【挑戦と変革の魅力】【23卒】日本ゼオンの事務系総合職の本選考体験記 No.30409（非公開/男性）（2022/6/14公開）

研究概要
研究室では、ガンマ線を検出するための機能性色素の合成および機能評価を行っています。ガンマ線は多くの分野で利用がなされている一方で、微量でも人体に多大な健康被害を及ぼし、人間の五感では感知できない危険な電磁波であります。そのためガンマ線の簡便な検出方法の開発は急務であると言えます。そこで私たちは有機溶媒もしくは水にガンマ線を照射した際に、溶媒から反応活性種が発生することに着目し、それらの活性種と反応して発色する有機色素（主にアミン系）の設計、開発を行っています。また色素を溶かした溶液に実際にガンマ線を照射することで、機能評価を行っております。機能評価では紫外可視吸収スペクトルを測定し、極大吸収波長や線形性を確認しています。この研究は、実用化における最大の課題として発色感度の低さが挙げられますが、現在様々な添加剤を検討することで改善を試みています。

学生時代にもっとも打ち込んだエピソードについてお聞かせください。

中学から大学にかけて10年間、バスケットボール部に所属しておりました。バスケットボールはチームスポーツであるため、味方が何をしてほしいか、敵は何をされたら嫌なのか、すなわち相手の立場に立って考えることが求められます。私は10年間の部活動の中で「相手が今何をしてほしいのか？」を常に考えていたため、中学、高校、大学のすべてでチームのエースとして活躍することが出来ました。また私はチーム一丸となって目標に向かうためには雰囲気が重要だと考え、同期はもちろん先輩や後輩とも積極的にコミュニケーションをとり、ムードメーカーとして部活の中心になることを意識しました。そのためいつも部内の全員と仲が良く、多くの方と今でも親交があります。入社後もこの「相手の目線に立つ力」と「コミュニケーション力」を活かし、周囲と連携をとりながら会社の発展に貢献していきたいと考えています。

採用サイトのマイページから提出

webで入力

ESは基本減点方式なので、奇をてらわないことと、文章に細かいミスが無いよう気を付けました。

就活サイトで閲覧できる内定者のESを参考に、本企業が採用したがる人物像を想像し、文章を推敲していきました。

就活会議、ワンキャリア

他の企業のwebテストで出来なかった問題を覚えておき、できるようにしました。

不明

言語、非言語　約30分

なし

専用サイトにて録画面接を行う

回答内容に関して、状況や背景を詳しく説明するのではなく、自分がどのように考えなぜその行動に至ったのかを話すと良いと思います。

大抵の人はそうだと思いますが、1人で画面に向かって話し続けることに慣れていなかったので、少し変な感じがしました。

なし

なし

強いプレッシャーのある状況やストレスを感じる環境に対応しなければならなかった経験についてお聞かせください。その時の状況、あなたが取った行動、最終的な結果について具体的にお話しください

私は以前行っていた荷揚げ屋のアルバイトで、プレッシャーのかかる経験をしました。私は大学が長期休暇に入るたびにいろいろな短期アルバイトに挑戦していたんですけれども、その中で荷揚げ屋というですね、建築中の建物の2階や３階に、資材をもって運び入れるという仕事がありました。応募するときは、「筋トレしながらお金も稼げて一石二鳥じゃないか」と、「こんないい仕事はない！」と思い意気揚々と派遣サイトに応募したんですけども、いざ現場に行くと、予想以上に資材が重く、一つ２０キロほどもある資材を両脇に担いで何往復もしなければならないことがざらでした。そしてですね、上司たちのプレッシャーもすごく、資材の運ぶ量を妥協したり、置くところを迷ったりしているとすぐさま「何やってんだ！使えねえなあ」と罵倒されてしまうという有様でした。ですが、私はそこで、弱気にならず、この手の人はおどおどするのが一番よくないと考え、どれだけ相手の語気が荒くてもわからないことはハッキリ聞き、指示が理解できなかったときは「どういうことですか？」と臆さずに聞くことを続けました。で、結局一か月ほど荷揚げのアルバイトは続けていたんですけども、最終的に先輩に気に入っていただき、ご飯もごちそうになって、また来いよという風に言っていただけました。この経験から一見大変な環境でも、自分次第で良い方向にもっていくことができるという自信につながったと思います。以上です。

一つの目標に対して、チームで取り組まれた経験についてお聞かせください。目標達成に向けて、あなたがチームの中で果たされた役割や、実施された行動、最終的な結果について具体的にお話しください。

大学の学部時代、バスケットボール部での活動で、3部リーグ昇格にむけて練習に取り組んだ経験があります。大学のバスケットボール最後の大会は関東バスケットボールリーグといって、1部から5部まであり、各リーグの上位2チームが次の年一つ上のリーグに昇格できるといった方式です。埼玉大学バスケ部は4部所属ですので、3部リーグ昇格のために練習に励んでいました。私は自分の代の中では一番得点能力があったため、いわゆるエースとしてチームを引っ張っていく立場でした。そのためオフェンスの中心として、点を取るために、先輩を含めたチームメイトにこういう風に動いてほしいと要望する必要がありました。元来自分は周囲に指示を飛ばしながら何かをやるというのは得意ではなかったのですが、オフェンスでの緻密な連携は勝つためには不可欠だと考えていたので、自分がやりたいプレイが正確に伝わるように、なおかつ相手の考えも尊重することを心がけながら、チームに要望を伝えていました。また、練習に集中するためにはチームの雰囲気づくりも大切だと考えて、くだらないことを言って周りを笑わせたりですとか、あまり部に馴染めていない新入部員に話しかけてみたり、女子が少ない中マネージャーが孤立しないように積極的にコミュニケーションをとるなどして、部員たちが良い精神状態で部活に臨めるよう配慮していました。このように私は部活でエース兼ムードメーカーとしてメリハリをつけて行動することで、練習は真剣にやりながら、楽しむことを忘れずに部活動が出来たと感じます。大会の結果としては24チーム中4位に終わり、リーグ昇格まであと一歩届きませんでしたが、チーム一丸となって目標に向かう中で得た人間関係や経験は何物にも代えがたいものだったと思っています。

zoomで時間通りにスタート

面接官がフランクな方でこちらの素の部分を見たがっている節が強かったので、あまりかしこまりすぎないように気を付けました。

第一印象からしてフランクな感じの方で、終始話しやすかったです。質問もこちらの言いたいことを引き出してくれるような聞き方で、円滑にコミュニケーションをとることが出来ました。

なし

なし

自己PRを通じてあなたの強みを教えてください。

私の強みは社交性、人当たりと言うんですかね、そういったところと、相手の目線に立って考え、行動に移すことが出来ることです。それらの強みを、私は試食販売の派遣業務で活かしました。そこでは、どうすればより多くの試食を捌けるか、売り上げに貢献できるかを常に考えていました。で、実際に私が強みを活かした場面というのが、まず社交性ですね、こちらは、お客様に話しかけて雑談から入る、と言うことも多いので、当然求められました。相手の目線に立つというのは、そのお客様各位のニーズに合わせて、セールスの方法を変えるということです。例えば、筋肉質な男性の方でしたら、タンパク質が豊富ですよとか、女性の方ならば低カロリーであることをアピールする、家族連れの方ならば好奇心の強いお子さんにまず興味を持ってもらう、など、お客様のニーズに合わせてセールスを行っていました。

なぜ海外を志望されているのですか？

これはESで触れていたことなんですが、自分は日本が一流の国として認知され続けて欲しいと考えており、それらを支えるために海外でシェアを獲得して技術大国日本をアピールしていきたいと考えています。自分は珍しい経験をしたり、新しいものに触れて刺激を受けるのが好きでして、もちろん社会人になってからは新しいことの連続だと思うのですが、海外に行くことで今まで自分になかった価値観ですとか文化に触れながら刺激的な生活が出来るのではないかと思っています。またそうした経験の中で得られた新たな視点や価値観は、自らの人間的魅力を高めてくれるものだと思います。将来的にチームを率いるとなったときに、その人間力でもって周囲を引っ張て行きたいと考えており、そのためにも海外で経験を積みたいと考えています。

zoomで時間通りに始まった。

二次面接ということで一定の水準にあるのは当然で、その中で企業にマッチした人材であるかを見られていると感じました。

少し堅い雰囲気の面接だったが、面接官の方の口調は柔らかく、緊張しすぎるほどではなかった。少し話が長くなっても真剣にこちらの言いたいことをくみ取ってくれているように感じた。

なし

なし

研究の内容を実用化にむけたビジョンと共に教えてください。

はい、私の所属する研究室では研究室ではエントリーシートにございますように放射線に反応して発色する色素の設計・開発を行っています。要するに色素を溶かした溶液に放射線を当てると色が付くというもので、私の研究室ではこの色素をがん治療へ応用することを目標としています。具体的には、ゲルですね、ぷるぷるした寒天のようなゲル、それを模擬的な人体、人の体に見立てて用います。そのゲルに色素を溶かし、がん治療に使われる重粒子線を当てることで、重粒子線のエネルギーが作用した箇所に色が付くわけです。そうすることでこのぐらいの強さの重粒子線なら人体のこの位の深さに作用するんだなと言うイメージングに応用できると考えています。

入社後やりたいことはなんですか。

はい、やはり営業が第一志望ということで営業職に就きたいと考えています。中でもリチウムイオン電池や車両用ゴム、ラテックスなどの車両用製品に興味を持っています。理由としては（志望動機の際にも少し触れたんですが、）いままさにこうガソリン車からエコカーへシフトしている業界ということで、変化に対応していくのが、まあその簡単なことでは無いとは思いますが、面白そうだなと感じたからです。また、エントリーシートにありますように将来的にですけれどもチャンスがあれば海外勤務を経験したいと考えています。そして最終的には、そこで培った知識、経験、自信を基に、時代のニーズというのをくみ取ってプロジェクトの舵取りをするような、仕事が出来るようになりたいと考えています。

zoomで時間通りにスタートした。

最終面接ということで緊張するのは避けようがないので、緊張する自分を客観視して受け入れるように努めました。

二人いる面接官はどちらも重役の方でしたが、あまり物々しさを出さず緊張しないように配慮してくれていたと思います。

会社に貢献することばかりではなく、自身の成長も視野に入れているところが良かった。

なし

学生時代に取り組んだこととその中で学んだことはありますか。

はい、大学の部活動にて、膝のケガのリハビリに取り組みました。大学3年次に全治一年の大けがをしてしまい、担当医の方に「最後の大会には間に合わないかも知れない」と告げられました。一瞬現役を引退することも考えましたが、やはり最後までやり抜きたいという気持ちからリハビリを決意し、親や友人達の助力を得ながら、復帰を目指しました。最初は歩くこともままなりませんでしたが、粘り強く通院と自宅でのトレーニングを繰り返した結果、予定よりも大幅に早く復帰に成功し、最後の大会を納得のいく形で終えることが出来ました。この経験から損得抜きで助けてくれるような人間関係の大切さと、厳しい状況でも腐らずに努力することの重要さを学びました。

どういうところがうちの社風と一致しているか

御社の挑戦していく、変化を恐れないという社風が自分にマッチしているかなと感じています。御社の中期経営計画を拝見したところ、「まずはやってみる」という言葉がみられました。また、御社のデジタル統括推進部門長の脇坂安弘氏が「常識を捨て非常識に挑戦することが必要」とおっしゃっていたのをSNSで目にしましたし、このコロナ渦でもリモートワークにがっつりと移行していることからも変化を恐れない社風というのが伺えます。自分も色々と挑戦してみたがるタイプで、学部時代は派遣サイトに登録し多種多様な業界、業種を経験しておりました。このように私の好奇心、チャレンジ精神旺盛な性格が、御社の風土に合っているのではないかと思っています。