- Q. 志望動機
- A.
A.T.カーニー株式会社の本選考における、説明会の参加からWebテスト、エントリーシート、面接、内定までの選考内容や注意すべき点などを公開しています。面接の実施時期や評価されたと感じたポイントなど先輩のアドバイスを見て、選考対策に役立ててください。
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2020卒A.T.カーニー株式会社のレポート
公開日:2019年4月10日
選考概要
- 年度
-
- 2020年度
- 結果
-
- 2次面接
- 職種
-
- コンサルタント
投稿者
選考フロー
企業研究
コンサルティング業界の概要については、セミナーに参加したり知り合いから話を聞いたりして情報を収集していた。ただ、この会社の特徴については正直あまり調べていなかった。戦略コンサルティング業界の中での立ち位置は知っていた。もう少しこの会社ならではの強みなどを調べていたら、面接の逆質問で活かすことができたかもしれない。会社の特徴について調べていない一方で、選考対策については就活サイトなどを読み込んで対策を行っていた。この業界は「なぜこの会社なのか?」というよりも、「あなたはコンサルになる素養がありますか?」という方が見られていると思う。よって、ケース面接の対策を重視した方が良いと感じた。OB訪問は一度もしていない。
志望動機
私が戦略コンサルタントになりたい理由は2つあります。1つ目は、クライアントの抱える課題を解決することで、日本のビジネスを活性化させることに貢献したいと考えているからです。私は、働くことを通して日本社会に大きなインパクトを与えたいと思っています。この点から、戦略コンサルタントを志望しています。2つ目は、将来自分の会社を経営したいという夢を持っているからです。その夢を叶えるためのファーストステップとして、戦略コンサルタントになることは非常に有意義であると考えます。なぜなら、業務の中で多くの企業の経営課題を解決していくことを通して自分が経営者になったときの課題解決手法を学ぶことができると思うからです。
WEBテスト 通過
- 実施時期
- 2019年02月
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以内
WEBテスト対策で行ったこと
就活サイトをみて問題形式を把握し、似たような問題を解いて対策を行った。
WEBテストの内容・科目
企業独自の問題。推論や暗号問題など
1次面接 通過
- 実施時期
- 2019年02月
- 形式
- 学生1 面接官1
- 面接時間
- 30分
- 面接官の肩書
- 不明
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以内
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
まずはきちんと因数分解をして論理的に話ができるかが見られていたと思う。また、2025年にどの要素が変化していそうかを議論できるかも評価されていたと思う。
面接の雰囲気
電話面接だったので、面接官の雰囲気はあまりよくわからなかったが、緊張しないように配慮してくれているのがわかった。
1次面接で聞かれた質問と回答
2025年の女性のタクシードライバーの数を求めてください
10分ほど考える時間があり、そのあと考え方を説明する。私は、先に結論を述べてからどのように考えたかの道筋を言った。2025年の女性タクシー運転手の数=タクシー数×一台のタクシーあたりの運転手数×女性比率で計算した。さらに、都内のタクシー数=タクシー需要/一台あたりのタクシーが満たす需要と計算したことを説明した。ざっくりと日本人が平均して月に一回タクシーに乗ることを仮定して計算した。計算の方法を説明したあとで、2025年にはどの要素が変化していそうか考えた。2025年にはカーシェアリングが進みタクシー需要が減少すること、女性の労働者が増えていくことを背景に女性運転手比率が高まることを論点として盛り込み議論した。
逆質問で、社員はどのような人が多いのか聞いた。
他のファームと違ってインターンシップの作業を全て一人で行うことで有名なため、個人主義の傾向が強いイメージを持っていると言ったら、実際にその傾向はあると言っていた。ただ、仲が悪い訳ではなく、プライベートのつながりもあり、人の和はあるらしい。ただ、コンサルタントの仕事上一人で動くことが多いので、そこは個人主義にならざるを得ないと言っていた。違いを尊重しあって適度な距離感を持って付き合う傾向にあるようだ。人柄としては、柔和で実直な人が多く、他人のアドバイスを1つ1つきちんと吸収できるタイプが多いそうだ。また、「日本の製造業をもっと良くしていきたい、支えていきたい」という熱意を持って仕事に取り組んでいる人が多いと説明してくれた。
2次面接 落選
- 実施時期
- 2019年02月
- 形式
- 学生1 面接官1
- 面接時間
- 40分
- 面接官の肩書
- 不明
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以内
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
抽象的で難しいお題に対して、どこまで自分で網羅的に構造して議論ができるかが見られていたと思う。粘り強く考えることが大切であると感じた。
面接の雰囲気
厳格ではなかったが、フランクでもなかった。詰めるところはきっちり詰められたので面接の間中、緊張感があった。
2次面接で聞かれた質問と回答
AIが広がっていく中で、10年後に会社のマネジメントに求められる能力は何か。
20分程度自分で考えたあと、面接官との議論に移った。まずは問題の定義づけから始めた。AIができることと会社のマネジメントに求められることを洗い出し、議論を始めた。AIができることとしては「何か設定された課題に対して、データを分析して解を出す」ことを挙げた。会社のマネジメントに求められることは、「課題を設定する、AIを利用する、AI の出した答えを用いて何を実行するか決断していく、それをコミュニケーションする」ことなどを挙げた。その中で、10年後には結局どの能力が一番重要になるのかと問われたので、「リスクをとって決断していくこと」と答えた。具体的にどのような業務をAIが行うイメージか?と問われたので、M&Aを行うときにどの企業が最適かを総合的に評価してくれる、というのを例として挙げた。
男女に区別されない中間の姓を認めることのメリットは?
多様性のある人材活用をした方が、企業のビジネス面でメリットがあるという研究がある。この観点から、ジェンダーにおいても男女に区別されない人たちの考え方を取り入れていくことによりビジネスでもメリットがあるのではないか、と答えた。それに対し、「中間性はマイノリティなのでマーケットは小さく、あまりビジネス面でメリットとならないのではないか」と聞き返された。そこで、まだ中間性の中でもカミングアウトしていない人の層は厚く、マイノリティと言えどそれなりに数がいることを伝えた。そして、マーケットの面だけではなく労働者の面で考えると、その層が性に関して悩みを持たずに活躍ができるとより生産性が上がるし、人材活用の幅はまだまだあるのではないかと答えた。
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A.T.カーニーの 会社情報
会社名 | A.T.カーニー株式会社 |
---|---|
フリガナ | エーティーカーニー |
従業員数 | 200人 |
代表者 | 岸田雅裕 |
本社所在地 | 〒107-0052 東京都港区赤坂9丁目7番1号ミッドタウン・タワー23階 |
URL | http://www.atk-archive.com/ |