- Q. このインターンに興味をもったきっかけ・参加した理由・選んだ基準を本音ベースで教えてください。
- A. 多角的な事業課題に触れられる総合ファームに関心があった。他社と比較し、協業を重んじる社風と報酬面の高さに魅力を感じ、PwCコンサルティング合同会社に応募した。また、コーチングなどの制度があることも魅力の一つだった。続きを読む(全107文字)
【戦略的挑戦、実行への道】【19卒】デロイトトーマツコンサルティング合同会社の夏インターン体験記(理系/経営コンサルタント)No.982(大阪大学大学院/男性)(2018/1/30公開)
デロイトトーマツコンサルティング合同会社のインターンに参加した理由や選考フロー、実施期間、当日の形式や具体的な内容、インターン参加後の感想など、体験記の詳細を公開しています。ぜひ、先輩の回答をインターン対策に役立ててください。
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2019卒 デロイトトーマツコンサルティング合同会社のレポート
公開日:2018年1月30日
インターン概要
- 卒業年度
-
- 2019卒
- 実施年月
-
- 2017年8月
- コース
-
- 経営コンサルタント
- 職種名
-
- 未登録
- 期間
-
- 4日間
投稿者
- 大学
-
- 大阪大学大学院
- 入社予定
志望動機・インターンシップ参加前
このインターンに興味をもったきっかけ・参加した理由・選んだ基準を本音ベースで教えてください。
デロイトは総合系コンサルに分類される。会計事務所を母体に持ち、戦略〜実行まで一貫したサービスを提供している。戦略コンサルと比較することがで、業界理解もより深まるのではと考えた。インターンで高評価を得ることができれば、早期選考を受けることができ、その点も魅力的で、参加する価値があるインターンであると判断した。
このインターンの選考に受かるために行った対策・準備・勉強したこと・調べたことを教えてください。
ESは300文字以内でジョブに興味を持ったきっかけや期待することを記述する。
コンサルタントの志望動機はある程度ここでロジックを詰めるよう、業界分析を行った。
WebテストはTG-WEBで大して難しくはない。参考書を一周程度。
力を入れて対策すべきはケース面接。デロイトのケースは一般的なケース面接と異なる。そのため、内定者やOBに練習相手をしていただいた。
選考フロー
エントリーシート → WEBテスト → 1次面接 → 最終面接
エントリーシート 通過
- 実施時期
- 2017年06月
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以内
WEBテスト 通過
- 実施時期
- 2017年06月
- WEBテストの合否連絡方法
- 未選択
- WEBテストの合否連絡までの時間
- 未選択
1次面接 通過
- 実施時期
- 2017年07月
- 形式
- 学生1 面接官1
- 面接時間
- 20分
- 面接官の肩書
- 若手コンサルタント
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 3日以内
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
コンサルタントへの志望動機はこの時点で強ければ強いほどいいと思う。サマーインターンの時期は「なんとなく憧れて」のような学生が比較的多いが、明確な志望動機を持っている方が差別化でき、良いだろう。
面接で聞かれた質問と回答
コンサルタントに興味を持ったきっかけは?
台湾留学中、現地の時価総額上位である半導体企業を視察した際に、近隣諸国の台頭により日本企業のプレゼンスの相対的な低下を感じた。現在、理系の院で研究をしているが、企業への価値貢献の仕方として研究開発以外にコンサルタントとして日系企業をサポートして行くというキャリアにこのとき初めて魅力を感じるようになった。
現在、大学院ではどのような研究を行っているのか
人間の気管上皮に関する研究を行っている。人間の喉には繊毛と呼ばれる毛が多数生えており、これが一様に同一方向に波打つことにより、粘液を口腔側に輸送し、異物やウイルスを吐き出している。私の興味は自律的に波打つ繊毛の動きである。現在、企業と共同研究でこの動きのメカニズムを数理的に解析することを試みている。メカニズムの解明は、喘息などの症状に対する有効な治療法の確立に寄与すると期待している。
逆質問の時間
- はい
- いいえ
最終面接 通過
- 実施時期
- 2017年07月
- 形式
- 学生1 面接官2
- 面接時間
- 30分
- 面接官の肩書
- 中堅コンサルタント(シニアコンサルタント)
- 通知方法
- 電話
- 通知期間
- 3日以内
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
・メリットデメリットを整理する上でロジックツリーなどを用いてプレゼン資料を丁寧に作成した。表や図、またマーカーなども使用した。
・面接官に詰められた場合、「そういう考え方があるのですね、逆にこういう考え方はどうでしょうか」とそれらしく議論に持ち込むようにした。
時間の関係上、思考の網羅性には限界があるだろう。詰められても、テンポ良く議論ができれば問題はない。
面接で聞かれた質問と回答
ケース面接 「ラウンドアバウトに肯定的か、否定的か」
【ケース面接】
「ラウンドアバウト」という環状交差点の是非を問われた。
50分でラウンドアバウトに関しての要約記事を読み、自身の考えをまとめ、プレゼン資料に落とし込むというもの。
問われた点はラウンドアバウトの現状分析、その上でのメリットデメリット整理。
ラウンドアバウトに対し肯定的である場合は「より広めるには」否定的な場合は「代替案を」
シニアコンサルタント2人に対し、自身の考えを簡潔にプレゼンテーションする。
その後、面接が始まる。
私はランドアバウトに肯定的な立場をとった。
上記質問に続いて 「なぜ、肯定的な立場をとったか」
現状、ラウンドアバウトの問題点として「ルール周知ができていないため、マナー違反が多発する」と記事に記述があった。
この問題点に対し、「免許センターや教習所にてラウンドアバウトに関する講義を必修科目とする」という施策で数年で認知率100%にすることが可能であるという立場をとった。この施策でデメリットを解消できると説明した。
逆質問の時間
- はい
- いいえ
インターンシップの形式と概要
- 開催場所
- 大阪オフィス
- 参加人数
- 20人
- 参加学生の大学
- 京阪神が大多数、その他は関関同立で構成されていた。 院生は2~3割。
- 参加学生の特徴
- コンサル志望、その他業界志望が半々ぐらいか。 参加学生は論理的な人が多く、議論は白熱した。
- 報酬
- なし
インターンシップの内容
テーマ・課題
2020年を見据えたアシックスorミズノの売り上げ増を見込める経営戦略の策定。
前半にやったこと
1日目午前はベテランコンサルタントによるロジカルシンキングやフレームワークに関する講義があった。午後に2題ほどチームでケース問題を解いた後、お題発表があり、会社をどちらにするか30分ほどで決め、リサーチを開始した。(3C分析)
2日目、午前に会社説明があり、お昼は若手コンサルタントとの座談会。
午後より作業を行なった。
後半にやったこと
3日目、新規事業に関するブラッシュアップを行い、売り上げなどをフェルミ推定。
アクションプランの策定などを行なった。
4日目、午前にプレゼン資料を完成させ、プレゼンを行なった。
メンターのFBがあった後、打ち上げ。
発表会はありましたか?
- はい
- いいえ
審査員の肩書き
大阪オフィスのトップ2人(パートナー)
優勝特典
発表の優劣はつかない。
インターンシップを通して印象的なフィードバックは何ですか?
プレゼンテーション資料作成におけるアクションプランの重要性を何度も指摘されたこと。
デロイトは「実行可能な」施策であることを重要視するカルチャーがあり、精度の高いアクションプランのスライドを一枚は作るようにと度々言われた。
苦しい・大変だと思った瞬間は何ですか?
「もっともらしい仮説」の構築が重要であるが、ファクトの収集に時間をかけ過ぎたため、プレゼン資料作成に時間を避けず、最終日に徹夜をした。
精度の高い仮説の構築のため、最初から網羅的にファクト収集するのではなく、時間が有限である以上、仮説思考で進めて行くべきだった。
インターンシップを終えて
インターンシップで学んだこと
ベテランコンサルタントからのロジカルシンキング講座やケース問題の解説などは非常に為になった。以後のジョブ選考でも役に立った。
また、若手コンサルタント座談会では、普通の説明会では得られないような新卒入社の方の生の声を聞くことができ良かった。
参加前に準備しておくべきだったこと
このインターンで感じたことは自身の「リサーチ力不足」である。
リサーチ代が各班に20,000円支給されたにも関わらず有意義な使い方ができなかった。
有用な情報リソースをリストアップしておくと良かったと感じる。
参加してみて企業で働いている自分を想像できましたか?
- はい
- いいえ
実際に実行できるレベルの施策を求められるので、リサーチや売り上げ推定、アクションプランの策定など机上の空論ではないリアリティある事業立案を経験できたため。コンサルタントとして考慮すべき点をメンターから指摘され、実際に自分がコンサルタントとして働くという擬似体験ができたように思う。
本選考で内定が出ると思いましたか?
- はい
- いいえ
インターン経由の本選考では、通常の本選考と違いインターンでの評価の蓄積があるため、内定も出やすいように思う。
インターンでのパフォーマンスが認められたと自信を持って選考を受けると良いだろう。
しかし、油断は禁物でインターン後の内定倍率は2~3倍はあるようだった。しっかりと対策は怠らないようにすべきである。
この企業に対する志望度は上がりましたか?
- はい
- いいえ
志望度は上がった。
大阪オフィスのコンサルタントは非常に愉快な方たちが多く、学生に何かを学び取って帰って欲しいという姿勢が非常に感じられた。
インターン後の打ち上げでもざっくばらんに質問に答えてくださり、一緒に働きたいと思える尊敬できる人が多かった。
この企業を本選考でも受験予定ですか?
- はい
- いいえ
インターンへの参加が本選考に有利になると思いましたか?
- はい
- いいえ
インターンシップで一定の評価を貰うと早期選考に進むことができ、本選考の三次面接に該当するフェーズからスタートとなる。
インターンでの評価が蓄積されているので、通常選考よりも内定獲得は容易であろう。
参加後の社員や人事のフォローについて教えて下さい
インターンシップ参加後、一定の評価を貰うと早期選考フローに乗れる。
その後、2回の面接を経て10月末ごろに内定が出る。
参加前の志望企業・志望業界を教えて下さい
志望企業:コンサル、総合商社
成長できそうな企業、レベルの高そうな人が集まりそうという安易な理由で志望していた。
加えて明確にこれがしたいなどの意思がなく、様々なビジネスに触れることができそうであるという理由でこれらの企業を志望していた。
一つの企業に貢献し続けるより、様々な業界や企業と手を組み、ビジネスを推進していく方に魅力を感じていた。
このインターンへの参加がその後の就職活動にどう影響しましたか?
コンサル業界はよく「社内で転職しているよう」と言われる。
実際に、デロイトでは新卒はプールユニットに配属され数ヶ月のプロジェクト単位で様々なビジネスに触れることができる。
私は元来、知的好奇心が強く、また飽き性で様々な仕事や業界のことを知りたいと感じていたので、自分に合いそうだなと感じた。
以後、コンサル中心に就職活動を行った。
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デロイトトーマツコンサルティング合同会社の 会社情報
| 会社名 | デロイトトーマツコンサルティング合同会社 |
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| フリガナ | デロイトトーマツコンサルティング |
| 設立日 | 1993年4月 |
| 資本金 | 5億円 |
| 従業員数 | 2,675人 |
| 代表者 | 佐瀬真人 |
| 本社所在地 | 〒100-0005 東京都千代田区丸の内3丁目2番3号丸の内二重橋ビルディング |
| 電話番号 | 03-5220-8600 |
| URL | https://www2.deloitte.com/jp/ja/pages/about-deloitte/articles/dtc/dtc.html |
| 採用URL | https://www.dtcrecruit.tohmatsu.co.jp/ |
