16卒 本選考ES
総合職
16卒 | 早稲田大学 | 女性
- Q. 在学中に力を入れた学業について、どのように取り組んだか具体的に教えてください。
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A.
<価値観の壁を乗り越えたカナダ留学> 学業で力を入れたことは、カナダへの長期留学です。ラオスで行っていたNGO活動の中で、自らの対話力や英語力に不足を痛感し、この留学を決心しました。「移民の町」として知られるカナダのトロントを留学先として選んだ理由は、多様な人種的背景を持つ人々と出会うことで、価値観の壁を乗り越えられるような対話力と語学力を身につけたいと考えたためです。この目標に向けて、勇気を持って対話する努力を続けました。通っていた語学学校では、カナダでの永住権取得を目指している世界各国の学生と出会いました。彼らとの議論や討論の経験を経て、彼らの積極性を見習い、自分の意見を伝える力を養うことができました。留学後半には現地の人々と共にイベント運営のボランティア活動に取り組み、あらゆる人種の人々と出会いました。様々な思考の違いがある中、スムーズな意思疎通のために丁寧に相手の意見を汲み取ることを心がけました。こうした留学中の経験を通じて対話力を養い、国籍や人種に関係なく多くの人々と強固な信頼関係を築くことができました。 続きを読む
- Q. 学業以外に力を入れたことについて、どのように取り組んだか教えてください。
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A.
<絵本普及のために奔走したラオスでのNGO活動> 課外活動において力を入れたことは、ラオスでのNGO活動です。東南アジアに住む子どもたちの教育文化支援を目的としたNGOの一員として約1年間、東京とラオスで活動を行いました。「関わった子どもたちを必ず笑顔にする」という目標を自ら設定し、計3回のラオスへの出張も経験しました。現地スタッフと協力しながら行なった多くの活動の中でもとりわけ印象深いものとして、絵本の調達業務が挙げられます。教育事情を調査した結果、絵本の発行数不足という問題を発見した私は、日本の絵本をラオス語に翻訳し、現地の子どもたちに届けるという企画案を自らの手で作り上げました。日本とラオスの文化的差異に苦しみつつも、企画の意思共有のためにその後も何度かラオスに足を運ぶうちに、次第に巻き込む人の数は増えました。そして、最終的に1年間で200冊の絵本を現地へ送ることができました。当時の私にとって、言語も文化も全く異なる国に単身で渡ることは非常に大きな挑戦でした。しかし、その中で試行錯誤を繰り返し、目的に向かって走り続けたこの経験は、私の人生最大の挑戦であったと考えています。 続きを読む