【未来を創る挑戦】【20卒】三井不動産の冬インターン体験記（文系/総合職）No.4706（早稲田大学/男性）（2019/4/5公開）

総合デベロッパーという職に興味があり、その中でも収益面でバランスが良く、長期間トップを保っている三井不動産ならば、いろいろなことが知れると考えたため。さらに、インターン選考が非常に絞り込むと聞いていたので、腕試しの意味でも応募した。

ESにおいては好きな町の改善案の提案が課されていたので、実際の三井不動産のまちづくりを少し調べた上で、その理念にあったES作成を心がけた。また、面接対策を先輩・同期にお願いし、計2回ほど練習した。

エントリーシート → WEBテスト → 1次面接 → 最終面接

デベロッパーという業務に対する理解よりも、「どういう人なのか」という部分がなんとなくでも伝わった部分が特に評価されたと感じた。すべての質問において伝えたい自分の像につながるような返答を意識したのが良かったと思う。

志望業界は他に総合商社とあるが、その他の業界はもうださないのでしょうか。

一応、インターンの段階では他の業界も幅広く出しています。しかし、私の就活の軸が大きく2つあり、それらに合致するのが総合商社と総合デベロッパーの2業界しかないと考えているため、心はもう決まっているといえます。中でも総合デベロッパーの方が私が実現したい働き方・社会貢献ができると考えているため、2業界の中でもすでに順位はついています。

なにか最後に伝えたいことはありますか。

はい。面接を通して伝えたかった私の強みを２つ述べさせていただきます。大きく、「議論を発展させる能力」と「対人折衝力」になります。これは面接の中でも述べさせていただいたように、ゼミ活動や中高の部活、そして長期インターンシップなどで培われ、発揮してきた能力だと考えています。さらにこれらの能力は御社のインターン、ひいては業務においても活用可能だと思っています。

朝1の面接であったため、特に明るく振る舞ったこと。そしてハキハキと詰まることなく答えたことが1番評価されたと感じた。さらに1次面接との齟齬がないようには徹底的に意識した。

（自己紹介に対し）長期インターンはどうしてやろうと思ったのか？また、満足していますか？

長期インターンを初めたのは、ベンチャーでの働き方やビジネスそのものの発展を感じたかったからです。実際は先輩に誘われたのが直接のきっかけではありますが、かねてより興味があると発信していたのが大きかったように感じます。満足度に関しては概ね満足です。マネタイズの仕組みを深く知れ、ベンチャーの急成長に伴う適応力の進化を感じられています。

あなたが好きな街を今からあなた主導で開発すると言われたらどのような街にしたいですか？

まず、私はまちづくりとは、いかにその街の持ち味を殺さずに一つのコンセプトを基に洗練されたデザイン・機能を追加させていくかが重要だと考えています。その点、私の好きな街である〇〇は、サブカルのイメージやその文化が発展しているため、そうしたイメージを殺さず、かといってそれだけによらないようなデザインを意識しつつまちづくりを推進していこうと考えています。

「柏の葉キャンパス」の2030年のまちづくりを考案せよ。

1日目にやったこと

初めに柏の葉キャンパス周辺施設を周り、施設の方にお話を聞いた。その後、自分たちで実査をし、それに基づいた未来のまちづくりをチームで議論していった。会場は8時45分まで空いていた。

2日目にやったこと

引き続き案を詰めていき、必要な時に実査を挟んで議論を進めていった。その際、実際の柏の葉キャンパス街づくり推進部の社員さんからお話を聞いたり、メンターとしてアドバイスを頂いたりする時間もあった。

3日目にやったこと

朝8時30分頃から会場が空いていたので、その時間から発表への最終調整を行っていった。午後からは全6チームでのプレゼンを行った。その際、パワポなどは作成しなくてよいと言われており、すべてホワイトボードでの発表だった。

柏の葉キャンパス街づくり推進部の社員さん

なし

街づくりを行うにあたって、そこに人の流れやストーリーが感じられるかどうかが重要だと言われたこと。そこに関連して、プレゼンテーションの仕方もしっかりとフィードバックいただけたのは非常に良かった。

2日目の夜なのに、まったくプレゼンができる状態ではなく、11時すぎまで近くのマクドナルドで作業をした。大変ではあったが、構想自体はやはり面白く、まちづくりが好きだと感じる人にとっては特段苦ではないのではなかろうか。しかし、柏の葉キャンパスの立地的にも帰りが遠かったのは少し辛かった。

街づくりをしていこうという社員さんの熱意や三井不動産さん全体としての志気の高さは非常に参加して感じられてよかったと思う部分であった。ワークの面白さ以外にも、このような方たちと一緒に仕事ができたら面白いだろうと思えたのはとても大きな収穫であったと思う。

そもそも街づくりとは何が必要なのかをもっと事前に事例などを見ておけば、もっとおもしろい提案ができていたのかなと感じた。

特に社員さんの話で働いている姿が想像できたのですが、中でも「公私を混同できる仕事」という言葉が非常に心に残りました。悪く言えば旧態依然ですが、「家族」のような仕事場、「街を休日にも見に行き、その感想を共有できる風土」などを面白そうに話す社員さんを見ていたら、全く悪いイメージの「ブラック」であったり「昭和感」などはなく、自分も働きたいと感じました。

自分の強みを活かしていける土壌ではなかったため。具体的に言えば、自分とおなじような特性を持った人がチーム内におり、知識量や回転の速さで負けていたため、思うような舵取りができなかった部分があった。他チームとの交流はあまりなかったため、わからないが非常に優秀な学生が揃っていると感じた。

街づくりを体感し、社員さんの雰囲気を掴んだから。業務として、実際は運営などもあるが、殊企画・開発段階は非常におもしろい職だと感じたことが大きかった。また、社員さんの雰囲気がとても好感触で、どんな仕事でもこの方たちとならやっていけると感じられた部分も大きい。

自分がどうかはわからないが、例年通りならばインターンから1/3の内定が出ると聞いているため、それなりに有利になるのではないかと感じた。しかし、それも少数ではあるので油断はできたいと思う。

自分はまだわからないが従来で言えば何人かは優遇パスがあるとのこと。インターン生限定のフォローイベントは何回か開催された。

元々キャリアチェンジを志向しており、コンサルなどを見ていたが、適性などを考え、デベロッパーを見始めていた。さらに働く人が重要だとはかねてから感じていたので、レベルの高い学生が集中する業界・会社を中心に商社・デベロッパー・広告代理店・その他外資などを中心に見ていた。中でも本インターンに参加するまでは商社・外資に若干傾いていた部分もあった。

いわゆる「転職キャリア」というものがこれからの時代必要だと盲信していたが、そうでもなく、まずは「やりたいこと」「できること」をじっくり見定めて、ドリームオリエンテッドなキャリアの積み方でもいいのかとも思えた。さらに自分はベンチャーでインターンとして働いていることもあり、いわゆる大企業が合うのか少し不安では合ったが、そのような不安はあまりいらないと感じられた。