で社内の何かしらの技術開発においてスペシャリストになりたいというモチベーションは非常に強いです。その中で自分の受け持つ技術だけでなく社内で開発されているような様々な技術に関しても広く学んでいきゼネラリスト的な方向性を得たときに自分の会社の中で有りたい姿が変わっていき経営的な目線を持つに至るのかなと推測しています。
どのタイミングでこの会社のことを知りましたか?
就職活動を始めたばかりのころはBtoC色が強いようなメーカーに傾倒していて富士ゼロックスに対して特別意識はしていませんでした。ただ自分自身が自己表現の魅力を実感しておりそれを発信しようとしている人に対して何かしらのサポートができればと考えてプリンター事業へ興味をいだいてはおりました。そして就職活動を行っていく中でもっと幅広く会社を知ろうと考えBtoBにも有名な会社を見ていく中でこの会社を知りました。複写機やプリンターは国内マーケットが縮小していて事業自体が変革の立ち居位置にあると考えていて、その中で自分の父親が勤めているような地方の中小企業の働き方にも影響を与えられるようなソリューション事業を行っているこの会社に強く興味を持ちました。
内定者のアドバイス
内定後の企業のスタンス
推薦書を持参しての最終面接であったので内定後に関しての言及は特にありませんでしたし、私自身もここが通ってたら就職活動をやめるつもりでいました。
内定に必要なことは何だと思うか
(技術職に関して言えば)自己分析+自分の研究についてしっかりと話せること。もちろんそれ専用の書籍を用いて振り返るのも自分自身のことを振り返る指針にするために有用だと思うし、それがなくともあまり話す内容を絞り込みすぎずいろんなエピソードを自分の成長と結びつけておいたほうが話しやすいように感じます。研究に関しても、どの企業でも"何をしたか"より"何を得たか"が重要視されます。研究を通して自分が培った考え方と真摯に向き合って考えてみてください。
内定が出る人と出ない人の違いは何だと思うか
自分に対して自身がある、また自身があるような振る舞いができる人が内定を得るように感じます。自己肯定感が低い人が、どこか自分を語っていてもそれが表に出てきてしまい内容に至らないのかなと考えています。自分はそれがいろんな企業に対して何度も面接を経験していく中で変わったのかなと感じます。
内定したからこそ分かる選考の注意点
特殊な点はあまりないように感じます。私自身インターンにも参加していませんしOB訪問もしていません(これは死亡に至ったタイミング的に厳しかったからであり早いうちに興味がある方はやるに越したことはないかと思いますが)。
内定後、社員や人事からのフォロー
内定者向けSNSを用いて今後のイベントに関して配信されています。内定者向け懇親会も地区別と全体向けで2度行われるようです。
内定後入社を決めた理由
入社を決めたポイント
- 会社のブランド・知名度
- 社員の魅力・実力
- 福利厚生・手当・働きやすさ
- 会社の規模
- 会社の事業内容・サービス・やりたいことが実現できる
- オフィス・オフィスの位置・働く場所
- 給料・待遇
入社を迷った企業
ニチハ株式会社
迷った会社と比較して富士フイルムビジネスイノベーション株式会社に入社を決めた理由
プリンター事業に強く興味があったからです。競合他社と呼ばれる会社と比べても待遇の面で優れている用に感じましたし、面接などで出会った人事の方など皆さんとても話しやすく就活生が持つ感覚に寄り添ってもらえている感覚が非常に強かったです。また、技術職では勤務地がほぼ神奈川県内であり、地方への転勤リスクがほぼ無いことも非常に大きな決め手になったようにお思います。もちろん他にも多くの会社に対し内定があるようならもっと悩んだかもしれません。
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富士フイルムビジネスイノベーションの 会社情報
会社名 | 富士フイルムビジネスイノベーション株式会社 |
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フリガナ | フジフイルムビジネスイノベーション |
設立日 | 1962年2月 |
資本金 | 200億円 |
従業員数 | 4,505人 |
売上高 | 4266億8200万円 |
決算月 | 3月 |
代表者 | 浜直樹 |
本社所在地 | 〒107-0052 東京都港区赤坂9丁目7番3号 |
電話番号 | 03-6271-5111 |
URL | https://www.fujifilm.com/fb/ |