22卒 本選考ES
技術職
22卒 | 東京工業大学大学院 | 男性
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Q.
学生時代に最も力を入れたこと及びその成果
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A.
私は、大学院進学時に0から独学で土木工学の勉強を行い、情報工学から土木工学への専攻変更を成功させました。大学では、数理最適化やデータ解析に興味を持ち情報工学を専攻し、成績上位2%が受賞できる学業優秀賞を2年連続で受賞しました。大学院は、学部で得た専門性を生かしてそのまま情報工学を専攻する道もありました。しかし、講義や演習で、題材として都市や交通を扱い、人々の生活を変容しうる大規模な計画を自分自身で突き詰めて考えることに魅了されました。人々の生活基盤により根ざすような学問を大学院で究めたいと考え、それが実現できる土木工学に専攻変更することを決意しました。まず、勉強するために必要な参考書や勉強方法などの情報をかき集めました。そして、約1年かけて土木工学を0から勉強し、地道な努力の積み重ねで、最終的には第1志望の進路を実現することができました。私はこの専攻変更で、前例のない事例に躊躇なく挑戦し、自分自身の考えや意志に基づいて道を切り拓く経験ができました。そして、自分自身が納得できる後悔のない生き方を実践できたのが最大の収穫です。 続きを読む
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Q.
上記取組みで「特に工夫した点/苦労した点」
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A.
私が、専攻変更で最も苦労したのが、土木工学を学ぶための環境づくりです。今まで誰もやったことがない専攻変更だったので、過去のノウハウが全くない状態から始まりました。さらに、大学に土木学科がないことから、私の周囲の環境も土木工学を学べる環境ではありませんでした。そこで、最初のステップとして、自ら学ぶ環境を整備することが必要であると考えました。学外に出て情報収集するのが最適な方法であると考え、日本中の研究室を調べ上げ、自身のやりたいことが実現できそうな研究室を5つリストアップしました。そして、1つ1つの研究室にアポをとり、研究室を訪問しました。研究室訪問では教授と話すことが中心ですが、私はそれに加えて学生と話すことにこだわりました。なぜかというと、学生と話すことで、学生目線で勉強方法や参考書の情報を得ることができるからです。私は、学生から合計10時間ほど粘り強く情報を聞き出し、勉強の足がかりを作りました。その結果、無数にある参考書や勉強範囲に優先順位をつけることができ、講義や研究と並行して、限られた時間で効率的に知識を吸収することができました。 続きを読む
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Q.
当社志望理由
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A.
私が貴社を志望する理由は3つあります。1つ目の理由は、あらゆる人々の生活基盤を根本から支えたいからです。講義で都市や交通といったスケールが大きい社会インフラを扱った経験や、1人旅で各地を訪問した経験から、特定の地域によらずあらゆる地域の人々に対して貢献したいという思いが生じました。この思いを実現するためには、全ての人に共通する環境やエネルギーの問題に寄与するのが最も良い方法であり、そこに携わることで、地球規模で人々を支えられると考えました。2つ目は、データ解析の知見や技術を生かして、1つ目の思いを実現できるからです。私は、情報と土木が専攻ですが、一貫してデータ解析に興味を持ち、研究をしてきました。また、研究と並行してデータ解析コンペに2年連続で出場し、知見や技術を習得しました。将来的にもデータ解析を通して、地球規模で貢献がしたいと考えています。そして、現状ではICTを活用したプラントの効率化は発展途上です。そこに私が先駆者として切り込んでいく余地があり、前例のない事例に躊躇なく挑戦できる強みを生かせると考えました。3つ目は、貴社の社員が情熱を持って仕事をしているからです。私は、夏期インターンや秋の座談会でたくさんの社員の方と交流をしました。私が質問をすると質問の10倍の回答をしてくださり、どの社員の方も自分自身の仕事を熱く語ってくださいました。私は、熱い人間であると周囲からよく言われ、物事に情熱を持って取り組むタイプであると自覚しています。インターンや座談会で貴社の情熱を体感したことで、これからの人生で情熱を持って仕事ができるのは貴社であると確信しました。 続きを読む
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Q.
価値基準:当社には4つの価値基準がありますが、現在の貴方にとって特に重要視したいものを一つ挙げ、その理由を記入して下さい。①現場②技術③人材④公正
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A.
私は、「現場」を特に重要視したいです。理由は、プラントは現場でつくられ稼働するものであり、私が将来成し遂げたいことである「ICTの活用によるプラントの効率化」は、実際に現場を見なければ実現できないからです。実際にプラントがつくられる場所は現場でありそこで稼働するという事実は、いくらICTの活用がなされても未来永劫変わりません。プラントは極めて専門性の高い存在であり、その効率化を図るにしても、他のIT企業に全てを任せることは簡単にはできないと思います。つまり、次世代のプラントをつくるには、プラントとICTの両方を熟知したエンジニアが自社内に必要になります。そのようなエンジニアを育成するには、現場で経験を積む必要があると思います。私がこれからも忘れずに意識していきたいことは、AIやIoTを活用することが目的ではなく、プラントの効率化が目的だということです。あくまでICTは、目的達成のための道具であり、目的ではありません。いくらICTの知見があろうとも、道具だけでは目的は達成できません。よく見るべきはプラントであり、そのためには現場の経験が必要になります。現場の経験があって初めて、次世代のプラントをつくることができると考えています。以上の理由より、私は、「現場」を特に重要視します。 続きを読む