【20卒】アマゾンジャパンの事務系総合職の面接の質問がわかる本選考体験記 No.7630（東京大学/女性）（2019/7/25公開）

・AWSジャパンへの志望理由 ・AWSジャパンを志望する理由を教えてください。（※500字以内）
・Our Leadership Principles・AmazonにはOur Leadership Principlesという信条があります。14 項目から１つを選択し、なぜそれが重要だと思うか、具体的な事例を交えて記述してください。（※500字以内）

ワンキャリアの過去エントリーシート例を参考にして書いていった。OLPに合致するように書くことを意識した。

ウェブテストの参考書を何周かして問題形式に慣れるようにした。

・玉手箱
国語、数学、英語、性格で90分程度

正直どこを見ているのかよくわからなかったが、強いて言えば失敗談がOLPと合致していたことだと思う。他の学生と内容がかぶっていなかったのも評価されたかもしれない。

面接官が若手であったこともあり、フランクな雰囲気。学生に対して一人一人志望動機などオーソドックスな質問が投げかけられた。

・なぜAWSのセールスを志望しているのか

私は、クラウド活躍推進を通して日本企業の生産性を高めたいと考えているためです。貴社はクラウドコンピューティングの分野で急成長を続け、世界一のシェアを獲得しています。そのような環境でクラウド業界のパイオニアとして活動し、日本企業のビジネス発展に貢献したいと考えています。私は、IT広告企業でインターンシップをしていた際にクラウドサービスを利用した経験があります。具体的には、クラウドサービスを利用して新規顧客に対するEメールマーケティングなどを行なっていました。業務を行なっていく中でクラウドサービスの利便性を実感し、クラウドの可能性や価値に気づきました。そこで、その価値を他の企業にも広めていきたいと思い貴社を志望しています。

・今までで一番失敗した経験は？

私が一番失敗した経験は、団体競技の部活で副部長を務めていたときに、なかなかチームがまとまらず苦労したことです。私たちの代は下級生の人数が多く、上級生に意見するのを遠慮していたためお互いにフランクな話し合いができないという問題がありました。その結果、全員で練習をしていても気持ちが１つにならないという課題を抱えていました。全体でミーティングを繰り返しても表面的な議論に終始してしまい、時間が無駄になっていました。そこで、私は個々の部員一人一人と個別ミーティングの機会をもうけ、徹底的に本人の思いを聞き出すということを提案し実行していきました。それを実行したことで、部員それぞれの考えがわかり、チーム運営にプラスに働きました。

OLPの内容に合致したエピソードを話せていた点。面接官の様子を伺いつつ、内容を取捨選択して話した点が評価されたように感じる。

一次よりは緊張感があったが、服装も自由であったのでフランクな雰囲気であった。面接官は親身になって話を聞いてくれた。

・amazonのLearn and be curiousの観点で行動した経験

私は、IT広告のベンチャー企業でインターンシップをしていたときに自分で新しいツールの使い方を学び、マーケティングにつなげた経験があります。インターンとして、私は主にイベントの運営とセールスの業績管理を担当していました。業務を行なっていく中で、イベントで得た顧客の情報をなかなか売り上げにつなげられていないという課題に気づきました。そこで、その課題を解決するために社長と話し合いの機会をもち、新しいツールを導入して新規顧客向けのマーケティングを行うことを決めました。社内にツールの使い方を知っている者が一人もいなかったため、自分自身で勉強したり、ツールを提供している企業の担当者に問い合わせしたりして使い方を学んでいきました。

・amazonのearn trustの観点で行動した経験

私は、高校時代に団体競技の部活で副部長を務めたときに、チームの全員から信頼を勝ち取ることを目標に行動した経験があります。チーム発足当初は、チームを引っ張るためにトップダウンのやり方を試みて運営をしていました。ところが、下級生が思うようについてきてくれず、方針転換を迫られることとなりました。考え抜いた末、トップダウンの方向をやめ一人一人とよりきちんと向き合うため個別にミーティングの機会を設けることにしました。部員一人ずつから徹底的に話を聞き、個人のモチベーションや練習内容に対する提案を吸収していきました。その上で部員の声を出来るだけ練習に反映することで、チームの中で納得感を高めていった結果、チームの結束力が高まりました。

１つの問いに対して、１つの答えを簡潔に返すことを意識した点。聞かれていないことまで話すと面接官の意図から外れてしまうので、この点は重要だと思う。

面接官が非常に頭の切れる方であったので、論理的に話をするように心がけた。前置きなどはなくすぐに質問が始まった。

・専攻と関連性がないが、なぜクラウドを志望しているのか？

私は、IT広告企業のインターンシップでクラウドを利用したマーケティング業務を行なったことをきっかけにクラウドに興味を持つようになりました。そして、クラウドについて調べていく中で、その活用幅の広さを知りクラウドに携わる仕事をしてみたいと思うようになりました。また、もともと日本企業の長時間労働に違和感を持っており、非効率な仕事を減らしてより生産性を高めていきたいという思いがありました。クラウドはそれを推進する上で非常に重要なツールであると考えています。そして、中でもAWSは世界で一番のシェアを占めており、クラウド事業に関わるのであれば最高の環境が整っていると感じます。以上のような理由からクラウド事業を志望しています。

・自分の中でやりがいを感じるのはいつ？

私は、チームで働いて目に見える成果をあげることにやりがいを感じます。もともと負けず嫌いで何をやるにしても一番を取ることが好きでした。そこで、わかりやすい形で成果をあげる、というのは自分の中でモチベーションの源泉となっています。さらに、チームでやることに意義を感じるのはシンプルに人と関わること自体が好きであるのと、チームで協働した方が一人でやるよりも大きなことを成し遂げられるという思いがあるからです。私は中高時代を通して団体競技の部活に所属しており、チームで成果をあげることの楽しさを体感してきました。もちろん、一人でやるよりも思い通りにことが運ばず苦労することもあります。しかし、その分成し遂げた時の感動は並並ならぬものだと思います。

いったん5月までと期限をもうけられたが、希望すれば延長が可能であった。私は延長を希望して6月まで待って頂いた。

Amazonを志望するのであれば、OLPの理解は必須であると思う。カルチャーフィットは全ての面接を通して見られていたと感じる。私はOLPそれぞれに合致するエピソードを２.３用意しておいて、聞かれたときにスムーズに答えられるようにしていた。さらに、AWSを志望するのであればある程度クラウド業界についての知識も深めておく必要があると思う。自分が入ったらどのようにバリューを発揮できそうかイメージしておくのが良いだろう。

一番はカルチャーフィットであると思った。Amazonは社員全員にリーダーシップを求めているため、それを見せられないと内定は難しいと感じる。内定者を見てみると、学歴は様々であったのであまり関係ないと思った。

初めのグループ面接で意外と人数が落とされているようなので、対策はきちんとした方がいいかもしれない。東大の優秀な友人も普通に落ちていた。また、社員の方は頭の回転が早く次々に質問が飛んでくるのでスピード感を持って対応できるようにしておくことも大切だと思う。