18卒 本選考ES
総合職
18卒 | 長岡技術科学大学大学院 | 男性
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Q.
1. 趣味、特技
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A.
趣味はフットサルです。学内大会優勝に向けて日々練習に取り組んでいます。特技は料理です。キッチンのアルバイトをしており、私が作る料理はお客様から美味しいと評判です。 続きを読む
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Q.
2. 研究テーマ
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A.
異なる磁場中におけるアークイオンプロセスプラズマ中の荷電粒子の軌道解析 続きを読む
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Q.
3. 研究要旨を、研究の位置づけを含めてわかりやすく記入して下さい
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A.
私は、企業と共同研究で次世代製品開発に向けて、イオンプレーティング装置中のイオンの挙動について研究をしています。金属や樹脂、ガラス製品の硬質・対磨耗性向上のために金属材料をイオン化し、被加工物に薄膜を形成する技術をイオンプレーティングと言います。この装置は、内部に配置したコイルから磁場を発生させ、磁場によりイオンの動きを制御し被加工物まで導くことで薄膜を形成しています。装置内部のイオン挙動は成膜レートに直接影響を及ぼすため非常に重要な要素となっていますが、金属材料から発生したイオンがどのようなプロセスを経て薄膜を形成しているかは明らかになっていません。そこで、本研究は共同研究先の装置の情報を基にシミュレーションソフトを開発し、数値解析によりイオンプレーティング装置中の粒子の挙動を明らかにすることを目的としています。また、より効率的に薄膜を形成するための磁場分布や装置の構造についても検討しています。この研究は新規テーマであるため、自分で研究の土台を作りあげていく事に面白さを感じています。また、年に5回程、研究結果や今後の方針等について企業の方と打ち合わせをする機会があます。良い結果が得られると、それが新製品の開発に直結するため、非常にやりがいがあります。研究実績として、昨年プラズマ核融合学会で発表行い、また、研究成果を特許出願しています。 続きを読む
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Q.
4. 研究の中で、独自性・オリジナリティをどのように発揮したのか
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A.
実験系ではなくシミュレーション系であるため、実際は観測が難しい装置内部での粒子の動きを知ることが出来ます。また、イオンプレーティング装置は材料の表面改質を目的として用いられるため、主に材料系・デバイス系の分野ですが、プラズマ分野の観点から考察することにより、内部で起きている現象の解明に繋がりました。材料から発生したイオンが被加工物まで辿りつかず、再び材料位置まで戻ってくる現象が観測されました。これはプラズマ・核融合分野ではよく知られている磁気ミラー効果によるものだと研究により明らかになっています。この現象は、イオンの被加工物への到達割合を減少させ、成膜レートを低下させるため損失になります。そこで私は、単純に被加工物へ到達するイオンの絶対数を増加させ成膜レートを向上させるのではなく、戻るイオンを抑制しより損失が少ない効率的な装置の実現に向けて研究をしています 続きを読む
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Q.
5. 三井化学でどのような仕事に携わりたいですか
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A.
設備エンジニアとして、地球が抱える環境エネルギー問題などの様々な課題の解決に貢献したいです。私は幼い頃からものづくりが好きで、就職活動の時期になりどんな仕事がしたいか考えた時にスケールの大きい物を作りたいと思いました。そこで、プラントエンジニアに興味を持ちました。数あるプラントの中でも化学プラントを選んだ理由は、化学は物質や材料の革新をもたらし、世界を根本から変える力を秘めていると思ったからです。貴社は、成長を牽引するターゲット事業領域の1つにモビリティ事業を挙げています。自動車は今後も大きく成長を遂げる産業であり、自動車を構成する材料を高機能化することで燃費向上が期待できます。それにより地球環境保護に大きく貢献できると思います。地球規模の問題に取り組むために、貴社で仕事を通し成長し、将来的には国内だけでなく世界を舞台に活躍できる人材になりたいと考えています。 続きを読む
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Q.
6. あなたの研究以外の自己PRを具体的なエピソード共に教えて下さい
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A.
学内のフットサル大会で優勝を果たしました。本学では毎年3回、研究室対抗で優勝を争うフットサル大会があります。この大会は研究のリフレッシュや学生同士の交流を深めることを目的としているため、本気で勝ち負けにこだわる学生はあまりいませんでした。私は負けず嫌いで勝負事には本気で取り組むため、その大会で優勝し皆で思い出を作りたいという気持ちがありました。私達のチームはいつも13組中4,5位という結果で、入賞には一歩届かず悔しい思いをしていました。メンバーにはサッカー経験者もいますが、チームでの練習不足から連携が取れていないことが敗因だと感じました。研究室のスポーツ担当と相談して定期的な練習の時間を設ける事にしましたが、学業が忙しく練習には4名ほどしか集まりませんでした。そこで、メンバー1人1人の話を聞いて学業の負担にならないように練習時間を調整し、また、他大学のサークルと交流試合を企画するなどして練習の機会と参加しやすい環境作りに努めました。その結果、練習には10人以上が集まるようになり、チームとして練習に取り組めるようになった事で、前回大会では遂に優勝を果たすことができました。この経験から、チームで1つのことを成し遂げる充実感を感じ、また、目標達成のための行動力が身につきました。 続きを読む