
23卒 本選考ES
研究開発職
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Q.
現在取り組んでいる、研究室・ゼミでの研究内容、あるいは卒論(修論・博論)の内容について、お伺いいたします。(300文字以内)
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A.
【〇〇を原料とした〇〇生産に関わる〇〇の研究】 〇〇は、地球温暖化の一因とされる化石燃料に代わるエネルギー源の一つとして期待されています。〇〇は酵母の発酵によって生産され、原料には〇〇が挙げられます。しかし〇〇の生産を担う酵素は〇〇成分の一部しか発酵できないため、複数成分を発酵できれば高効率な〇〇生産が見込めます。そこで、〇〇の改変によってそのような機能を持たせること目指し、まず〇〇の反応メカニズムの解明に取り組みました。私は〇〇を世界で初めて決定することで、〇〇に基づいてメカニズムを推定しました。現在は〇〇をデザインすべく実験を行っています。 続きを読む
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Q.
研究上の課題とそれに対するご自身の貢献(課題をどのように捉え、行動したのか)について教えてください。(400文字以内)*
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A.
〇〇に必要な〇〇に難航したことです。〇〇にはpHや塩の種類など多様な条件が関与するため、まずその検討を行いました。しかし1000通り以上試行しても〇〇は得られませんでした。そこで私はそもそも〇〇という原理に立ち返りました。1種類の〇〇であっても、〇〇原子のブラウン運動によって溶液中では複数の構造を形成し得うることを書籍から学びました。しかし〇〇には単一の構造のみが存在している必要があります。そこでブラウン運動を抑制できればよいと考え、水素結合を形成する低分子を添加しました。つまり低分子を介して〇〇の原子同士を固定しました。これによって、溶液中の〇〇構造を1通りにでき、〇〇に成功しました。そして〇〇を解明することができました。この経験から、困難な時こそ基礎の確認をすることで道が開けると実感しました。 続きを読む
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Q.
研究室におけるあなたの役割を教えてください。実務的な役割分担だけではなく、スキルや性格面も踏まえて、あなたと他のメンバーとの関わり方などをお答えください。(400文字以内)*
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A.
私は、異動された助教の代わりを務め、研究室の円滑な運営・発展に寄与しています。具体的には、後輩への実験指導、外部の実験施設の予約等を行っています。実験指導では、現在いる教授の専門外である実験を行っているため指導できる教員がいません。そこで助教の指導を受けたことのある私が、率先して外部の研修会や合宿に参加して情報収集し、研究室メンバーにスキルを共有しています。また外部実験施設の技術員の方と積極的にコミュニケーションを取って関係を構築することで、行き詰った時に助けを求められるようにしました。これらによって、助教が当研究室を去ってからもコンスタントに研究成果を発表できています。これらの役割を果たす原動力となったのは「向上心」と「責任感」です。専門の教員がいない中でも結果を残したいという向上心から積極的に勉強し、また後輩たちが不自由なく研究に取り組み、研究室が発展できるよう責任を持って指導しています。 続きを読む
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Q.
現在の関心事、世の中の出来事や社会動向など特に関心があることと、それに対する考えやポリシーがあれば教えてください。(社会問題、科学技術、経済、スポーツ、エンタメなど)(300文字以内)*
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A.
私は、国連が定めた持続可能な開発目標(SDGs)に関心があります。現在と未来の誰もが不自由なく生きるには「持続可能」という考え方が必須だと考えるからです。実際、私の大学もSDGsに取り組んでおり、パンフレットには各研究室がどのゴールを満たせるかが掲載されています。しかし問題は、研究活動や学生実験でマイクロチューブやチップといったプラスチックを湯水のごとく使用・廃棄していることです。ごく身近なところで、SDGsにおける理想と現実の乖離に気づきました。こういった矛盾に気づいて是正するには、俯瞰的な視野を持つことが必要で、物事の本質を理解する上では良い面だけでなく悪い面(現実)にも目を向けることが重要だと考えます。 続きを読む
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Q.
当社を志望した理由(300字以内)*
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A.
貴社のキーワードである「自律と協働」は私にとって研究に注力できる考え方であり、また貴社で働くイメージを描くことができたからです。前者に関して、私は個として実験計画を組み立てるのはもちろん、壁にぶつかったときには他者を頼ることもあります。後者は貴社の説明会において「入社前後でのギャップを感じていない」と伺い、キャリアマッチングライブでの映像や体験談に自分を当てはめられました。若手でも難易度の高い研究に取り組み、試行錯誤しながら製品を世に出した方がいらっしゃると拝見し、私もそのような喜びを得たいと感じました。このように「自律と協働」をもとに新しい価値を創造したいと強く思ったため貴社を志望します。 続きを読む
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Q.
【現時点で希望する仕事】知識や技術、強みが活かせると思われる仕事とその理由(300字以内)*
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A.
物質科学研究所の「物質解析研究部」で農薬の研究開発に従事したいと考えています。私の研究では〇〇を明らかにし、反応機構を解明することを目標としています。農薬は雑草や害虫の受容体や酵素を標的とするため、有効な化合物をデザインする上でこの研究は欠かせません。また〇〇には〇〇が必要で、さらに反応機構を解明するには化合物が〇〇に結合した状態で〇〇させる必要があります。私はこれらの一連の知識、技術を有しており、これまでに〇〇に成功しています。これらの知識や技術を活かして農薬開発に貢献できると考えています。 続きを読む
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Q.
【将来チャレンジしてみたい仕事】当社を舞台に将来取り組んでみたい仕事、または実現してみたい夢とその理由)(300字以内)*
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A.
海外の農業や畜産業でも用いることができる農薬を「現地で」開発したいです。私の夢は、世界の人口増加に伴って需要が高まる「食糧の安定供給」を達成することです。貴社のホームページで、日本で開発した農薬を中国で使ってもらえるように最適化した過去があることを知りました。この例のように、有効な農薬を日本で開発できたとしても現地で使用されなければ目的を達成することはできません。そこで開発拠点を現地にも置いている貴社で、現地に即した最短ルートで農薬を生み出したいです。また上市できてからも農家の方と密にコミュニケーションをとることでさらなる製品の開発を行い、食糧の安定供給化につなげたいです。 続きを読む
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Q.
【本気の経験】これまでの人生で「本気になって取り組んだ」と思う経験とその理由(成果やスケールは問わず、自らが「やりたい」と感じ、「本気」をだせたもの(400字以内)*
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A.
私は研究活動に本気で取り組みました。研究というその分野の「一番手」になる行為が、それまで「一番」を獲った経験が無かった私にとって非常に魅力的だったからです。そのため研究成果を学術論文として発表することを目指して研究に取り組みました。しかし指導を受けていた助教が他大学へ異動し、気軽に指示を仰げなくなりました。その上、用いていた〇〇という手法が物理学に基づくため、私にとって専門外でした。そこで原理を勉強すべく本を購入したり、外部施設主催の研修会に積極的に参加したりしました。それでも解決の糸口が見えない時は、外部施設の技術員の方を頼って助言を頂きました。その結果、筆頭著者として2報の論文を発表でき、ニッチな研究領域とはいえ「一番」になることができました。この経験から、目標達成のためには自力で努力するだけでなく、行き詰まったときは素直に他者を頼ることも重要だと学びました。 続きを読む