【未知の技術への挑戦】【19卒】三菱重工業の夏インターン体験記（理系/技術系）No.3632（東北大学大学院/男性）（2018/10/17公開）

先輩に三菱重工に入社した方がおり、その方に勧められたのがインターンシップに興味を持ったきっかけ。研究室からもこの業界に進み活躍する方が多い印象を持っており、インターンシップを通じて一度会社の雰囲気を知りたいと感じたから。

インターンシップでは選考フローに面接がなかったため、完成度の高いエントリーシートを提出する必要があった。そのため早い時期からエントリーシートの作成に着手し、先輩方に添削をお願いした。

会社で保有する技術に関する市場の調査

1週目にやったこと

一日目は顔合わせが目的で、自己紹介や会社概要についての説明をされた。二日目から五日目は会社で取り組んでいる様々な事業について、様々な社員さんから説明を受けた。適宜社員の方との交流の機会があり、業務以外の話もした。

2週目にやったこと

二週目からは、テーマについての説明をされ、実際に準備に取り掛かる。チューターとして社員さんがついてくれるので、いつでも質問や相談ができる。１２日目からは調査した資料を基にプレゼン資料を作成し、13日に発表練習、最終日にプレゼン、その後懇親会という流れであった。

参加した部署の社員

なし

プレゼン資料の見せ方の指導印象的であった。あえてネガティブなデータを提示したあとで肝となる結果を提示することで相対的により良いデータであることを示せると知った。

大学では座学が中心であったが、実際にそれを活かすのに苦労した。普段大学や大学院で行っている研究と異なり、作業時間に期限があるため、思うように作業が進まなかった。また、資料は会社から持ち出し禁止であり、帰ってからの作業ができなかったのも大変だった。

大企業であるということもあり、インターンシップに参加する前は社内競争も激しくお堅い感じだと思っていたが、社員の方々と話してみるとそんなことはなく、落ち着いた雰囲気の方が多く、どの社員さんもチームで協力しながら、誇りを持って業務に取り組んでいるのを感じられたのは良かった。

会社の保有する独自技術について事前に調べておく方がスムーズに課題に取り組めると感じた。インターネットで調べれば概要はつかめると思う。

もともと興味のある業界ではなかったので、業界研究と会社の雰囲気を知るために参加した。そのため、インターンシップで実際のオフィスにデスクをもらい課題に取り組んだことで、日々の社員さんたちが仕事に取り組む様子やオフィスの雰囲気を体感できた。これまでは興味のある業界に行こうと思っていたが、働く人を軸にするのもいいと感じたため。

テーマによってはグループで課題に取り組むものもあったが、特に採点されている様子もなかった。プレゼンでも、実習部署ごとでの発表であり、本選考につながるとは感じなかった。また、社員さんも広報活動としてインターンシップを開催しているので、必ずしも優秀な学生を選んだわけではないと言っていたから。

もともと志望の高い業界ではなかったが、インターンシップで実際のオフィスにデスクをもらい課題に取り組んだことで、日々の社員さんたちが仕事に取り組む様子やオフィスの雰囲気を体感できた。これにより就活の軸として業界だけでなく人も軸になったので、その観点からは非常に魅力的であったため。

インターンシップへの参加は本選考に有利になると思った。実際に本選考の面接で会った学生もインターン参加者であり、エントリーシートの段階でかなりの学生が落とされている印象があったため、内定につながるとは言えないが、間違いなく有利になると感じた。

もともと薬学部への進学を志望していたが工学部に進学したということもあり、製薬業界を志望していた。そのため、大手製薬メーカー（武田薬品工業、アステラス製薬、エーザイ、大塚製薬、第一三共）を希望していた。他には製薬業界とかかわりのある企業、原薬の製造や受託製造を行っている化学メーカー・素材メーカーを志望していた。

志望業界はインターンシップ前とは変わらず、製薬業界であった。しかし、インターンシップへの参加を通じてその会社の職場の雰囲気や一緒に働く人達の人柄にも目を向けるようになった。そのため、製薬メーカー・化学メーカー、素材メーカーと業界を絞らず、様々な業界に興味を持ち、説明会にも積極的に参加するように心がけた。