【未知の不を解決せよ】【20卒】リクルートの冬インターン体験記（文系/ビジネスコース）No.5021（東京大学/女性）（2019/4/12公開）

もともと若手のうちから裁量権があり成長できる年収が高い会社に行きたかったが、リクルートはそのイメージにぴったりだったので関心を持った。知り合いにもリクルート出身で起業した人がおり、いいイメージを持っていたのでインターンに応募した。

事前に面接で聞かれることを調べ、どう答えるかを考えておいた。かなり深掘りされるようだったので自己分析が重要だと感じる。

世の中の不を解決する新規事業を考えよ

1日目にやったこと

1日目は、座学とフィールドワークの両方を行った。３人組のチームとなってワークをした。フィールドワークでは外に出て解決すべき「不」を探すという内容で、実際にヒアリングなども実施した。

2日目にやったこと

二日目は、座学とワークを交互に行って進めるという形式であった。各チームにメンターがついて面倒を見てくれる他、講師の方が会場を回ってそれぞれのチームに適宜フィードバックをしていた。

新規事業に携わっている社員

なし

チームで議論しているときに、論理的に考えすぎて途中で詰まってしまう場面が何度かあった。そこで、メンターや社員の方から「とりあえず考えすぎずに一旦やってみよう」というコメントをもらったのが印象的である。

リクルート流の新規事業立案方法を初めてやったが、自分が学んできていたコンサルのロジカルシンキングとは考え方が全く異なっていたので苦労した。独特のやり方をいかに素早く吸収できるかが重要であったと思う。思考の収束と拡散を上手く使い分けて進めないといけなかったため、その点を難しいと感じた。

リクルート流の新規事業立案について学ぶことができたのは良かった。また、インターンやその後の懇親会を通して色々な社員の方々とお会いすることができ会社の雰囲気について知ることができたのも収穫であった。「明るくてキラキラ」というイメージの方ももちろん多かったが、それ以外にも色々なタイプの社員さんがいた。

リクルートの新規事業についてもう少し調べて行ったらワークに活かせたかもしれない。ただ、メソッドについてはその場で習うので、あまり準備はいらないと感じた。

リクルートの社員さんは皆活発で、派手な人が多いというイメージがあったが、実際に会ってみると色々なタイプの人がいて安心したため。自分はもともと落ち着いているタイプなので、おとなしい社員の方もいて多様性があると感じた。親身になって話をしてくださる方が多く、好印象を持った。

様々な社員の方とお会いして話をするうちに、社風が自分とあっているように感じたから。社員の方が自己分析を手伝ってくださり、自分が何をしたいのかが明確になってきた。リクルートは学生の本質を見抜いて社風に合う人だけ採用するイメージが強いので、ありのままの自分でぶつかれば内定を頂くことができるのではないかと考えた。

インターンシップの参加により志望度は上がった。理由としては、人を大事にする文化があるように感じたことが挙げられる。インターン中にメンターさんが親身になって様々なアドバイスをくださったのが印象に残っている。ただ一括採用で、リクルート内でどの部署に行くかがわからないことが不安として残った。

インターン参加者限定の座談会などに呼んでいただく機会があったため。また、インターン参加者にはリクルーターの方がつき、定期的に自己分析を手伝ってくださったり、他の社員の方を紹介してくださったりする。

コンサルティング・シンクタンク業界を中心に見ていた。若手のうちから裁量権があり、成長できる年収が高い会社に行きたかったのでこの業界を選んだ。その中でも、企業の経営課題に取り組む戦略コンサルタントの仕事が面白そうだったのでメインに受けていた。業界を絞りすぎるのは良くないと聞いていたので、自分の就活軸に合うこの会社も受けることにした。

コンサルティング・シンクタンク業界を中心に就活を進めるという姿勢は変わらなかった。もともと留学経験を生かして英語を使える仕事につきたかったので、外資コンサルが第一志望という点は変わらなかった。ただ、このインターンの後はもう少し視野を広げて業界を見てみようと考え、IT業界の企業も複数応募するようにした。