【広告業界の魅力を体感】【23卒】博報堂のストラテジックプラニング職の本選考体験記 No.28973（京都大学大学院/男性）（2022/6/23公開）

博FES

会社の概要説明、チーム口演x2、社員座談会、選考プロセス解説

事前準備は特にしていない。カメラもオフで、参加人数も一万人以上だった気がする。感想としては参加をつよく勧める。職種理解に役立つ。

選考に直接有利に働くことはないが、企業理解、職種理解に大きく影響すると思う。

my episode ６つ。my engine 3つ。my vision 3つ。博報堂で実現したいこと、経験したいこと。

採用サイトのマイページから提出

WEBで入力

博FESで説明があったように個性を出すことを意識した。

自分らしさを求められるESの形式であったため、他人のものは参考にしなかった。エピソードの強さよりも、思考特性のマッチングを見ているので、企業研究をじっくり行った。

デジノグラフィ

オンラインつないですぐ開始

パーソナルコアシート（ES）の深堀りがあるので、ESと同じく個性をアピールした方がよい。また、志望度についてはわりと厳しく見られている感じがするので、この時点でOB訪問などやれている人は有利かもしれない。

ややピりついている感じ。アイスブレイクなどはなく、一方的に「選考」されている感覚。人事の人ではない感じだったので、人によると思う。

なし

デジノグラフィ

学生時代頑張ったことを教えてください。

研究に取り組み、論文を執筆したことが頑張ったことです。筆頭著者として研究を進める立場与えてもらったため、責任をもって研究を前に進めてきました。実験では初めて行うものも多いため、失敗がつきものですが、効率よく研究を進めるために、事前に実験計画を先輩やスタッフに相談するなどして、ミスを減らすことを意識しました。また、研究室の方針として放置されがちであったため、実験を行う目的や前提条件、優先順位などを意識的に上司とすり合わせを行い、無駄な実験、解析をしないように意識しました。それらの工夫もあり、修士課程のうちに論文を提出することができました。また、同期の中で唯一、国際学会に参加することができました。

志望動機を教えてください。

一つは様々な業界に携わりたいからです。私は好奇心が強い方で、研究も学部と修士で研究分野を変えて、新しいことを勉強してきました。企業に就職すると少なくとも数年以上は働くことになるため、様々な業界や職種にチャレンジできる機会がある方が自分に向いていると考えています。深堀「コンサルとか他の広告業界でいいのでは？」以下回答。企業の経営やコスト削減など数字と向き合うよりも、生活者に向き合って、「ヒトの動かし方」を学びたいと考えている。特に説明会であった「新しい生活様式をデザインする」という考え方に魅力を感じた。また、他の広告業界と比較して、より人の多様性やチームとして価値を最大化する風土が根付いているように感じたため、博報堂を志望している。

オンラインつないで、待機。時間になったら司会の方がスタート。

用意されたフレームワークを用いて、お題について20分で個人ワーク。
4人チームに分かれ、90分ほどのグループワーク。
代表者が5分で発表。
チームごとにフィードバックをもらい終了。

お互いの意見を否定しないことが全体に周知されており、和やかな雰囲気。

なし

伏せるように言われているため、詳細は言えないが、新しいビジネス、流行りを考え、どう広めるかといったお題

とにかくメンバーの意見を否定しないこと。意見の発散と収束、どちらの時間なのかを区別して議論すること。全員に意見を求めること。

受付、待機10分くらい、会議室に呼ばれて面接

広告業界や職種についてある程度理解していることが評価されていると感じた。また、「どのようにして情報収集したか」など、遠回しに志望度、本気度を確認するような質問もあった。

おごそか。ややピリッとしていた。「今日は新幹線できたの？」というアイスブレイクはあったが、すぐに質問開始という感じで、選考されている感は強かった。

事前に行ったプラニング課題のフィードバックとおすすめの本を紹介してもらった。

デジノグラフィ

他にはどんな業界、会社を受けているか、その軸は何か。

広告は電通と博報堂しか受けていない。あとはコンサルやIT、WEB系、いくつかのメーカーを受けている。コンサルはベイカレント、イグニションポイントなどを受けている、IT系は楽天やリクルート、メーカーはJTや味の素などを受けている。軸はいろんな業界に携わりたいというのが一つと、ヒトの多様性がある、個性を抑制しなくてもよさそうなところがマッチするかなという点で絞っている。「業界けっこう広いね」研究やってたこともあって、最初はメーカーに行くんだろうなと思ってたんですけど、就活の過程で文系就職の方が向いている気がしてきました。深堀り「選考状況はどんな感じ？内定はあるの？」内定は今のところない。ベイカレ、味の素などいくつかは既に落選しているが、楽天などは選考中。「全部うかったらどうするの？」御社に入りたいと考えております。

就職先としてではなく、「広告」そのものに興味が湧いたのはいつ頃？

恥ずかしながら、正直つい最近、就活前の10月くらいまではあまり広告に興味はなかった。大学の説明会でたまたま電通や博報堂を知って、色々調べていくうちに、アイデアやクリエイティブを使った課題解決や生活風景の変革などの魅力を知った。広告なんて商品を売るための本質的でない仕事だと考えていて、だからこそ本質的な仕事をしたいと思って研究をやってきたのだが、企業が生産活動をするには広告がなければ機能しないし、逆にいえばよりよい広告は社会全体の生産活動をより活発に、意義あるものにできる責任ある仕事だと思うようになった。また、自分の身の回りでも広告によって人の判断や決断やコントロールされていると感じることも多くなってきて、非常に本質的なものだと考えるようになった。

他者に内定が決まったため。