
23卒 本選考ES
事務系
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Q.
自己PRを記入してください。
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A.
強みは粘り強く解決策を考え続けることだ。卒業研究は感染症により子ども実験ができなくなった。教授からは成人対象の実験を提案された。だが私はこの状況下で子どもを研究する方法を探るため一日に10本以上の論文を読み、ビデオ解析に辿り着いた。時間と人手が必要な手法だった。そこで、同期6人に協力を仰ぎ、研究協力体制を作った。解析基準を話し合い、ミリ秒単位の解析を進めた。教授から国際誌に掲載できるとの評価を頂いた 続きを読む
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Q.
今までで一番夢中になって取り組んだことを教えてください。
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A.
文化の国体と称される国民文化祭出場し、主役を務めた日本舞踊に打ち込んだ。 2歳の時に一目ぼれした。習いたいと母親を4年間説得し、念願叶って小学校1年生から習い始めた。日本舞踊の師範に師事し、一回の稽古は休憩なしで3時間踊り続けるほど厳しいものだった。もともと運動が得意でなく、手を意識すると足が動かなくなるなど、𠮟られてばかりで本番にすら出してもらえなかった。 そこで、まず稽古中は常に師匠のそばで手伝いをしながら、先輩方への指導や師匠の動きを一瞬たりとも見逃さないように集中した。次に、同じ注意は2度とされないという目標を立て、13年間毎日朝5時から欠かさず、鏡を見ながら注意されたこと、観察した動きを手先や足先だけと意識する部位を絞って自習練習を重ねた。そして80人のうちの7人の選抜メンバーに選ばれた。選抜メンバーに選ばれてからも、もっとうまくなりたいと毎日の自主練習に加えて、週末は歌舞伎を観劇し、プロの技を学んだ。その結果、主役を務めることが出来た。 夏休み期間は各地のお祭りに出場し、観客を熱狂の渦に巻き込むことが出来、冬は老人ホームや保育園に慰問活動を行い、笑顔を届けることが出来るので今なお夢中だ。 なかなか報われなくても、努力を長期間行い続けると、報われる瞬間の感動はひとしお大きいと学んだ。やればできるという自信にもつながった。 続きを読む
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Q.
今までで一番辛かった経験は何でしょうか。またそれをどのように乗り越えましたか。
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A.
こども実験をするために入った研究室で、感染症拡大により子どもの対面実験ができなくなったこと。 実験心理学では、実験を実施することが研究の第一歩とされていた。教授からは成人を対象にするように提案された。同期はその提案を受け入れたが、私は乳児研究を諦めきれなかった。そこで今できることを探すため実験心理学過去30年分の文献を1日10本以上読むことで深く知る努力をし、周辺領域である音声学や言語学の研究手法を各分野の教授に講義をお願いすることで、広く知ることを意識した。そしてビデオを解析という手法を知った。この手法は客観性を担保するために、時間と人手が必要な手法だった。実験心理学では嫌厭されている手法のため、学部生が研究者と対等に研究できる未知の分野だと考えた。教授に実験なしでも研究ができると説得した。 一人ではできない研究法のため、同期6人に協力を仰いだ。互いの研究テーマで同じビデオを使用できることで各人の負担を軽減でき、客観性を担保した質の高いデータを得られると説得した。研究協力体制を共に作った。解析基準を明確にするための定義を話し合い、ミリ秒単位の解析を進めた。指導教授から国際誌に掲載できる結果との評価をいただいた。 続きを読む