- Q. 志望動機
- A.
株式会社リクルートの本選考における、説明会の参加からWebテスト、エントリーシート、面接、内定までの選考内容や注意すべき点などを公開しています。面接の実施時期や評価されたと感じたポイントなど先輩のアドバイスを見て、選考対策に役立ててください。
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2022卒株式会社リクルートのレポート
公開日:2021年9月14日
選考概要
- 年度
-
- 2022年度
- 結果
-
- 内定入社
- 職種
-
- ビジネス総合職
投稿者
選考フロー
選考情報
- OB・OG訪問
- 実施していない
- リクルーター
- あり
選考時の新型コロナ感染症対策
一度だけ本社での対面面接があったが感染対策はバッチリだったと思う。
企業研究
企業研究はほとんどしていない。それはリクルートの面接がガクチカを最重要視する企業でそこまで深く志望動機を聞かれることが最後の人事面談までないからである。人事面談の前には流石に企業研究や志望動機を深めておくことが必要なので自分の場合は人事面談の前に動画サイトやリクルートのホームページを見て、業務内容や企業の強み、自分だったらどんな分野で活躍できるかをある程度まとめておいた。事前にこの段階までできているからといって初期の面接を突破できるわけではないことには注意が必要である。志望者が多く、選考ステップも多岐にわたるため、掲示板などの書き込みはあまり参考にしない方が良い。人より選考ステップが多いと分かった瞬間落ち込むことなどが考えられるからである。
志望動機
自分はリクルートの事業内容について最深部まで理解しているとは言い難い状況で面接に臨んだため、事業内容的な志望動機ではなく、選考の段階で面接官をしてくださった社員の方から見て取れるリクルートの社員の方に共通している性質が、自分には足りないものであり、尊敬できる、憧れるタイプの人と仕事をして自分もその姿に近づきたいという路線で志望動機を話した。(この「自分には足りない」という言ってみれば自虐的な部分が面接官には刺さったように感じる。)またそれの一本槍ではやや弱かったかもしれないが自分は「どこよりも大きな期待を背負って仕事ができる」という話をした。自分の過去と結びつけ、自分は誰かの期待を背負って何かをしているときに力を発揮してきた、だから仕事でも「期待」を原動力にしたいと話した。
エントリーシート 通過
- 実施時期
- 2021年03月 下旬
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以上
ESの内容・テーマ
これまでの人生で成果を出した経験を教えてください。
ESの提出方法
採用サイトのマイページから提出
ESの形式
Webで入力
ESを書くときに注意したこと
経験の話に見栄を張ることなく、「何を得たか」を重要視して書いた。
ES対策で行ったこと
ESの内容がガクチカ400字のみでとてもシンプルなものだったため、特に特別な対策を取ることはしなかった。
対策の参考にした書籍・WEBサイト
なし
1次面接 通過
- 実施時期
- 2021年06月 上旬
- 面接タイプ
- オンライン面接
- 実施場所
- オンライン
- 形式
- 学生1 面接官1
- 面接時間
- 50分
- 面接官の肩書
- 10〜15年目ほどの現場社員
- 逆質問
- あり
- 通知方法
- 電話
- 通知期間
- 3日以内
会場到着から選考終了までの流れ
オンライン
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
「自分は正直人の言うことや周りの評価をとても気にしてしまう」と言った自虐的な内容は、正直に本音を語っていると思ってもらえたと思う。
面接の雰囲気
最初はかなり淡々と進む面接であると覚悟したが、時間が経つにつれて面接官の方も笑ってくれるようになった。
面接後のフィードバック
なし
対策の参考にした書籍・WEBサイト
なし
1次面接で聞かれた質問と回答
どんな長所が自分にあると思うか。
人間やその場に対する「観察眼」が長所だと思う。昔から人の態度の変化や場の空気が重い時などに必要以上にストレスを感じる性格で、それを自分から改善する方向に動くことが多かった。具体的には家族同士の喧嘩で機嫌が悪くなった姉にわざと甘えてご機嫌取りをしたり、小学生時代の学級崩壊の時に自分からギャグをしてクラスの雰囲気を少しでも盛り上げようとトライしたりしたことなどがある。それ以降の生活でもその役割を自分から担ってきた。自分はそこまでこだわりが強い方ではなく、何かで仲間同士の意見が対立した時にもうまく間に入って仲裁をしつつ冗談などで場の空気を明るくする、ムードメーカーの役割を行ってきた。それも自分の「観察眼」や「聞き察知能力」によるものであると思う。
ESに書いてあるガクチカで身についた一番のことは何か。
「グイグイ系のリーダーシップ」を身につけることができた。自分は大学に入るまで、グループやクラスのリーダー的な要職に着くことは多くあっても、どちらかというと後ろから後押しするタイプのリーダーとして活動することが多く、グループ内の誰かの悩みに個別にこっそりサポートすることが得意だった。しかしそのリーダーシップだけでは大学生活でのガクチカを乗り切ることはできず、やや強引だと思われてもトップダウンで仕事を進める必要が出てきた。その中で自分はやりづらさを感じながらも、メンバーへの配慮と空気を悪くしないことだけを意識して、プロジェクトをグイグイ推進する役になって進めた。結果プロジェクトは成功することができ新しい自分にも自信を持つことができた。
2次面接 通過
- 実施時期
- 2021年06月 上旬
- 面接タイプ
- 対面面接
- 実施場所
- 東京本社
- 形式
- 学生1 面接官1
- 面接時間
- 50分
- 面接官の肩書
- 10年目ほどの現場社員
- 逆質問
- あり
- 通知方法
- 電話
- 通知期間
- 3日以内
会場到着から選考終了までの流れ
待合室に通され、そこで学生5人ほどと15分ほど待機。そこから面接会場に通され個室ブースにて面接が始まる。
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
自分の弱点や短所について赤裸々に話したことが評価されたと思う。実際その部分で「面白いね」と言ってもらえたことが印象的だった。
面接の雰囲気
初めての対面面接ということもありかなり緊張したが、相手の方はかなり優しく普通の会話の要領で明るく話してくれた。
面接後のフィードバック
なし
対策の参考にした書籍・WEBサイト
なし
2次面接で聞かれた質問と回答
自分の長所が形成されたと思う小さい頃のエピソードは何かあるか。
小学生時代の学級崩壊の時のエピソードを話した。担任の先生と生徒の対立が発端で担任が三度変わるほどの大ごとに発展したこの学級崩壊の時に自分は周りの人が争っていることやその状況に過度なストレスを感じ、毎日家に帰ると辛くなり泣いていた。自分はその状況が嫌で何とかして変えていこうと思い、担任のモノマネをすることで教室の雰囲気を明るくしようとした。最初は担任も怪訝そうな顔をしていたが自分がクラスを明るくしようとしているという意図が伝わったのか、担任と自分の掛け合いのようなものからクラスに笑いが生まれることが多くなった。結果、学級崩壊が収まったと言うほどではないが少しはクラスの雰囲気が明るくなった。この経験から「場の空気を変えていこうとする姿勢」を身につけることができた、と回答した。
自分の嫌な部分は何かあるか。
何かの見返りや、誰かからの評価を気にして誰かに親切にしている場面があり、それに気づいた時に自分に嫌気がさすと回答した。本当に親切な人はそのようなことは気にせず、自分が気づいた周りの困っている人を手助けするが、自分はそうできず、「自分がこの人の相談に乗ったら周りの評判が上がるかも」などといった不純とも言える動機を持って行動してしまうことがある。それが動機になり行動することが嫌になるが、それでも自己満足でも誰かを助けられるなら助けといた方がいいという思考から行動を起こす。この行動が完全に嫌とも言い切れないが、本当に親切な人みたいに見返りなしに誰かの役に立つことができたら自己肯定感もさらに高まるのだろうと思う。
最終面接 通過
- 実施時期
- 2021年06月 上旬
- 面接タイプ
- オンライン面接
- 実施場所
- オンライン
- 形式
- 学生1 面接官1
- 面接時間
- 120分
- 面接官の肩書
- 人事新卒採用担当
- 逆質問
- あり
- 通知方法
- 直接
- 通知期間
- 即日
会場到着から選考終了までの流れ
オンライン
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
自分の短所を客観的に把握していて、その短所をリクルートで補いながら長所を伸ばしたいという論理展開がうまくはまったのだと思う。
面接の雰囲気
人事面接ということでそれまではリラックスして話すことができ、雰囲気も緩いものだったが120分という長丁場なので集中が途切れそうになる時があり、油断は禁物だった。
面接後のフィードバック
なし
対策の参考にした書籍・WEBサイト
なし
最終面接で聞かれた質問と回答
リクルートになぜ来たいのか。
「自分ならでは」のアイデアを活かした仕事を通して「誰か」に良い影響を与える仕事をすることができる。(自分の「気づき」に対して自由に挑戦できる環境がある。実力主義の風土がある。)また、日本全国、世界をも相手に仕事をできるという点でどこよりも大きな期待を背負って仕事ができる点が魅力的である。また、自分が「こうありたい」という姿に近づける風土がある。自分の短所や足りない部分を持っている人が多く、憧れの人が面接を通して多かったと感じられたこともリクルートを志望する理由である。面接を通して何か人生のためになるアドバイスをくれたり自分の短所に対してこう考えたら良いのではといった視点をくれたのはリクルートだけだった。
他企業を受けている理由やリクルートの志望順位
リクルートの志望順位は第一志望であると伝えた。他には広告代理店やIT企業を受けているが、正直業務内容で「これしかない」と思えるものはなく、決め手としては「アイデア」で付加価値をもたらすことのできる仕事、自分が憧れる先輩や風土がある職場であること、より大きな影響を社会に対して与えられる仕事であることを重視していた。その点でリクルートが一番行きたいと思える会社であり、全ての軸を満たす唯一の会社であると伝えた。広告代理店もこれに近く中でも「アイデア」を活かせる仕事だとは思っていたが、風土や社員の性質の部分でこれだと思える企業はなく、残念ながら諦めた。風土が魅力的なIT企業もあったが業務内容の理解が不足していたことや社会へのインパクトの部分で決め手に欠けると思った。
内定者のアドバイス
- 内定時期
- 2021年06月 上旬
内定を承諾または辞退した決め手
自分の足りない部分も含めて肯定的に評価してくれた企業に行きたいと思った。
内定後の課題・研修・交流会等
オンラインで内定者懇親会があった。
内定者について
内定者の人数
懇親会も複数回に分かれていたためわからない
内定者の所属大学
わからない
内定者の属性
体育会学生、留学経験者、休学経験者、社会人1年目など幅広かった。
内定後の企業のスタンス
「他の内定を断ってうちに来てくれたら嬉しい」と言ったスタンスで厳しい拘束はなかった。就活時期終盤であったこともあり、続ける人はあまりおらず、断るか承諾するかの二択だったと思う。
内定に必要なことは何だと思うか
とにかく正直に何でも答える事だと思う。専門的な質問や企業理解について深く聞いてくる会社ではなく、自分自身の性格や特性にどれだけ理解ができていて、そこにどう向き合っているかを重要視する選考だと思うため、よく言う就活用語の「自己分析」というよりはもっと根源的な部分で自分がどう形成されていったか、現状の短所をどう変えていきたいのかなどについて見解を深めておくことが大切だと思った。赤裸々に話せば話すほど面白いと思ってもらえる。
内定が出る人と出ない人の違いは何だと思うか
自分は自分の足りない部分があり、そこに対して自分が尊敬できると思う人が多くいるリクルートでこのように自分を変えていきたいという論理展開をした。その部分が評価されたと思うが、必ずしもそれが必須ではなく、自分にしかないリアルな論理展開をできれば良いと思う。
内定したからこそ分かる選考の注意点
各面接は時間も長く、根掘り葉掘り聞かれるため、嘘をついたり見栄を張ったりするとすぐにバレてしまうと思う。自分がいくらでも語れるフィールドに話を持っていき、そこで好きなだけ話すと意外としっかりと聞いてくれる。
内定後、社員や人事からのフォロー
人事面接をした方が担当チューターとしてついてくれ、個別の連絡を通して情報共有してくれる。
内定後入社を決めた理由
入社を決めたポイント
- 20代の成長環境
- 会社のブランド・知名度
- 社員の魅力・実力
入社を迷った企業
株式会社大広
迷った会社と比較して株式会社リクルートに入社を決めた理由
業務内容に差異はあれど、自分の志望としては業務内容でなく会社の風土やできる仕事の大きさの差が大きかった。その点で事業規模でやや劣る大広よりも、全国、世界に対して一定の影響力を持っているリクルートの方がより大きな「やりがい」や「期待」を背負って仕事ができると思った。また選考を通じて自分をより高く、短所も含めて評価してくれたのがリクルートで、そのような環境に身を置きたいと思ったことも理由の一つである。
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リクルートの 会社情報
会社名 | 株式会社リクルート |
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フリガナ | リクルート |
設立日 | 2012年10月 |
資本金 | 3億5000万円 |
従業員数 | 20,767人 |
売上高 | 7534億7200万円 |
決算月 | 3月 |
代表者 | 北村吉弘 |
本社所在地 | 〒100-6640 東京都千代田区丸の内1丁目9番2号 |
電話番号 | 03-6835-3000 |
URL | https://www.recruit.co.jp/company/profile/ |