【20卒】日清オイリオグループの冬インターン体験記（理系/研究開発職）No.6435（京都大学大学院/女性）（2019/6/26公開）

原料メーカーの商品開発では特に、原料を用いた菓子、パン、料理などの提案を行っているので、研究者というイメージとはかけはなれた仕事をされていたのが印象的だった。シェフが料理しているキッチンを実際に見て、研究所のイメージが少し変わった。結果、具体的に仕事のイメージを掴むことができた。また、社員の方の雰囲気を感じられたこともよかった。真面目でほんわかしていて、特徴的だった。

同業他社との比較をしたうえで、日清オイリオの強み、弱みを自分なりに整理して臨めば、より有意義なＧＷになったと思う。その中で、普段触れることのないBtoB分野での商品ラインナップを調べたり、研究内容に目を通しておくことは特に重要であると感じた。食育に注力し、研究内容を一般の人に知ってもらうための自社サイトは本当に丁寧に作られているので、一読しておくべき。

社員さんが実際に行っている研究の内容を、かなり詳しく講義にて説明してくださいます。そのような説明を聞く中で、自分の興味がある分野はどういったものなのか、日清オイリオのどの部分に近いのかを、具体的にイメージできるようになりました。ＧＷは実際の業務と近いとは言えないものの、社員の方に丁寧にフィードバックを頂け、社員の方がどういったことを考えて仕事をしているのかということを理解できたように思います。

議論の中での自身の役割をとても褒めてくださっていたので、チームワークという点では及第点を頂けたかなと思う。名前を知っていてとりあえず受けている学生が多い中、熱い思いをもっている点も評価していただけると感じた。また、発表の際の社員の方の意見出しが非常に活発でその場の雰囲気に自分自身がわくわくしたため、あっているのではと感じた。

社員の方々の雰囲気、ほんわかとした社風は好きなものの、やはり食品メーカーの中でも真面目でお堅いなあという印象を受けた。何か面白いことをやってやろうと思った時には物足りない印象を受けた。研究所はきれいでアクセスも良いので、働く環境としては魅力的だった。

インターン参加者に対する優遇は、自分自身や友人を見る限りないのではないかと思う。ただ、説明会よりも確実に情報量が多いため、企業研究は有利に進むと思う。それを活かしきれるかは、本選考での身の振り方次第だと感じた。

インターンシップ参加後は、誰に対しても特にコンタクトはなかったように思う。あくまでも日清オイリオを深く理解する機会として活用すればよいと思う。

食品メーカーを特に志望していて、加えて化粧品メーカーも少しだけ見ていた。基礎研究と商品開発を行き来しながらキャリアを積みたいと考えていて、研究力のある大手食品メーカーを志望していた。商品のジャンルはこの時点で特に絞り切れておらず、漠然と飲料や菓子のメーカーは楽しそうだと感じていたが、他にもいろいろとみてみたい気持ちがありＢtoBからBtoCまで幅広くインターンシップに参加した。原料メーカーでの研究開発は最終商品の形態が幅広く、飽き性な私でも楽しく働けるかなと考えていた。

実際に就職活動をしてみると、誰かの想いを形にして叶えることよりも、自分自身のアイディアが形になることのほうに楽しさを感じ、ＢtoCメーカーの志望度が上がった。また、日清オイリオをはじめとする食品メーカーの基礎研究のメインテーマはおいしさ、加工・保存方法などで、もともと興味のあった健康領域の仕事範囲の狭さを感じた。どうせなら美味しいものを作るほうに人生を注ぎたいと感じてしまい、商品開発を志望するようになった。適性を見極めるうえで、様々な企業との比較対象として日清オイリオのインターンシップに参加できたことはとても有意義だったと思う。