【21卒】三菱ケミカルの夏インターン体験記（理系/技術職）No.9967（筑波大学大学院/男性）（2020/7/21公開）

とりあえず技術職の仕事が知りたかった。どの業界に就職したいかは決まっていなかったため、化学最大手である三菱ケミカルの研究職を選んだ。ある程度期間が長く職場に入れるインターンであったたため仕事の理解が深まった。

特別な対策はしなかったが、メーカーのメーカーの研究職のため自身の研究内容を説明できるように改めて復習した。

エントリーシート → WEBテスト → 最終面接

聞かれたことに対して的確に回答したことが評価されたと思う。突っ込むような質問はなかったため落ち着いて答えることができ、難しいとは感じなかった。

志望動機を教えてください

私は就職活動にあたり、研究職の現場に入り仕事を理解したいため志望した。将来環境問題の解決に貢献することが私の目標であるが、御社はKAITEKIを理念掲げ環境問題に対し向き合っている。この理念に共感し、また事業においても環境に優しい素材の開発など環境問題の解決に貢献する仕事ができると考え、魅力に感じた。

研究内容を教えてください。

私は有機二次電池について

研究している。従来の二次電池は貴金属を用いていて資源的な制約があることや、電解液に発火性があることなど持続可能性に懸念がある。一方有機二次電池は貴金属を用いずに有機化合物を用いるため、資源的な制約がないだけでなく自由な物質デザインを行うことができる。物質デザインにより安全な電解液に合う物質を合成することも可能となり、持続可能な二次電池として期待されている。

各部署に配属され、その部署の研究を行う

1週目にやったこと

1日目の午前中は合同で説明を受け、各部署に配属された。その後は部署の方に教えてもらいながら業務を行った。最初は安全に関しての説明が多く、重要性を教えてもらった。

2週目にやったこと

自身のテーマをそれぞれ遂行する。私の場合大学でのテーマと異なるのでわからないことが多かったが、丁寧に教えてくださり、質問に対してもわかるまで対応していただいた。

3週目にやったこと

引き続き自身のテーマを遂行する。最終週に発表があるため、それに向けたスケジュールや発表資料を意識しながらの業務となる。空いた時間には資料を作るなどして発表の準備をした。

4週目にやったこと

発表に向けての準備をした。発表は順位付けなどはないが、マネージャークラスの社員も見るため入念に準備をした。質問も多くされ、研究発表としての形を成していた。大学での活動が役に立つ。

マネージャークラスから所属部署の社員まで

なし

専門外のことをやることも多いから、新しく学ぶことに対して抵抗を感じないようにしたほうがいいと何度か言われた。その通りだと思うし、仕事を理解するために参加した私にとっては大きな学びだった。

テーマが専門外であったため、理解するのに苦労した。しかし社員は丁寧に教えてくださり、また就職後はそのようなことが当たり前となるのできつくはなかった。時間管理は徹底しており、時間外に業務をすることはない。業務が多くて困るということもなかった。