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【多様性を広告の力で創造】【23卒】電通グループの総合職の本選考体験記 No.32118(非公開/非公開)(2022/7/15公開)

株式会社電通グループの本選考における、説明会の参加からWebテスト、エントリーシート、面接、内定までの選考内容や注意すべき点などを公開しています。面接の実施時期や評価されたと感じたポイントなど先輩のアドバイスを見て、選考対策に役立ててください。

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2023卒株式会社電通グループのレポート

公開日:2022年7月15日

選考概要

年度
  • 2023年度
結果
  • 3次面接
職種名
  • 総合職

投稿者

大学
  • 非公開
インターン
  • 未登録
内定先
入社予定

選考フロー

選考情報

OB・OG訪問
実施した
リクルーター
なし

選考時の新型コロナ感染症対策

二次面接まではオンライン。三次面接から対面。

企業研究

OB・OG訪問を通して企業全体の理解を深めた。マス広告が傾斜産業である現代、様々なビジネスに注力している企業であるからこそ、以前に比べ、企業像がわかりづらくなっている。年次の高低に関わらず、できるだけ多くの社員と話すことで、それぞれの社員がどういう業務に取り組んでいるのか、社内外にどのようなインパクトを与えているのか理解することは非常に重要であると思う。また、電通はそれぞれの卒年の採用ページが非常に充実しているため、同様に社員の声や求める人物像を推測することができる。その人物像に沿ったES内容・面接内容にすることで選考を有利に進めることができる。また、就活界隈で人気の企業であるため、各就活支援サイトで多くの体験談を見聞きすることができるので、それらも活用すると良い。

志望動機

3つある。
1つ目は、私の夢である「無意識の偏見や差別のない日本社会の実現」をアイデアの力で叶えたいから。Appleでの就労を通して、人種や性別、障害の有無を超えた全ての人が活躍できる社会を実現したいと強く考えている。私は全ての人に挑戦と活躍の機会を設けたい。その中でも御社のラボのDDL(電通ダイバーシティ・ラボ)は、社会的マイノリティに対して新たな価値創造を繰り返すことで、未だ日本に多く存在する偏見や差別を根絶することができるのではないかと考えている。自分自身もこの活動に加わることで、私の実現したい社会を推進して行きたい。
2つ目は、国内トップの影響力を持つ御社であるからこそ、国内トップレベルの人財と国内トップレベルの事業に取り組めるため。特に御社は競合他社に比べ、国内に留まらず海外へのネットワークを広くもっている。海外まで視野を広げて映画やサービス、製品などを御社の影響力やノウハウを用いて国内に広める事。また逆に日本のアニメ文化や映画・製品を海外に広める事で、人の人生をより豊かにできると考える。
 3つ目は、御社で働かれている方の人柄である。OB訪問や面接、23卒の採用ページの社員の方々のお声を聞いて心の底から尊敬する点が二点ある。1つ目は、「自分の軸を持っている」ということ。自分自身のやりたいことや信念が確立している。純粋にかっこいいと思った。二点目は年次の高い方、低い方かかわらず、見ず知らずの私の話を、興味を持って聞いてくださる姿勢に惹かれた。

エントリーシート 通過

実施時期
2022年03月 下旬
通知方法
メール
通知期間
1週間以内

ESの内容・テーマ

これまでに取り組んできたことが合計100%となるように要素を分解してください。/現在のあなたを形成している、人生の3大エピソードを教えてください。/あなたの周りにある「もっとこうなると素敵だな。」と思う、社会の伸びしろを教えてください。/自分で自分を抑えられないほどあなたを夢中にさせているものについて、その魅力を自由に語ってください。

ESの提出方法

採用サイトのマイページから提出

ESの形式

Webで入力

ESを書くときに注意したこと

広告業界ということもあり、ロジックよりもクリエイティブさを意識し、他の学生のESに埋もれないような内容にするようにした。

ES対策で行ったこと

各就活支援サイトに掲載されているESを参考にして、今まで選考を進んだ既卒の先輩方がどのようなことを意識してESを書いたのかを参考にした。

対策の参考にした書籍・WEBサイト

ワンキャリア、外資就活、就活会議

WEBテスト 通過

実施時期
2022年03月 下旬
実施場所
自宅
通知方法
メール
通知期間
1週間以内

WEBテスト対策で行ったこと

何回も受験したテスト形式であったため、それまでの解法が対策となった。

WEBテストの内容・科目

SPI : 言語、非言語、性格

WEBテストの各科目の問題数と制限時間

他のSPI受験と同様

対策の参考にした書籍・WEBサイト

なし

1次面接 通過

実施時期
2022年04月 中旬
面接タイプ
オンライン面接
実施場所
オンライン

形式
学生1 面接官2
面接時間
30分
面接官の肩書
若手社員
逆質問
あり

通知方法
メール
通知期間
3日以内

会場到着から選考終了までの流れ

オンラインのため特になし

評価されたと感じたポイントや、注意したこと

おそらく一次面接では、最低限のコミュニケーション能力があるかどうかが見られており、内容はそこまで重要視されていない気がする。相手の質問に対し、適切に答え、ちゃんと会話ができれば問題ないと思う。

面接の雰囲気

非常に穏やか。双方の自己紹介やアイスブレイクをしたのち雑談形式の面接であった。面接官側もあまり面接に慣れていないような雰囲気であった。

面接後のフィードバック

なし

対策の参考にした書籍・WEBサイト

なし

1次面接で聞かれた質問と回答

学生時代に力を入れたこと

Apple storeでの就労である。その中でもAppleの下取りサービスであるトレードインのアキュラシーを40%向上させたことだ。勤務している表参道店はトレードインの正確性が月間平均35%と国内のストアで最下位という実態があった。原因として、フロアスタッフの査定対応に対するプライオリティの低さや最終チェックを行うバックステージのスタッフのダブルチェックの不徹底が考えられた。査定額のズレは会社が負担しており、負担が続くと、製品の上限査定額が下がってしまう。結果、お客様に満足なサービスを提供できないのだ。そこで私はオペレーションに異動した月に、初の査定強化期間を設け、約230人のチームメンバーに対してもう一度トレードインの仕組みや導入理由などを共有し、意識の向上を図った。再度、水準を確かめ、不手際があった従業員には、FBを通じて目標に対する意識のベクトルを統一し、再発を防止した。結果、査定強化月間アキュラシーが75%と開始以前に比べ40%向上させることができた。

企業を選ぶ上での軸としているもの

2つある。1つ目は若手を含む個々人の裁量権が充実しているかということ。2つ目は社内の人材が多様性に富んでいるかということ。個々人の裁量権に関して、従来の年功序列的な働き方ではなく、個々人が挑戦でき、意見が尊重される環境は、新たなアイデアや考え方を汲み取り、世の中への価値創造を生み出すことができるのではないかと考える。結果的に会社全体の成長や社会の成長に繋がると考えている。社内の人材が多様性に富んでいることについては、先ほど同様に、新たな考え方やビジネスアイデアを自分に取り入れることができ、自分自身の成長につながるのではないかと考える。以上の二点を考慮して、一人一人が会社全体の成長を底上げするようなカルチャーに魅力を感じている。

2次面接 通過

実施時期
2022年05月 上旬
面接タイプ
オンライン面接
実施場所
オンライン

形式
学生1 面接官2
面接時間
30分
面接官の肩書
不明
逆質問
あり

通知方法
メール
通知期間
3日以内

会場到着から選考終了までの流れ

オンラインのため特になし

評価されたと感じたポイントや、注意したこと

二次面接では、ESを中心に今の自分を形成したエピソードやそれに対する深掘りがされた。一次面接と同様、基本的なコミュニケーション能力に加えて、自分の価値観に対する理解度が問われていると思う。

面接の雰囲気

一次面接同様、非常に穏やかであった。双方の自己紹介やアイスブレイクをしたのち雑談形式の面接であった。面接官側もあまり面接に慣れていないような雰囲気であった。

面接後のフィードバック

なし

対策の参考にした書籍・WEBサイト

なし

2次面接で聞かれた質問と回答

弊社に入ってやりたいことは何ですか?

日本国内における多様性の推進です。Appleでの就労を通して、人種や国籍、障がいの有無に関わらず、全ての人が活躍できる日本社会の実現に対して強い熱意を持つようになりました。国内トップの影響力を持つ御社で挑戦し続けることで、日本社会に新しい価値観や考え方を発信することが出来ると考えています。市場の既存のニーズに合わせた広告を打ち出すだけでなく、広告を活用して、市場に対して新たな価値観を創造したい。NIKEやカルバンクラインの多様性をテーマにした広告のように、既存の広告の在り方に留まらない広告を生み出し、発信することによって、日本に蔓延るアンコンシャスバイアスや固定概念を広告の力で無くしていきたい。

(ESの設問「社会の伸び代を教えて下さい」に対する回答のタトゥーに対する考え方への深掘りとして)子供達がタトゥーに対して恐怖を覚えてしまうことへの考え

子供達がタトゥーが入っている人に対して恐怖を覚えてしまう原因として、そもそも日本社会においてタトゥーが入っている人がマイノリティであるという点が挙げられる。この恐怖心を拭うためには、入っていない人がマジョリティであり、入っている人がマイノリティであるという概念を覆す必要がある。そのアプローチとして、温泉施設やプールなどの公共施設などに代表される日本社会からのタトゥーに対する偏見や抑圧を排除するための広告という媒体を用いた世の中への新たな価値観の創造、既存の考えの刷新が挙げられる。タトゥーが入っている人や入れたいと考えている人が自由な選択をできるようにし、マイノリティの母数を増やすことで子供の恐怖心という問題を解決できるのではないか。

グループディスカッション 通過

実施時期
2022年05月 中旬
実施場所
オンライン

形式
学生5 面接官2
時間
150分
開始前のアイスブレイク
あり
プレゼン
あり

当日の服装
全員私服

通知方法
メール
通知期間
1週間以上

会場到着から選考終了までの流れ

オンラインのため特になし。採点官A,Bと学生5人で行われる。

グループディスカッションの流れ

GD全体の説明、学生自己紹介 20分→Bさんへの質問を考える時間 20分→Bさんへの質問時間 10分→質問に対する答えを踏まえたアイデア出し、プレゼン準備 40分→発表、振り返りシート入力、全体FB、各メンバーへのFB 60分

雰囲気

二次面接を合格したメンバーということもあり、すべてのメンバーがかなりコミュニケーション能力を持っており、非常に穏やかであった。

対策の参考にした書籍・WEBサイト

ワンキャリア、就活会議

テーマ

Bさん(架空の人物を演じる面接官)を喜ばせるためのプレゼントを考えて下さい。

評価されたと感じたポイントや、注意したこと

三次面接とGDの総合評価で合否が下る。多くの就活支援サイトやOB訪問でネガティブチェックのためのGDと聞いていたので、緊張せずありのままの自分で挑むことを意識した。各々の役割を明確にし、その役割を全うできればなんの問題もないと思う。

3次面接 落選

実施時期
2022年05月 下旬
面接タイプ
対面面接
実施場所
東京本社

形式
学生1 面接官2
面接時間
40分
面接官の肩書
局長レベル
逆質問
あり

通知方法
メール
通知期間
1週間以上

会場到着から選考終了までの流れ

会場到着後、40分ほど待機し、面接会場へ。本社ビルの25階の各部屋で面接を行う。終わり次第順次解散。

評価されたと感じたポイントや、注意したこと

OB訪問や各就活支援サイトにおいて、三次面接では志望動機ややりたいことなど、入社後のビジョンについての深掘りがされると聞いていたため、対策していた。しかし志望動機が聞かれなかったのが意外だった。不合格になった理由として自分なりに推測するのは、やりたいことを明確に伝えすぎると他部署や希望職種に配属されなかったときの適応力が低いとみなされるということである。コミュニケーション能力をはじめとした入社するための人間性は一次、二次で合格とされているため問題ない。三次面接の合否を分けるのは、どの部署や職種に配属になっても適用できる汎用性の高いキャリアビジョンを明確にし、面接で伝えることであると考える。

面接の雰囲気

非常に穏やかな雰囲気であった。朝食は食べたか、本社にきてみてどういう印象を持ったかなどのアイスブレイクをした後、会話形式で質疑応答にうつる。

面接後のフィードバック

なし

対策の参考にした書籍・WEBサイト

ワンキャリア、外資就活、就活会議

3次面接で聞かれた質問と回答

電通で何を実現したいか

従来の「プロダクトアウト」(顧客のニーズより企業理念を優先させる考え方)から「マーケットイン」(市場のニーズに合わせたプロダクトを作る考え方)が現在の主流。
既存の市場のニーズを踏襲した上で、企業側が市場に対して新たなニーズや価値観の創造をする、「マーケットアウト」の時代を作り上げたい。その手段として、広告が不可欠である。
具体的なコンテンツとしては、カルバンクラインやナイキの肥満体型の黒人をモデル起用した広告のように、こうあるべきという今までの「当たり前」を覆すコンテンツ
→「私でも買って良いんだ」と思わせることが可能になり客層を広げることにつながる。
規模を広げて考えたときにある客層をターゲットしていると思われているプロダクトやサービスの当たり前を広告の力で覆すことで多くの人の活躍の機会を設けることができる。

学生時代に力を入れたこととその深掘り

アプリ運営の長期インターンにおけるアプリユーザーの使用継続率の向上を目的とした分
析チームの運営だ。経営陣の「投資家、提携先企業への営業の際のユーザーの獲得度数を客観的数値で提示できるようにしたい。」という依頼を受けて、分析チームのリーダーとしてチームを運営した。提案した分析方法として、約1ヶ月間のテストマーケティング期間を設定し、ユーザーを4つのグループ(①アプリをそのまま利用②週ごとのランキング発表③週のポイントに応じた賞金④毎日のドラフトに応じた賞金)に分類。全体の分析に加え、グループごとの分析を行うことで、ユーザーのニーズがより具体的に可視化できることを目的とした。結果、経営者含む多くのメンバーがこの施策に賛同し、円滑に分析を行うことができた。分析から、賞金報酬のあるグループ以外のユーザーの使用継続率が低いことが問題として挙げられた。より多くのユーザーを対象としたアプリに成長させていくという目的から逆算し、解決策として、コンテンツの追加作成やLINE@を用いたユーザーへのランキング報告などの施策を提案し、実行。その結果、賞金報酬のないユーザーの参加率が約25%から約60%へと35%増加し、賞金にかかわらず、アプリを利用するユーザーを獲得することができた。この成功体験から、リーダーシップを発揮するためには、「何をするか」ではなく企画実行の目的やきっかけなどの熱意を周囲の人々に的確に伝えることによって、人の心を突き動かし、同一方向に目的意識を持つ人々を生むことができることを学んだ。

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電通グループの 会社情報

基本データ
会社名 株式会社電通グループ
フリガナ デンツウグループ
設立日 1906年12月
資本金 746億900万円
従業員数 68,282人
売上高 1兆4109億6100万円
決算月 12月
代表者 五十嵐 博
本社所在地 〒105-0021 東京都港区東新橋1丁目8番1号
平均年齢 44.9歳
平均給与 1507万円
電話番号 03-6217-6600
URL https://www.group.dentsu.com/jp/
採用URL https://www.career.dentsu.jp/recruit/2024/
NOKIZAL ID: 1130280

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