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オリンパス株式会社 報酬UP

【21卒】オリンパスの技術職の面接の質問がわかる本選考体験記 No.8714(横浜国立大学大学院/男性)(2020/7/7公開)

オリンパス株式会社の本選考における、説明会の参加からWebテスト、エントリーシート、面接、内定までの選考内容や注意すべき点などを公開しています。面接の実施時期や評価されたと感じたポイントなど先輩のアドバイスを見て、選考対策に役立ててください。

2021卒オリンパス株式会社のレポート

公開日:2020年7月7日

選考概要

年度
  • 2021年度
結果
  • 内定入社
職種
  • 技術職

投稿者

大学
  • 横浜国立大学大学院
インターン
内定先
入社予定

選考フロー

企業研究

まず企業ホームページと中期経営計画を参考にして、この会社の特徴、強みや指針がどの方向に向いているのかなどを詳しく調べた。ESの内容でもあったように入社後具体的にやりたいことを話す必要があると思い、自分はカプセル内視鏡の製品開発がやりたいと記述したためどうしてカプセル内視鏡なのか他社と比べてどうか、製品開発をやりたい理由を明確にすることで対策をしていた。またどの企業でも聞かれるであろうなぜこの業界かなぜこの会社でなくてはならないのかに関しては、自分の実体験をもとに医療への興味やその仕事に携わりたいことを示し、他社との比較に関してはホームページや中期経営計画を参考に企業がこれからどの方向性を重視しているかを重点的に調べるように心掛けた。またOB訪問はできなかったが、メールでは対応してくれたので内部の社員から見た強みや弱みを訪ねたのもかなり有益に働いたと思う。

志望動機

私は技術者として自分の作った製品で世界中の人々の健康に貢献したいと思い貴社を志望しました。私は幼いころ病院のお世話になる機会が多く、手術も経験しました。その中で「健康」が当たり前ではないということを身をもって実感したことにより、自らの行動で人々の健康を作り出したいという気持ちが芽生え、現在では医療を背景とした研究を行っています。貴社は内視鏡や外科エネルギーデバイスなど診断から治療まで広い分野における医療機器を開発し、特に内視鏡の分野においては世界シェア70%というトップシェアを誇ることから国内外問わず世界中の人々の健康に貢献する仕事ができると期待しております。また貴社は医師との長年の信頼関係によるつながりが強く、医師と共に医療の未来を考え創造していけることに大きなやりがいと魅力を感じました。貴社で働くことにより、技術力や世界的視点を吸収し自己成長しながら人々の健康に貢献していきたいです。

エントリーシート 通過

実施時期
2020年03月
通知方法
メール
通知期間
3日以内

ESの内容・テーマ

オリンパスに入社して何をしたいか具体的に記載

ES対策で行ったこと

就活会議などのサイトから通過ESを参考に何を伝えるべきか考えて自分の考え方が見えるようなESの作成を心掛けた。

1次面接 通過

実施時期
2020年03月
形式
学生1 面接官1
面接時間
30分
面接官の肩書
技術係長
通知方法
電話
通知期間
1週間以上

評価されたと感じたポイントや、注意したこと

受付の人事からは1次面接は人柄や志望度を見るとの説明を受けていたが、私が受けた面接官が聞いてきたのは研究に関する内容のみであった。そのため研究に対してどこまで考えているかどうやって取り組んでいるかで判断していると思った。また最後の方に配属に関する質問があるため職種への希望理由やどの分野の仕事に興味があるかは明確に説明できるようにしておくべき。

面接の雰囲気

面接官の第一印象は優しそうで話しやすそうな人だと思った。会話や質問を通じて学生の良さを引き出そうとしている感じがあった。

1次面接で聞かれた質問と回答

研究内容を3分で紹介してください

私は電磁気学を主に扱う磁気工学を専門とする研究室に所属しています。そこで私は磁性ナノ粒子というものを扱っています。磁性ナノ粒子とは粒径が数ナノメートルから数百ナノメートルの鉄などの金属やその酸化物からなる磁性体であり、医療分野においていくつかの応用が期待されています。その応用例の1つとしてがん温熱治療があります。がん温熱治療とは磁性ナノ粒子を体内に取り込みがん細胞に集積させ、外部から交流磁場を印加させることで腫瘍を選択加温しがん細胞を死滅させる治療法です。現在の主な治療法である手術療法、放射線治療、化学療法よりも低侵襲な治療法です。この技術の実用化に向けて磁性ナノ粒子の非線形な磁化のふるまいを解明することが重要となります。そこで私の研究では磁性ナノ粒子の磁気的特性を示す1つの指標である磁化率について研究を行っています。現段階では従来の線形理論に基づく方法と私の研究での提案手法による有意な差を明らかにすることができました。今後は非線形な磁化率がどの程度他のパラメータに影響を及ぼすかについて評価する試みを行っています。これが実現すると、がん温熱治療時の磁化率から想定される温度分布や磁気イメージング時の画像診断時の解像度向上など実用化に向けた評価が期待されます。

研究の上で最も困難だと思うこと、またそれにどう取り組んでいくか

現在の提案手法にたどり着くまでの苦労話を説明したうえでこの質問をされた。また今までの中で何が一番困難だったかを尋ねられたがあえてこれからのことが最も困難であると答えた。具体的には現段階では従来の線形理論に基づく方法との違いを確かめることはできたが、まだまだ考察が十分でないためこの結果に対して意味のある考察ができるかどうかが一番の困難であると答えた。またこの困難にどう取り組んでいくかは、本研究分野の局所的な内容についてはもちろん論文などから理解を深めるとともに専門分野の全体的な内容への理解を深めることで広い視野が獲得でき結果に対して意味を見出せると思っている。また必要であれば追加の検証実験を行うと説明した。

最終面接 通過

実施時期
2020年03月
形式
学生1 面接官3
面接時間
40分
面接官の肩書
人事1 技術2
通知方法
電話
通知期間
3日以内

評価されたと感じたポイントや、注意したこと

最終面接においても研究の内容がほとんどだった。感覚としては1次面接よりもさらに細かい具体的な内容まで質問されたので日々どれだけ研究に対して考えているかがそのまま出ると思う。またここでも研究を通じてその人となりを判断していると思った。最後に配属に関する質問をされるので1次面接同様に準備が必要。

面接の雰囲気

面接官が3人かつ部屋が広かったため最初はぴりついた雰囲気でかなり緊張した。しかし面接の中では3人とも気さくで話しやすい雰囲気を作ってくださったので落ち着いた雰囲気に変わった。

最終面接で聞かれた質問と回答

どうしてこの研究テーマを選んだのか

まず研究室を選ぶ時の話までさかのぼり、そこで自分が医療に興味を持っていたため医療に関する研究がしたいと思ってこの研究室を選んだ。そのなかで研究室では誰もやったことのないテーマがあると知り、自らがその第一人者としてその分野を開拓していきたいと思い選んだ。この後に未開拓なテーマならではの大変さを聞かれた。それに対しては論文や実験から知識を蓄えていくことから始めて議論を重ねていったことを説明した。この後に未開拓な分野でどうやって値の正確さを確認したのか聞かれた。それに対し、当初は自分でも値が正確なのかわからなかったが同じ理論に基づく異なる方法を試し、その子となる方法において同じ値を示したことでその値の正確さを確認したことを説明した。

希望職種の志望度はどんな感じか

私は多くの人々の助けとなる医療機器の製品開発がしたいです。私はもともとモノの仕組みについて興味を持ち始めたことから自分でモノづくりがしたいという想いと私自身が幼いころ病院のお世話になる機会が多かったために将来医療に携わる仕事がしたいという想いがありました。この想いを実現化できるのが製品開発だとおもうため製品開発を第1志望として選んだことを説明した。第二志望として基盤技術を選んでいたため、その理由、製品開発ではなくともその製品の種となる要素技術を探求することのできるおもしろさややりがいを感じられると説明した。第三志望として生産技術を選んでいたため、その理由、製品開発をしても生産技術がなければお客様の下へ製品が供給されないため縁の下の力持ち的な存在としての意味を説明した。最後にこれらの職種の希望%のようなものを聞かれた。

内定者のアドバイス

内定後の企業のスタンス

内定をもらった後も学生の意思を尊重してくれるような雰囲気だった。私は内定をすぐ承諾したので、その後に他社の選考辞退をお願いされた。

内定に必要なことは何だと思いますか?

この企業の技術職を志望するのであれば、企業ごとの違いや特徴を調べることはもちろんのこと、日々の学生生活、特に研究に関してどこまで考えが及んでいるかどう工夫して困難を乗り越えてきたかまた個人ではなく周りを巻き込んで活動してこれたかが深堀の質問の際には素直に出ると思う。そのためその場の対応力や人間性もしっかりと観察されていると思ったほうが良い。何かを成し遂げた大きなエピソードがなく、ありふれた平凡なエピソードでもその過程におけるその人の考え方が一番重要視していると思う。

内定が出る人と出ない人の違いは何だと思いますか?

自分の考えをあらかじめまとめてしっかりと結論から落ち着いて話せたこと、日々の研究活動においての苦労や努力を事細かに自分の考えを載せてうまく伝えられたことが結果につながったと考えられる。また、面接時の態度として堂々と笑顔で話したことも好印象につながったと思う。

内定したからこそ分かる選考の注意点はなんですか?

2週間のインターンシップ参加者がかなり有利といわれている。私は学校推薦だったが、インターンシップ参加者以外の自由選考はかなり厳しいという噂がある。また学校推薦だったとしても普通に落とされるらしいので、推薦だからといって安心しないほうが良い。

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Q. 志望動機
A.
まず計測機器を志望している理由としましては,モノづくりを根幹から支えたいという思いがあるためです.計測機器はどんな製品を作るうえでも必要不可欠です.そして数ある計測機器の中でも御社の製品が一番ユーザー目線で作られており,使いやすいとの声を研究職で働いている兄から聞きました.また,計測機器の中でも御社を志望している理由としましては,大きく分けて2点あります.まず一点目ですが,世界トップレベルの技術力を持たれていることです.これは,御社が世界トップシェアの製品を複数有されていることからそう感じました.2点目としましては,面白おかしくといった社風があるところです.私は仕事も趣味の様に楽しいからやる.そういった姿勢で取り組みたいと考えています.自由な雰囲気を持つ御社でこそ,そういった働き方ができると思い,志望させていただきました. 続きを読む
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公開日:2021年8月11日
Q. 志望動機
A.
質の高い製品を世界に届けることで、社会に貢献したいと考えているからです。これは、大学時代で続けてきた○○にて、高品質な製品を提供し、お客様に納得してお買い上げ頂ける際にやりがいを感じてきたからです。社会でも、商品の良さをしっかりと説明し、価値ある商品を届けたいと考えております。貴社は、付加価値を加える高い技術に基づいて、質の高い製品を社会に提供しております。また、これまでの技術を生かして、時代に合わせて事業領域を変化させてきており、今後のグローバル化する社会でも成長する姿勢に魅力を感じました。自身の強みである、傾聴力を生かして、お客様のニーズに合わせた提案を行い、社会に貢献したいと考えております。 続きを読む
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公開日:2021年6月13日
Q. 志望動機
A.
私がランドコンピュータを志望する理由は、独立系のシステムインテグレータとしてほとんどの業界に着手でき、幅広い知識を身に着けられる点に魅力を感じました。セールスフォースやマイクロソフトなど、知名度の高い製品を扱えることの責任ややりがいを感じながら働いていきたいと強く思っています。また、受託開発だけにとどまらない既存のソフトウェアを組み合わせたりする案件があることから、0から1を作り出すものと1から無限大のものを作ることができるという点においてさまざまな挑戦ができる点に魅力を感じました。貴社の充実した教育研修を大いに有効活用し、自主学習を怠ることなく文系出身であるというブランクを感じさせないような働きをしていきたいと思います。 様々な事業がある中で持ち前の情熱と行動力を生かし、新しいものを生み続けていけると感じたので貴社を志望いたしました。 続きを読む
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公開日:2021年1月22日
Q. 志望動機
A.
私が東洋航空電子を志望した理由は、開発や航空業界の考え方に凄く共感したからです。もともと航空機業界に興味があり、説明会で航空機業界の未来について話された時、航空機は規格のハードルが高いが、考え方によっては抜け道があるということを言っておられました。そのため厳しい規格の中でも考えることを止めない風土があると考え、自分が仕事の中で見つけた考えもきっと活かされると考えました。そのため私は御社を志望しております。 続きを読む
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公開日:2017年6月13日

オリンパスの 会社情報

基本データ
会社名 オリンパス株式会社
フリガナ オリンパス
設立日 1919年10月
資本金 1245億円
従業員数 28,903人
売上高 8819億2300万円
決算月 3月
代表者 竹内康雄
本社所在地 〒192-0032 東京都八王子市石川町2951番地
平均年齢 42.9歳
平均給与 965万円
電話番号 03-3340-2111
URL https://www.olympus.co.jp/
採用URL https://www.olympus.co.jp/recruit/newgraduates/?page=newgraduates
NOKIZAL ID: 1130406

オリンパスの 選考対策

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