【多様性を感じよう】【20卒】三井不動産の冬インターン体験記（文系/総合職）No.4688（慶應義塾大学/男性）（2019/4/4公開）

とにかく総合ディベロッパーについて知りたかったというのが理由の一つ。様々な事業を行っており、しかも部署ごとに全くカラーも違うため、インターンに参加して実状を確認するのが一番簡単だと思った。また、三菱地所よりもESが簡単だったというのも理由の一つ。

就活会議や、その他の就職支援サイトで、どのようなESが評価され、そして実際にどのような特性を持った人が内定を得ているか確認した。

月島（豊洲がモデル）という土地にどういったモノを立てていくかのグループワーク。

1日目にやったこと

最初に三井不動産と、総合ディベロッパーが行っている事業についておおざっぱな説明があったのちに、グループワーク。その後、発表と続く。名札が付いていたことから、グループワーク、発表も別のインターンの評価対象になっていたと考えられる。

中谷さん/入社9年目/人事

なし

総合ディベロッパーという業種の特性上、様々な人と調整をしていく能力は絶対に必要であるといっており、このワークではそれを見ているのかな、と思った。また、この業界ではこの能力は絶対に必要という一つの能力はない、と言っているのが印象的だった。

グループワーク全体での意思決定は驚くほどスムーズにいった。学歴で切ってしまうからなのか、東急不動産のグループワークに比べて、見当はずれな意見や、無意味な対立というものが全くなかった。同じレベルでの議論なので盛り上がり深まった。が、私の班は発表のチャンスはなかった。

最後の座談会のような形式の時に、かなりざっくばらんに社員の方が、三井不動産のどこに不満があるかを語ってくれて、それが良かった。その内容は、例えば、意思決定が遅い、残業が長かった。（働き方改革の影響で大分変ったらしい）飲み会が多く長い、ということである。

総合ディベロッパーのインターンの特性として、ワークでやるものが同社の過去の事業の内容を踏襲したものであるというのがあげられる。なので、もっと三井不動産の過去の事業について調べていればよかったと思った。

実際にチームワークが重視されていると感じ、社員の人当たりがとてもよさそうに感じた。素直で朴訥な人が多そうな雰囲気で（あくまでもインターン、OB訪問においては）そこは外資系銀行や、外資系のコンサルティング会社などの、能力を重視るる会社たちとの明確な違いを感じた。

協調性が求められる強いエピソードを持っていないからだ。他 者と協力し、衝突して、苦労を分かち合い何かを成し遂げた経 験はこの企業の選考においては高く評価される。自分の主とな る自己PRや学チカは論文と難関資格取得なので、自分のゼミの エピソードにおいては評価材料としては弱いと感じた。加え て、知名度に対して採用人数も多くはないため。

海外での事業に付けるかどうかわからないため。三井不動産の配属はガラガラポン（入社六年目のOBの方のお話）なので、私が希望する海外事業に付けるかはわからない。その上、もともとの海外で事業をするポストが少ないため、将来海外で何かをできる可能性は低いと考えた。

本当に優秀な一部の学生にとっては接触があり、有利に働くと思う。しかしながらそれ以外の学生はまずインターンシップに参加すること自体が難しく、さらにその中でアピールしていくのはもっと難しいため。

私はミーハーなので総合ディベロッパーと総合商社とコンサル ティング会社を漠然と見ていた。インターンシップ、ob訪問を 通じて、商社はほぼ確実に、希望するにせよしないにせよ海外 での事業にかかわる機会があるが、コンサルティング会社と総 合ディベロッパーでは海外での事業にかかわれる確率が少ない ということを置き聞いた。このため今は不動産業は志望企業で はない。

実際に不動産会社、総合ディベロッパーは総合商社のような全 国転勤、全世界転勤はないため、東京にずっと住みたい、日本 にずっと住みたいという思いのある人にはすごく向いている。 ただ自分のような海外志向の学生には向いていないと感じ、志 望業界から総合ディベロッパーは外れた。求めている人材と自 分の不一致、消費者に近いために倍率が高すぎるのも志望企業 の変化にある。