22卒 本選考ES
事務系総合職
22卒 | 関西大学 | 女性
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Q.
卒論テーマについてご記入ください。(500文字以内)
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A.
マレーシアにおける華人社会の多様性について考察した。東南アジアに位置するマレーシアは多民族国家である。マジョリティはマレー系のムスリムであるが、中華系、インド系、原住民の人々も共に多様な文化を形成している。マイノリティである中華系の人々は、大陸からマレーシアに移住した移民の子孫である。彼らが持ち込んだ中華文化は現地の文化と習合し、独自の発展を遂げた。彼らは複雑なアイデンティティを抱えている。マイノリティにもかかわらず社会的に強い影響力を持つ彼らは、祖先の言葉や文化を継承しつつ、マレー文化と混ざり合ってきた。歴史は民族の成り立ちを紐解く上で欠かせない要素である。信仰は未知の地を開拓する過程では、信仰が心の拠り所となっている場合が多い。また、方言や世代間のギャップも、アイデンティティを形成する重要な要素である。従って、歴史・宗教・言語の観点からマレーシアにおける華人社会の多様性について考察した。 続きを読む
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Q.
興味のある仕事とその理由について、自由に記述してください。(500文字以内)
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A.
海外マーケティングに興味がある。私は、向上心をもち続け成長を実感できる環境で働きたいという想いを持っている。マーケティングという仕事は、ニーズを直接商品に還元し、お客様が必要とする商品やソリューションを提供できるという点で、若手でも責任感とやりがいを見出せ、成果を実感できると考える。また、グローバルなビジネスに挑戦したいという気持ちが大きい。そのためには相手の立場に立って異文化を深く理解する姿勢を大切にしつつ、常にアンテナを張り、ビジネスにおけるタイミングを見計らう努力を行うべきだと考える。また、日々の業務に加え、直接担当者を訪れるといった現場の経験を積み、最終的には社会に広く影響を与え、モノづくりを支える貴社の事業に携わることで人々の幸福に貢献したい。 続きを読む
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Q.
学生時代の失敗経験談について、その経過や要因、反省点などを整理し、一つ紹介してください。(1000字以内)
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A.
所属していた国際協力ボランティア団体が人数不足のため、解散の危機に陥った。副代表という重要なポストについていたのにもかかわらず、失敗を恐れて改革のための行動に踏み踏み切れずにいたことが原因であった。改革にむけ、問題を可視化するために、年次に関係なく皆が意見を出し合うように働きかけた。また客観的な視点を得るために、新入生の立場に立てる一年生のフレッシュな意見を積極的に取り入れて希望者数が激減した要因を分析した。その結果、国際協力という活動自体が敬遠されている事実が判明した。国際協力という活動は多くの新入生にとって外国に出向き恵まれない子供たちのために学校を建設するといった大規模で予算がかかるというイメージを引き起こすものであり、敬遠されていたのである。そこで、国内で行う身近な活動でも国際協力は実現できるとアピールする必要があると考えた私は、学内の留学生と日本人同士の交流を促進する活動を提案した。留学生に日本語を教えていたため留学生と接する機会が多く、同じ国籍同士で固まって行動することで日本語を話す機会が減り、交友関係が狭くなってしまうという彼らの悩みを日頃から耳にしていたのである。私の意見を元に、交流を促進できるイベント開催に向けメンバー全体で話し合いを繰り返し行った。話し合いの結果、立案されたのが民族料理の体験企画である。国際協力自体に興味がなくても、エスニック料理に興味のある日本人を集客することができた。そして和食や韓国料理といったアジアの民族料理にとどまらず、北欧の家庭料理や中東のヒヨコ豆を用いた軽食など様々な国の民族料理を留学生たちと作ることで、国籍の垣根なく料理を通して留学生と日本人の交流促進に成功した。以上のように尽力した結果、学内報にイベントの詳細を取り上げていただき、次年度から希望者が増加し活動を存続することができた。私はこの失敗から、未来に悲観的にならずに行動を起こす姿勢と、その姿勢で要因を徹底的に分析して目標設定する大切さ、さらにチーム活動における話し合いによる意見のすり合わせの重要性を学ぶことができた。 続きを読む
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Q.
得意な科目とその理由をご記入ください。(400文字以内)
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A.
得意科目は宗教学である。宗教学は宗教そのものの知識のみならず、それが成立した背景や歴史を視野に入れなければならない。そのために世界史を学び直したことが世界情勢と日本が置かれている状況について把握するきっかけともなった。また、宗教は日本ではオウム真理教といったカルト宗教に結びつけられ、マイナスなイメージを持たれることが多いが、実際は信仰によって培われた人々の営みを考察する学問であり、偏見を持つことなく柔軟な価値観で探究した。また、思想や人々の暮らしに根ざした信仰は時代を経て常に変化するため、文献での情報収集に加え、フィールドワークを積極的に行った。モスクや教会に赴いて人々にインタビューを行い生の声を聞き、研究内容に活用した。以上の宗教学を学んだ過程で身につけた客観的視点と行動力には自信がある。 続きを読む
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Q.
学業以外の取り組み(部活・サークル、海外体験、アルバイト、ボランティアなど)について、ご記入ください。(400文字以内)
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A.
留学先のマレーシアで、現地の学生に日本語を教えた。日本語の教授法に加え、日本の文化に精通して生徒のあらゆる疑問に答える姿勢が求められた。その時自分がいかに日本の文化に無知であるか痛感した。そこで海外で人気のある日本のコンテンツや需要のある日本製品について、客観的な情報をインプットし、自分の意見を持つように努めた。また、クラスで歴史が絡む議論を行う際にはセンシティブな話題に触れないよう留意した。一方、生徒によって苦手な分野や練習したい箇所も異なったため、授業で用いる教材に加え、具体的な場面を想定したロールプレイを作成しクラスで実践した。以上のように尽力した結果、留学生からの信頼を得ることができ中級クラスのサポートを一任された。私は日本語を教えるという経験を通して、客観的視点と、相手の置かれている状況を傾聴することで客観的視点から分析して、一人一人のニーズに応えるという力を得ることができた。 続きを読む
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Q.
志望動機をご記入ください。(400字以内)
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A.
私は日本のモノづくりを通して関わる人びとの幸福に寄与したいという想いがある。東南アジアのマレーシアに留学した際、新興国の熱量を体感しつつ不便さも経験し、日本での生活がいかに高い技術力に支えられていたか実感した。貴社の「はかる」技術は安全かつ安定したモノづくりを支えている。また、海外での売り上げが高い比率を占めており、世界で貴社の製品が重用されているというグローバルなフィールドで挑戦できる環境に魅力を感じた。私は現地の学生に日本語を教えた際、一方的な講義を行うのではなく、積極的にマレー語や現地の文化を吸収することで、相互の意思疎通を実現した。以上の経験で得た客観的視点と深く異文化を理解する姿勢を生かし、貴社の製品や技術への見識を深めた後に、市場動向の調査ならびに現地のニーズを的確に把握し、貴社の製品を世界のお客様に届けることで関わる人々を幸せにしたい。 続きを読む
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Q.
自己PRをご記入ください。(400字以内)
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A.
私は自分を「殻に閉じこもらないカタツムリ」であると形容する。ゲストハウスでアルバイトスタッフとして勤務していた際、アクセスの悪さから客足が途絶えた時期があった。そこで社員の人々と話し合い、口コミサイトに丁寧に返信をする習慣を続け、アクセスの悪さを逆手にとって実家ま和室で和食を楽しむというまるで実家に滞在している気分に慣れるホームステイの企画を実践した。すると少しずつ客足が回復した。以上のように、時間を要してもカタツムリのごとく粘り強く目標を達成してきた。また、一般的ではないマレー語やアラビア語などのマイナー言語の学習に取り組んだ経験から、未知の領域であっても好奇心を示し、殻を破って果敢に取り組む姿勢を学んだ。以上の強みを生かし、広い視野で必要な知識を吸収し、粘り強く課題解決に取り組むことで、世界の人々の豊かな生活の実現に寄与したい。 続きを読む
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Q.
特技・趣味をご記入ください。(300字以内)
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A.
マイナー言語の学習である。グローバルなコミュニケーションを円滑にするためには英語の学習が必須であるが、将来性があるマイナー言語の学習にも積極的に取り組んだ。2億人を超える話者数を誇るアラビア語や、マレー語、インドネシア語といった経済成長が著しいASEAN諸国の言語は将来性があり、自分の価値観や視点を広げてくれると確信したからである。自学自習に加え、大学が主催するワークショップに足繁く通った。多様な国から来た留学生と知己を深めることで、参考書では学べない生きた表現や方言を学ぶことができた。以上のように未知の領域を開拓した経験から、先入観なく相手のバックグランドに敬意を示す姿勢を学んだ。 続きを読む