【学生の人数】1人【面接官の人数】2人【面接官の肩書】管理職【面接の雰囲気】2人とも終始なごやかで雑談に近い雰囲気の面接だったが、質問のひとつひとつに論理性が求められていて難易度は高かった。【チームワークを発揮した経験】大学3年の秋に参加した、金融業のインターンでの立案コンペティションである。グループ会議で序盤は積極的に発言したが、具体化した話をしようとすると考えがまとまらず、話を進めることができなくなった。同時に、メンバー同士の理解の不足やモチベーションのずれという問題も発生し、会議は停滞した。そこで自分の役割を再考し、他者の意見やアイデアをしっかりと聞いたうえでまとめることにした。議論が活発になる中で、多くの意見をこまめにまとめ、図や箇条書きなどを効果的に取り入れたスライドを作り、議論の進み具合や決定事項などを理解しやすくなるよう工夫した。結果として優勝はできなかったが、グループ内のMVPに選ばれたことで自分に自信がつき、自分だけでなく他人を輝かせる環境を作る気配りの大切さを改めて感じた。【大学で研究していること】『地域限定的非対面型コミュニケーション』をテーマに、全国各地に存在する民間図書館「まちライブラリー」の「寄贈者が読者にメッセージを書き、その後読者が任意で書き足していく」仕組みに注目している。このメッセージカードは利用者が地域内で同じ趣味・悩みを持つ人と出会う契機になることから、コミュニティやグループ活動にどんな影響を与えているか調査している。この図書館は珍しい施設のため、ボランティアとして活動して施設により深くかかわり、表面だけでは見えないことも調べるように努めている。具体的には、月に一回の定例会議に出席したり、イベントで発表したりすることで、ほかのボランティアメンバーや図書館スタッフと一歩踏み込んだ関係を築き、聞き取り調査が円滑に進むようにしている。【評価されたと感じたポイントや注意したこと】論理だてて話す力と正直さ。年配の人事なので、嘘はすぐばれると思う。見栄を張らずに素直に答えると好印象だと思う。
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