21卒 本選考ES
SE
21卒 | 岡山大学大学院 | 男性
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Q.
システムの設計・開発およびコンサルティングに関わるエンジニアには、論理的な思考能力、分析力に加え、論理的な表現能力が必要となります。 与えられたテーマから1つを選び、賛成、反対の立場を明確にし、自説と異なる立場を配慮しつつ、自分の考えを800字以内で記述してください。 中高一貫校に通うことについて
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A.
私は、中高一貫校に通うことに賛成です。これは、中高一貫校ではない道を歩んだ私と中高一貫校に通った妹の経験を比較した際に、中高一貫校だからこそ出来ることなど可能性を秘めていると考えたためです。例えば、中高一貫校に通うということは6年間同じ学校に所属するため同級生と深い絆を作りやすいだけでなく海外留学や1つのことを突き詰める研究などある程度の期間を必要とするプログラムの開催が学校や生徒共に行いやすくなります。また、5歳年上など家族や親族以外で通常はあまり関わることが出来ない年上とも部活や学校行事を通して関係を持つことが新たな知識や関係性の構築に繋がります。それに加え、高校受験がなく中学受験を通過したある程度同じレベルの学生が集まっているため、そのレベルに合った質の高い授業が出来ることやその中でお互いに競い合い切磋琢磨することが出来ます。しかしその一方で、中高一貫校に通うからこそのデメリットもあります。例えば、6年間同じ環境ということで中学3年次に最高学年としてリーダーシップをとることや高校入学時の新たな出会いが減ることです。また、高校受験に向けて勉強するということが無くなるので、中高一貫校ではない学校の生徒に比べ、勉強に対するモチベーションの継続や状況の変化が小さいことから心機一転する機会がなく、6年間という非常に長い時間の中で中弛みしてしまう可能性があります。しかし、上記の問題は学校次第で解決が可能と考えています。例えば、高校受験がないことによる時間の余裕を課外活動や自分の興味への時間に充てることや、6年間所属するからこそ可能な教師と生徒との深い信頼関係の中で教師が生徒の状況を把握し生徒に合ったサポートをするなどです。以上のことから、私は中高一貫校に通うことに賛成です。しかし、人それぞれの性格や希望もあるため上記を踏まえ、その人に合った選択をすることこそが最も重要だと考えます。 続きを読む